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『ヘンプ(産業用大麻)』がサステナブルの鍵!九州ヘンプ協会は環境省グッドライフアワードを受賞しました。

(PR TIMES) 2024年12月02日(月)10時45分配信 PR TIMES

農業従事者を中心としたメンバーで組織された九州ヘンプ協会。衣食住・医療・エネルギーと様々な業界を駆け回りこれまでにない取組に挑戦しています。


この度、一般社団法人九州ヘンプ協会(所在地:佐賀県佐賀市、共同代表理事:立川 洋輝)は、環境省が主催する「第12回環境省グッドライフアワード」において、「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞いたしました。

この賞は、当協会の「NO HEMP, NO GOOD LIFE!『古くて新しい作物を活用した地域と人を元気にする取り組み』」が、サステナブルな社会を実現するための新しい暮らし方やライフスタイルをデザインし、実践する取組として評価されたものです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153756/1/153756-1-4d9befd064b45267de80de4a11338f1d-1067x802.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[初夏のヘンプ畑]

環境省グッドライフアワードについて
環境省グッドライフアワードは、環境と社会を良くする取組を表彰する制度で、全国から寄せられた多くの応募の中から、特に顕著な取組が選出されます。

環境省グッドライフアワード
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/index.html

取組内容
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153756/1/153756-1-8e8c885467035947294fe437f411aecc-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[ヘンプの苗: 小さな苗に大きな希望が詰まっている]

ヘンプ(産業用大麻)※。それは日本では縄文時代より有用作物として栽培されながらも、様々な制約、社会に広まった誤った認識のため忘れ去られつつある作物です。しかし現在、持続可能な社会を実現するひとつの鍵としてヘンプが与えるポジティブなインパクトに世界中が注目しています。当協会は、ヘンプの有用性の啓発するとともに、農業における課題の解決、日本の伝統・文化の継承、新たなヘンプ関連産業の創出の実現を目指しています。
※ ヘンプとは大麻草の成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)の値が基準値以下のもの
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153756/1/153756-1-70ab7564f8154cdf019bc984f3b3840b-1876x1196.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[活動写真]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153756/1/153756-1-fc6b7cbc23e48dcfa5d38399dffdf4a7-1722x1006.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[取組評価]

これまでの取組
1. 普及啓発活動
- 農業、食品、繊維、医療、環境、金融など多岐にわたる業界関係者や地方自治体、省庁に対し、ヘンプの有用性をテーマにしたプレゼンテーションを実施。これまでの活動で300名以上の理解者や賛同者を得ました。- 国内での勉強会など最新の情報収集とネットワーク構築を進めています。2024年にはヨーロッパ最大のヘンプ関連カンファレンス「EIHA Conference」にも出席しました。- 地元企業との連携により、ヘンプシードナッツを用いたスイーツ(佐賀産米粉とのコラボレーション)を開発し、配布とアンケート調査を行いました。また、管理栄養士を招いてヘンプシードナッツ試食会を開催し、栄養価の高さや摂取の工夫などを学ぶ機会を提供しました。
2. 栽培プロジェクト※
- 荒廃したガラス温室を整備し、2024年に試験栽培を開始。試験栽培では、品種の特性や栽培条件を調査し、来年度からの本格的な栽培に向けて準備を進めています。- 佐賀県内外で遊休農地の確保を行い、地域住民の協力を得ながら、農業モデルの構築を進めています。中山間地域では、限界集落の農家から「地域再生の希望」として期待されています。
※ 当協会は大麻栽培者免許の交付を受け、行政の指導のもと栽培を行なっています

3. 地域連携と展示活動
- 佐賀県主催「さが産業グリーン化技術展」に出展し、ヘンプを利用した製品やパネル展示を実施。特にグリーントランスフォーメーションに関連する取組として、自治体や企業から高い関心を集めました。- 農水省主催「アグリビジネス創出フェア2024」に出展し、国内で初めてヘンプから作られたフローリング材を展示しました。また研究者、企業向けの種子輸入代行などヘンプ産業への進出をサポートする取り組みを紹介しました。
今後の展望:
1. 偏見の多いヘンプを正しく理解していただけるよう、普及啓発活動をさらに推し進めます。
2. 「みどりの食料システム戦略」に基づき、ヘンプの特徴である農薬や化成肥料に頼らない栽培が可能、大量の水を必要としないという点を活かし、持続可能な農業を目指します。
3. 地域に合ったヘンプの品種選定や栽培指導を通じて、地元農家との密接な連携を行います。また、地域、企業、大学、行政との連携も強化していきます。
4. 地域資源を活用して環境・経済・社会を良くしていく事業を生み出し続けることで地域課題を解決し続け、自立した地域づくりに貢献します(地域循環共生圏、スマート・テロワール構想の実現)。
受賞プロジェクト代表者コメント
一般社団法人九州ヘンプ協会 共同代表理事 立川 洋輝
「この度はこのような名誉ある賞をいただき大変光栄に思います。また、受賞を通して、私たちの取組を発信する機会をいただけること、大変嬉しく思います。これまで当協会の取組をご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。私たちの目の前には、農業の課題、地域の課題、環境問題などが山積していますが、その解決策のひとつとしてヘンプを農作物として定着させることで、地域と人を元気にできると確信しています。多くのみなさまにこの取組を知っていただき、ライフスタイルを見直すきっかけにしていただけると幸いです。」
環境省の公式発表
本受賞に関する詳細は、環境省の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
https://www.env.go.jp/press/press_04067.html
法人概要
法人名:一般社団法人九州ヘンプ協会
所在地:佐賀県佐賀市南佐賀2-14-5
設立日:2023年8月8日
代表者:立川 洋輝、田中 雄一郎
公式ウェブサイト:https://www.kyushu-industrial-hemp-association.org/
SNS:https://www.instagram.com/kiha_jpn/
お問い合わせ先
担当者:立川 洋輝
メールアドレス:info@kiha.or.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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