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「カーボン・オポチュニティーズ・ファンド」、世界初のトークン化されたカーボンクレジットを発行するGX(グリーントランスフォメーション)に特化した投資プラットフォームを始動

(PR TIMES) 2022年08月18日(木)09時45分配信 PR TIMES

世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)、環境に特化したフィンテック企業Cultivo、脱炭素意識の高い消費者のための金融サービス会社Aspiration、および環境に配慮したデジタル通貨のスタートアップChia Networkは、Carbon Opportunities Fund (カーボン・オポチュニティーズ・ファンド、以下「本ファンド」)の設立を本日発表しました。本ファンドは、認証された高品質なカーボンクレジットを収集しトークン化、それを販売することで革新的なモデルへの民間資本を調達するグローバルな投資プラットフォームです。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=DaG9eGBbcmw ]



本ファンドは、ボランタリーカーボン市場への投資の促進と、主要な国際標準化団体に認証された自然ベースのプロジェクトに出資する機会の拡大を目的とします。カーボン取引エコシステムにおけるこの新たなモデルは、革新的な技術を活用し、認証されたカーボンクレジットの特定、監視、評価、およびネイティブトークン化をサポートします。

「この新たなパートナーシップは、新興市場で生成されるカーボンクレジットの標準化を促進し、気候変動の緩和に貢献します。」とIFCシニアグローバルディレクターのPaulo de Bolle氏はコメントしています。「自然を基盤としたソリューションは、気候変動対策に必要とされる炭素削減量のうち最大で40%を提供することができます。この最新のブロックチェーン技術を活用した新しい枠組みは、様々な資本市場がカーボンクレジット取引に、透明、安全、公平、そして社会と世界に有益な形で、本格的に取り組むことを可能にするイノベーティブな方法を提供します。」

自然ベースのカーボンクレジットの発行者のCultivoと、投資会社であるAspirationは、本ファンドの戦略と実行を主導します。Cultivoのデータドリブンな技術が、継続的に高品質なカーボンクレジットを生成する自然ベースのプロジェクトを特定することに活用されます。Aspirationは、アンカー投資家としてカーボンクレジットのプロジェクト選定とファンドの投資について助言します。トークン化されたファンドのカーボンクレジットをChiaのパブリックブロックチェーン上で始動された世界銀行のClimate Warehouseで追跡することが、グローバルなカーボン取引における透明性の向上と整合性の確保を可能にし、市場からの信頼を獲得する基盤アーキテクチャとなります。

プラットフォームの始動について、Cultivoの共同設立者でCEOのManuel Piñuela博士は次のようにコメントしています。「我々はIFC、Chia Network、およびAspirationと提携し、この新しいプラットフォームを作り上げていくことをとても光栄に思います。Cultivoの独自技術とデータドリブンな選定プロセスが、本ファンドのトークンとしての高いベンチマークを満たす高品質な自然ベースのプロジェクトを選定することを可能にします。また、このプラットフォームは新興市場の現地コミュニティへ重要な収入源を提供し、コミュニティと我々の地球の将来にとって大切な生態系の保護と再生に貢献します。」

さらに、Aspirationの共同創設者でCEOのAndrei Cherny氏は次のようにコメントしています。「Aspirationは、このボランタリーカーボン市場をスケール化させるIFCプラットフォームの初のアンカー投資家になったことを大変嬉しく思います。今まで我々が行ってきた世界中のカーボンクレジットプロジェクトへの重要な投資から得た知見を、この機関レベルのプラットフォームへの助言と指針の提供に役立てたいと考えています。そうすることで、大企業や政府からの高まる需要に見合う自然ベースのソリューションへの、短期的かつスケール化可能な投資を促進させていくことに期待します。」

