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Mad Monkeyが東南アジアでの事業拡大に向けEXSから460万米ドルの資金を調達

(PR TIMES) 2022年04月04日(月)11時15分配信 PR TIMES

東南アジアの大手ホステルオペレーター兼サステナブルな旅行体験を提供するMad Monkeyは、アジア地域の不動産事業及びプラットフォームに特化したプライベートエクイティ企業であるEXSが出資し運営する、シンガポール本拠のファンド・プラットフォーム、EXS Property Innovation Concepts VCC(以下「EPIC」)から第一弾となる大型の資金調達を完了しました。

Mad Monkeyは過去10年間の好調な業績を礎に、今後3年間で著しい成長が見込まれているアジア地域のポートフォリオを拡大させるため、調達した当該資金を活用していきます。
2022年4月4日 シンガポール - カンボジアの首都に夕日がゆっくりと沈んでいきます。Mad Monkeyがプノンペンの中心地に第一号店のホステルを開業して以来、急速に発展を遂げるプノンペンではここ10年のうちに様々な開発が行われました。仏塔を超えるような高層ビルが建設され、ゆっくりと進むトゥクトゥクをSUVが追い越していき、携帯電話が主要な支払い方法になりました。しかし、これまでと変わらずに存在し続けているものもあります。それは、色鮮やかな街や夢のような浜辺、魅惑的な遺跡への探検へと若い旅行者を連れだす、地域の魅力と魂であり、現在、各都市がコロナからの回復の兆しを見せています。

夕暮れ時がMad Monkeyのホステルのプールで音楽が次第に大きくなり始め、ゆっくりとパーティーが始まる頃です。しかし現在はその様相とは異なっています。Mad Monkeyの従業員が一丸となり、国内外の旅行客の皆様をお迎えするべく、既存店の再開に向けて準備を進めています。Mad Monkeyは増加傾向にある若年層のデジタルノマド旅行客や、旅行、交友関係の構築、新たな文化的体験を求める体験を重視する旅行客に対して、いつまでも記憶に残る、サステナブルで文化的な体験型の旅行を提供することで、過去10年のうちに東南アジアで代表的なホステルオペレーターとしての地位を築き、6カ国でホステルを開業してきました。

コロナ後を見据えたビジネスの再開は、大きな目標の下で事業の計画を加速させています。Mad Monkeyは体験型のホスピタリティを提供する地域最大のオペレーターとしての地位を固めていくために、今後3年間でアジアとオーストラリアに50店舗を開業する準備を進めています。

この目標を達成するため、Mad Monkeyはシンガポールを拠点とする不動産事業及びプラットフォームに特化したプライベートエクイティ企業EXS と、コワーキング、コリビング、学生寮、新たなホスピタリティ、現代的なフィットネス様式を含む、アジア地域の「ニューエコノミー不動産」に特化したEPICを通じて提携を結びました。EPICはMad Monkeyの 短期的な成長を導き、東南アジア地域を代表するホステルオペレーターとしての地位を強化していくために、Mad Monkeyに対して460万米ドルの投資を完了しました。 

EXSのEric Solberg CEOは次のように述べています。「Mad Monkeyは東南アジアを代表する企業であり、ユニークな体験を旅行客へ提供するために不動産、ホスピタリティ、テクノロジーを融合させた、不動産業界のニューエコノミーのビジネスモデルへの継続的な移行を象徴する一例です。Mad Monkeyは過去10年で、社会と環境への責任を中核に据えた価値観の上に事業を築き上げると同時に、事業拡大や収益性の維持、安定的なチームの育成に積極的に取り組んできました。我々は東南アジア地域でMad Monkeyが新たなフェーズへの成長を始めることを誇りに思うと同時に、喜ばしく感じています。」

EXSはアジアの不動産プラットフォームに関する知見を活かしMad Monkeyを支援していきます。東南アジア地域での投資実績を有するプライベートエクイティ企業として、EXSは不動産業界の新たなビジネスモデルで成長が加速することを期待しています。EPICを通してEXSはMad Monkeyが成長を加速させ、地域の観光業の急回復から恩恵を得られるよう、Mad Monkeyの運営と不動産の双方の面で価値を創造し、支援していきます。

Mad Monkeyは2011年にAlex、Steve、Tom、Oliverをはじめとするバックパッカーらの熱心な起業家たちによって設立されました。Mad Monkeyは社会や環境への良い取り組みを通し、旅行客が責任を持ちつつ、サステナブルに地域文化を体験し、地域コミュニティを活性化するというように、良い行動を通して良い時間を過ごしたいという思いや、旅行客の情熱や変わることのない要求に支えられた最上級の顧客体験を提供するために設立されました。

