プレスリリース
〜探究型SDGs学習×体験旅行〜
株式会社TOKYO EDUCATION LAB(本社:東京都港区 代表取締役社長:金井 隆行、以下 TOKYO EDUCATION LAB)は、駒場学園高等学校(東京都世田谷区)に採用いただいた探究型SDGs学習を取り入れた体験旅行(修学旅行)において、同校2年生185人が「総合的な探究の時間」(*1)を使って6か月間にわたる学びまとめた松江市シティプロモーションの提案を、12月20日(月)、上定昭仁松江市長に提案しました。
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探究学習のテーマは「松江を豊かにする」
2022年4月の「総合的な探究の時間」の導入に先駆けて、駒場学園高等学校では1年生から探究学習を行っておりSDGsや社会課題などをテーマに学んでいます。同校では体験旅行(修学旅行)も探究学習の一環としてとらえ、日々の探究学習と体験旅行での事前学習やフィールドワークを一体化して今年度初めて実施しました。
当社では、この探究型SDGs学習のカリキュラムを造成しご提供いたしました。そして、今回、松江市の全面的なご協力により、185人の生徒が「松江を豊かにする」をテーマに、「松江市観光PR」と「玉造温泉活性化」の2つのプロジェクトに分かれて“高校生目線”のシティプロモーション案を提案するプレゼンテーション大会が実現しました。決勝戦には上定昭仁松江市長を特別ゲスト審査員にお迎えし、予選を勝ち抜いた5チームが優勝を競いました。
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33チームの中から優勝したチーム:
「松江市観光PR」プロジェクトでは、『松江グラマ―を増やそう』と題して公式インスタグラムの有効活用策の提案をしたチームが優勝。現状の課題と改善案を提案し、若者に親しみやすい内容や写真映えするスポットの新設などの具体的アイディアを紹介しました。
「玉造温泉活性化」プロジェクトでは、家族連れをターゲットにした温泉周辺でのキャンプ場整備を提案したチームが優勝。竹林面積の多さに着目し、サステナブル視点で竹をつかったキャンプ用品やグッズ販売のアイディアを盛り込みました。
観光に携わる地元・松江の方々が全面タイアップの探究プログラム
今回の出張プレゼンは、松江観光協会さまをはじめ、松江市の観光振興を推進する方々にご賛同いただき、課題設定の際の授業でのビデオ出演や体験旅行中のインタビューなど、全面的なタイアップで実現したものです。優勝チームのアイディアは、今後、観光施策の中で検討される予定です。
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松江市 上定昭仁市長のコメント:松江の魅力と課題に着目して、探究学習に来ていただいたことをとても嬉しく思います。事前によく勉強されていて、2日間のフィールドワークも経て、率直で説得力のあるご提案をいただきました。客観的な視点での鋭いご指摘に、皆さんからいただいたご提案を踏まえて、松江はどんどん進化していきますので、ぜひまた訪ねてください。お待ちしています!
駒場学園高等学校 教務部長 鴇田克彦教諭のコメント:出発前の事前学習で学んだ知識と実際にフィールドワークで肌で感じることで、学習効果が高まったのではと思います。事前学習では「松江はどこにあるのか?」から始まり、生徒自らが調べて、考えて、対話して、発信するという過程で子供たちは大変成長しました。このような学びが、受験でも社会人になっても役立つものと思います。生徒たちにとって6か月間学んだことで島根県松江市に愛着がわき、何度も訪れたい思い出の地になったことと思いますので、松江市に再び訪れるなどして将来少しでも松江市に恩返しができればと期待しております。
TOKYO EDUCATION LABでは、「旅行×探究学習」プログラムの開発に積極的に取り組んでまいります。そして、主体的な学びを促進し、子どもたちが大人に成長した後でも強く印象に残る探究型修学旅行を提供してまいります。
*1)学習指導要領の改訂により、高等学校では2022年度から「総合的な探究の時間」が導入されます。この「総合的な探究の時間」では、生徒が主体的に課題を設定し、情報の収集や整理・分析をしてまとめるといった能力の育成を目的としています。現在、首都圏の私立校ではこれらの取り組みを早期から取り入れる傾向となっております。
[株式会社TOKYO EDUCATION LABについて]
「未来をつくる子どもたちに 探究的な学びの機会を提供する」ことをビジョンに、これからの日本や世界を担う10代の子供たちにむけて、さまざまな学習機会やプログラムを提供しています。
会社概要 https://tokyo-education-lab.co.jp/#about
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プレスリリース提供:PR TIMES