プレスリリース
玄関の位置を示す住所を持っているのは日本の人口のわずか半数以下(42%)
● 調査対象者の65%が、正確な番地/住所がない場所でより正確な位置情報を提供するサービスが必要だと回答
● 調査対象者の79%が、ナビゲーションシステムを使っても常に正確な目的地に到着できないと思っていると回答
● what3wordsは 世界中を3メートル四方に分割し、各正方形に3つのランダムな単語の固有の組合せによる「3ワードアドレス」を割り当てることで、正確な位置を検索、共有、ナビゲーションが可能
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11月24日水曜日、東京:本日、革新的な位置情報テック企業であるwhat3words(共同創業者兼CEO:クリス・シェルドリック、設立:2013 年 ロンドン)は、日本のメディア向けの独占記者会見で同社が実施した独自の調査結果(※)を発表しました。そこでは、玄関の位置を示す住所を持っているのは日本の人口のわずか42%であることがわかりました。また、調査対象者の多くは、正確な住所を伝えても、訪問者や配達、サービスが自宅の位置を見つけるのに苦労していると感じ、複合施設内にあるアパートや、地図上ではわかりにくい路地にある家を見つけるのは困難だと回答しています。
この新たな調査結果は、既存の住所システムが2021年現在の社会的ニーズにかなっていないことを示しています。建物やスタジアムの入り口などの正確な場所を特定できる精度がなく、公園、ビーチ、多くの農村地域には住所そのものが存在しません。what3wordsは正確な位置情報を伝える簡単な方法を提供し、これらの問題を解決します。
what3wordsは 世界中を3メートル四方に分割し、各正方形に3つのランダムな単語の固有の組合せによる「3ワードアドレス」を割り当てました。3つのシンプルな単語を使用して、正確な位置を検索、共有、ナビゲーションできます。例えば、///なじめる。えいしゃ。そくせき は、富士山の絶景を望む田貫湖でのピクニックに最適な場所を示しています。iOSとAndroid対応のwhat3words無料アプリとオンラインマップで利用でき、日本語を含む50の言語に対応しています。
調査対象者の3分の2以上が目的地に到達するためにナビゲーションシステムを積極的に利用していますが、79%は使用しているナビゲーションシステムで常に正確な目的地に到着できると思っていません。ナビによって間違った目的地に誘導されてしまうのは、下記をはじめとする多くの要因があります。
● 25%が、建物の入口ではなく、建物の中心部を目的地としたルートが表示されたと回答
● 19%が、住所のない場所(公園、ポップアップ、ビーチなど)を目的地としていたと回答
● 15%が、通り名を入力したら特定の場所ではなく広域エリア全体が指定されてしまったと回答
● 15%が、ナビで認識できない住所(新築ビルや新興住宅地など)を目的地としていたと回答
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当調査では、調査対象者のほぼ半数が、「正しい自宅住所を使用していても、配送やサービスが玄関を見つけられず到着が遅れたことがある」と回答。このことからも、日本の現在の住所は、タクシーの配車、フードデリバリー、当日配達、eコマースなどの急速に発展する移動式サービスの需要を満たしきれていない可能性が明らかになっています。
what3wordsであれば、通りに名前がない、または建物に番号が振られていないことが珍しくない日本の複雑な住所表記方法に起因するさまざまな課題を克服できます。ユーザーは複数の入り口がある建物、駅、コンサート会場、住所が明確でない地域など、広大すぎてわかりにくい場所や混雑した場所でもピンポイントで正確な場所を相手に伝えられます。回答者の約3分の2(65%)が、正確な番地や住所がない場所でより正確な位置情報を提供するサービスが必要だと回答しています。
what3wordsのCEO兼共同創設者であるクリス・シェルドリック(Chris Sheldrick)は、次のように述べています。
「what3wordsは、現代の生活や未来のテクノロジーが必要とする精度を備えています。日本市場にはwhat3wordsがもっと身近に活用される大きな可能性を感じており、ソニーなどの国内のパートナーと協力して、誰もがどんな場所についても簡単に位置情報を共有できるように貢献したいと思っています」
