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自動車向けサイバーセキュリティソリューションのVicOne、蘭TomTom社と提携

(PR TIMES) 2023年05月20日(土)15時15分配信 PR TIMES

スマートコックピット用サイバーセキュリティソフトウェアを提供、統合車載インフォテインメントシステム使用時の個人情報窃取リスクを回避技術のイノベーター同士が提携し、安全なスマートコックピット環境を実現

トレンドマイクロ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン)の子会社で、
自動車向けサイバーセキュリティソリューションのリーディングカンパニーであるVicOne(ビックワン、台湾・台北市、CEO マックス・チェン)は、ユーザーの位置情報を扱うジオロケーション技術の専門企業であるTomTom社(トムトム、以下TomTom、オランダ・アムステルダム、CEOハロルド・ゴダイン)と提携して、
運転者のデジタルライフにおけるコネクテッドカーのセキュリティ対策へ取り組みます。
 VicOneは、TomTomとの提携により、スマートコックピット用サイバーセキュリティソフトウェアを提供することで、自動車ユーザーのデータプライバシーを保護するOEMを支援します。

 コネクテッドカーのエコシステムに関連する多くの企業は、オンラインゲームやビデオ会議などの車載インフォテインメント(IVI)アプリ開発に取り組んでおり、運転者のキャビン体験を拡張し、より安全なサービス提供に注力しています。いっぽうで、これらの拡張アプリケーションの追加により、車両はサイバー攻撃に対して脆弱となるリスクもあり、利用者の個人情報が窃取される可能性もあります。

 利用者は、VicOneのセキュリティアプリをIVIシステムにダウンロード・インストールし、これらの脅威へのセキュリティ対策を講じることができます。これにより、不正なIVIアプリや脆弱なブラウザを介して車内の音声通話やビデオ通話から個人情報が窃取されるリスクを回避します。
 この対策により、不正なアプリやURLの検出が可能となり、利用者が不用意に開かないよう警告を行うこともできます。さらにこれらの不正アプリをブロックすることで、将来的なリスクを防ぐことも可能となります。
 また、VicOneのソリューションは、24時間体制で個人情報を監視し、より積極的なセキュリティ体制を実現します。監視対象には、メールアドレス、銀行口座番号、クレジットカード情報など、さまざまな情報が含まれます。これら機密性の高い個人情報が漏えいした場合、直ちに利用者へ通知され、対策が講じられることでセキュリティ侵害を阻止します。 

[画像: https://prtimes.jp/i/122275/1/resize/d122275-1-1ac081ac8610cac06fce-0.jpg ]

<今回の提携に関する両社コメント>


■TomTomの製品管理副社長、Paul Hesen(ポール ヘセン)氏コメント:
接続されたコックピットは、大きな可能性と共に潜在的なリスクももたらします。
今回のVicOneとの提携は、私たちの、比類なく安心かつ安全なドライバー体験を提供するための不朽の取り組みを強調するものです。
今回の提携により、車内の利用者に安心感を提供し、一貫性と統合性に優れたタスク指向のデジタルコックピットが提供できます。

■VicOneの戦略的パートナーシップ副社長、 Edward Tsai(エドワード ツァイ)
コメント:
車がスーパーコンピューターのようになる中、包括的な脅威に関する知見とネットワークセキュリティの専門知識を組み合わせた取り組みが、これまで以上に重要になっています。利用者向けにパーソナライズされた情報がモビリティの未来を約束する一方で、その実現に備えたセキュリティ対策もキャビン内には求められます。VicOneとTomTomは、コックピットでのより良いデジタルライフというビジョンを共有しており、今回の提携により、自動車エコシステムをこうした未来へと一歩近づけることができるでしょう。
VicOneのxCarbon ECU侵入検出および防止システムをTomTomのデジタルコックピットと組み合わせることで、OEM向けに多層化されたサイバーセキュリティの提供が可能となり、ひいては、自動車の購入に際して車両オーナーは、より安全なセキュリティ対策を確保できます。
 台湾・台北で2023年5月9日から11日まで開催された「Cybersec 2023」のVicOneのブースでは、IVI内での車両オーナーの個人情報やプライバシーを保護するため、VicOneのスマートコックピット保護アプリがTomTomデジタルコックピットソリューションでどのように活用されるかを紹介しました。また、同イベントでは、TomTomデジタルコックピットやVicOneのサイバーセキュリティソリューションに関する詳細も展示しました。

<両社について>
■TomTomについて
TomTomは、何十億ものデータポイント、何百万ものソース、何百ものコミュニティなどについて、
すべてをまとめて世界で最もスマートな地図を作成する地図製作の企業です。
ドライバー、自動車メーカー、企業、開発者へ、位置データと関連技術を提供しています。
アプリケーション対応の地図、ルーティング、リアルタイム交通情報、デジタルコックピット、API、SDKを活用して、
「夢見る人と行動する人がモビリティの未来を築くこと」を支援します。
アムステルダムに本社を置き、世界中に4,000人の従業員を擁する同社は、30年以上にわたって世界中の人々が道を見つけるお手伝いをしてきました。
詳細はwww.tomtom.comをご覧ください。

■VicOneについて
VicOneは、未来の自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。
自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なセキュリティニーズにマッチし、セキュリティを確保、スケーリングするように設計されています。
VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。
これにより、類まれな自動車の保護と深いセキュリティへの洞察を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。詳細はwww.vicone.comをご覧ください。

会社名  :VicOne
代表者  : CEO マックス・チェン
設立日  : 2022年6月
従業員数 :約100名
所在地  : 11F, No. 198, Section 2, Tun Hwa South Road, Taipei, Taiwan
事業内容 :自動車向けサイバーセキュリティソリューション
U R L  : https://www.vicone.com/jp

本リリースは、テキサス州ダラス、台湾・台北でも発表しています。

プレスリリース提供:PR TIMES

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