Mad Monkeyは10年間にわたり、水の浄化やビーチの清掃、教育のプロジェクトを含む、効果的なプロジェクトを地域コミュニティに提供し、常にESGに焦点を当ててきました。 EPICの投資を通じて、Mad Monkeyは今後も地域コミュニティを支援することに焦点を当てていくと同時に、グローバルな経験を有するホスピタリティのプラットフォームとしてMad Monkeyの事業を拡大させていきます。

EPICの支援を受けながら、Mad Monkeyはコロナ禍でデジタル化を進めることに活用し、専用の予約エンジンを用いた統合されたテクノロジーのプラットフォームを構築し、旅行の全行程で顧客とパーソナライズされたデジタル・コミュニケーションをとるためにマーケティングのテクノロジーを活用していきます。

Mad MonkeyのChairmanであるSteve Vaileは次のように述べています。「我々はMad Monkeyを通じた顧客体験を変革し、ポケットの中のスマートフォンだけでお客様が好みに応じて旅程や体験をその場で決められる手軽でデジタル化された旅を提供していけることを楽しみにしています。」

デジタル化への取り組みに沿って、Mad MonkeyはMad Monkey Experienceというアドベンチャーや旅行、体験に至るすべてを一つのアプリでスケジューリングでき、旅行客がMad Monkeyのホステルをスムーズに予約できるためのモバイルアプリの立ち上げを準備しています。

Mad Monkeyのデジタルプラットフォームは顧客により良い体験を提供すると同時に、リアルタイムなフィードバックが得られることにより、事業戦略や提供する体験を反映した旅行客のニーズを予測させることを可能にさせます。

パンデミックは他の業界以上に観光業に大きな打撃を与え、その状況に適応できるビジネスだけが存続しています。人気を集めているMad MonkeyのGolden Ticketsプログラムは旅行客が長期間にわたる柔軟かつリスクなしに、好きな時に利用できる旅行プランを実現させます。

Mad Monkeyの特徴的なコミュニティや文化に特化した体験に加え、新たなテクノロジーやフレキシブルな旅行のモデルは、コロナウィルス感染拡大による二年間にわたる旅行制限の終焉で、飛行機に飛び乗りたい、という大勢の若い旅行客を満足させることを見据えています。

Mad Monkeyは事業の継続的な成長と、リースホールド及びフリーホールドの不動産の所有を拡大させるため、さらなる資金調達を目指し、EXSやアドバイザーとも協働していきます。EXS、EPICと共にMad Monkeyは今後もアジア地域を代表する体験型ホスピタリティのプレーヤーとしての地位を築き続けていきます。


Mad Monkeyについて
Mad Monkeyは東南アジア拠点のホステルオペレーターであり、旅行客に価値のあるサステナブルな体験を創造しています。Mad Monkeyの各ホステルは、顧客、従業員、我々が拠点を置く地域コミュニティのために、最もサステナブルな方法で最上の顧客体験を提供することを目的としています。Mad Monkeyは単なる宿泊施設以上に旅行客の第二の家の拠点であり、没入型の文化的体験や冒険、旅行、教育活動、イベントを求め、志を同じくする人々が出会い、コミュニティを形成する場所です。

詳細情報についてはMad Monkeyのウェブサイト(https://madmonkeyhostels.com/)をご覧ください。


EXSについて
2007 年に設立された EXS は香港とシンガポールを基盤とする独立系投資グループで、アジア環太平洋地域を中心に活動しています。EXS のチームは、香港証券先物取引委員会、香港地産代理監管局、シンガポール金融監督局、およびケイマン諸島金融庁の認可を受けています。

EXSは市場リーダーを目的として、アジア地域の専門の経営陣とパートナーシップを組んでいます。EXSのユニークな戦略とファンド構造による、投資先の経営陣と長期的なパートナーシップや、逆張り的な要素を含む段階投資を可能とし、より高くのリターンを得ることが出来ます。設立以来、機関投資家、ファミリーオフィス、富裕層の投資家に対し、10億米ドルを超える投資活動を実施してきました。現時点でEXS Capitalの取引は投資家及び経営陣に高い収益を創出しています。

詳細情報についてはEXSのウェブサイト(www.exs.com)をご覧ください。

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プレスリリース提供:PR TIMES

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