「このプラットフォームは、今世界が直面している最も重大な問題である気候危機への対策としての重要な共同的取り組みです。IFCは持続可能なカーボンファイナンスにおける意義のあるGXイノベーションを促進しており、我々はそれに対し揺るぎないサポートを示します。」とChia Networkの最高執行責任者Gene Hoffman氏はコメントしています。「Chiaの技術は、持続可能で安全、そして規制に準拠したパブリックブロックチェーンネットワークでしか実現できないブロックチェーンインフラが、実世界の金融技術として有益であることを明らかにしています。」


[画像1: https://prtimes.jp/i/79189/3/resize/d79189-3-3c08e77237ca6689291d-0.jpg ]

国際金融公社 (IFC: International Finance Corporation)について
世界銀行グループの一員であるInternational Finance Corporation (IFC)は、途上国の民間セクター開発に特化した世界最大の国際開発機関です。人々の生活の向上に不可欠な市場と機会を創出するため、IFCは持てる資金、知見、そして 影響力を活かし、世界の100カ国以上で活動しています。 IFC は2021年度、世界中の国々が新型コロナウイルス感染症の影響と闘う中、民間セクターの力を活用して極度の貧困撲滅と繁栄の共有を促進するべく、途上国の民間企業と金融機関に対し総額315億ドルに上る投融資を新たに承認しました。
詳細は www.ifc.org をご覧ください。

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[画像2: https://prtimes.jp/i/79189/3/resize/d79189-3-4e917857d47058c048f0-2.jpg ]

Aspirationについて
社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度B-Corpの認証を受けた企業であるAspirationは、個人、法人、そして政府機関のサステナブル・インパクトのスケール化・自動化を支援するSustainability as a Serviceのリーディング・プラットフォームです。Aspirationは、人々の消費、貯蓄、買い物、そして”Do Well” と “Do Good”(経済的な成功と、社会と世界にとって良いこと)が両立する形での投資をサポートすることにより、700万人以上の会員の信頼を得ています。また、数々の民間企業と公共機関とパートナー提携し、世界中のスケール化可能で高品質な自然ベースのソリューションへの投資を通じて、科学的根拠のある炭素削減コミットメントに見合う高品質な炭素クレジットを創出してきました。
詳細はAspiration.com とAspiration.com/business をご覧ください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/79189/3/resize/d79189-3-2df1da1f6df548aff062-3.jpg ]

Cultivoについて
Cultivoは、大規模な自然への投資を促進することをミッションとする、環境に特化したフィンテック企業です。Cultivoは、技術、投資、環境科学、そして現地部隊の機能をユニークな方法で一つの組織下に融合させることにより、高品質な自然資本のポートフォリオを構築し管理しています。Cultivoは、自然資本への投資を求める金融機関や企業に機関グレードの商品を提供しその為に、NGO、土地所有者、プロジェクト開発者、有識者などとパートナーシップを結びます。Cultivoは本拠地を米国に置くパブリック・ベネフィット・コーポレーションであり、メキシコ、イギリス、ヨーロッパで活動しています。詳細は https://cultivo.land をご覧ください。

[画像4: https://prtimes.jp/i/79189/3/resize/d79189-3-f693c1c7e2d1edabf915-1.jpg ]

Chia Networkについて
Chia Networkは、実世界での使用と応用を促進する為により良いブロックチェーンを構築しました。ChiaはBitTorrent発明者のBram Cohen氏によって設立され、安全、持続可能、かつ規制に準拠したブロックチェーンを提供し、デジタル通貨インフラとグローバルな分散型金融へのアクセスの基準となっています。革新的なProof of Space and Timeコンセンサスアルゴリズムを通じて、Chia Networkのパブリックかつオープンソースのブロックチェーンは世界中のハードディスクの空き容量を活用し、2009年のBitcoin以来初めてとなる、新たなナカモトコンセンサスを生成しました。
詳細はhttps://chia.net/をご覧ください。


■本件についてのお問合せ先
齋藤ラッセル
日本代表
Chia Network Inc.
russ@chia.net



プレスリリース提供:PR TIMES

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