ソニーイノベーションファンドをはじめとする日本の大手企業各社が、what3wordsを支援しています。2016年に設立されたソニーイノベーションファンドは、ロボット工学、人工知能、その他のテクノロジーなどの分野における有望で革新的な新興企業に対する支援に取り組んでいます。ソニーの技術的ノウハウを活用してより良い社会と未来を築くために、これまで米国、日本、ヨーロッパのさまざまな企業への投資を行ってきました。その他の国内のパートナーや投資家には、日立ソリューションズ、SUBARU、アルパイン、インクリメントP、MAPPLE、JTBパブリッシング、S.RIDE、CrossHelmetなどが含まれています。
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ソニーイノベーションファンドの鈴木大祐氏は、「今回の調査で、what3wordsが日本市場にもたらすことができる大きな機会が明らかになりました。我々は、同テクノロジーの革新性を早い段階から認識しており、住所表記方法の新しいグローバルスタンダードを構築する同社の急速な成長に大いに期待しています」とコメントしています。
what3wordsのテクノロジーは、世界のエンターテイメントやポップカルチャーにも影響を与えています。『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』の一場面で登場したり、『Ready Player One』の撮影現場でも使用されました。東京でもThe Knot HotelやThe Hedgehog Cafeなどが、利用者が簡単に入り口を見つけられるようにwhat3wordsを活用しています。公園やビーチで友人と会ったり、ランニングやハイキングの場所、あるいはスポーツ試合の会場を共有するために、世界のあらゆる場所で毎日what3wordsが使われています。
The Knot Hotel:
https://hotel-the-knot.jp/tokyoshinjuku/access/
The Hedgehog Cafe:
https://hedgehoghome.cafe/en/
その他にも、2018年に世界初のスマートカーを発売したメルセデス・ベンツなど、注目すべきパートナーがいます。同社の車両には、what3words音声ナビが組み込まれています。また、フォード、TomTom、HERE、ロータス・カーズ、タタ・モーターズ、トライアンフモーターサイクルズなど、世界最大の自動車メーカーやOEMメーカーの多くもwhat3wordsを導入しています。その結果、世界中の何百万ものドライバーが、わずか 3 単語をカーナビに言うだけでどこでもナビゲートできるようになりました。
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メディアキット:
https://drive.google.com/drive/folders/1rTaNPMkwkCuMG3BDsnX8PAO0isou0jnx
解説動画:
https://drive.google.com/drive/folders/1bjmfIh2yl_-UTVZtn9QdrYFY6MaQSTLS
※調査概要:2021年10月29日〜11月3日に、18 歳以上の日本の成人 1,000 名を対象に OnePoll が実施した調査結果に基づく
what3wordsについて
what3words(共同創業者兼CEO:クリス・シェルドリック、設立:2013 年 ロンドン)は、位置情報を伝える最も簡単な方法です。同システムは世界中をカバーしており、更新は必要なく、オフラインでも動作します。3ワードアドレスは、正確な場所を他の人と共有したり、配車サービスアプリやeコマースのチェックアウトなどのプラットフォームや機械に関単に入力できるヒューマンフレンドリーな方法です。また、音声入力用に最適化されており、入力ミスを即座に特定して修正するためのエラー防止機能が組み込まれています。
iOSとAndroidで利用できるwhat3words無料アプリとオンラインマップでは、現在50言語で3 ワードアドレスを検索、共有、ナビゲートすることができます。世界中で何百万もの3ワードアドレスが使用されており、何千もの企業がそれらを使用してコストを削減し、効率を高め、より良い顧客体験を提供しています。what3wordsは、わずかなコードでアプリケーション、プラットフォーム、 ウェブサイトに統合できます。対象となる非営利団体向けには、無料またはわずかな料金で製品を提供しています。 パートナーには、メルセデス・ベンツ、トライアンフモーターサイクルズ、Premier Inn、AA、および世界中の多くの緊急サービスが含まれています。
what3wordsはイギリス、米国、ドイツおよびモンゴル(ウランバートル)にオフィスを構え、100人以上のスタッフが従事しています。これまでに、Intel、Aramex、ドイツ鉄道、 SUBARU、ソニーイノベーションファンドなどの投資企業から1 億ポンド以上の資金を調達しています。
プレスリリース提供:PR TIMES