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プレスリリース
【850年続く、群馬県高崎市の安産・子育ての宮「山名八幡宮」】令和四年元旦、山名八幡宮は伝統を守るため、デジタル技術を活用し、「新しい生活様式」に基づいた、新たな時代の初詣を執り行います。
令和四年元旦、850年続く群馬県高崎市の安産・子育ての宮「山名八幡宮」は、伝統を守るため、デジタル技術を活用し、「新しい生活様式」に基づいた、新たな時代の初詣を執り行います。
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山名八幡宮は、平安時代後期の安元年中(1175~77年)、大分県に鎮座する八幡宮総氏神の宇佐八幡宮より勧請されました。室町時代、後醍醐天皇の孫「君長(ただなが)親王」が安産祈願に参拝され、無事生まれた男の子「良王(よしたか)君」は、その後、健やかに成長されました。それ以来、安産と子育ての神社として地域内外より永く称えられ、現在でも多くのご家族がご祈願に訪れています。
そしてこの度、山名八幡宮は新型コロナウィルス感染症の影響で、人々が「新しい生活様式」に移行していく中、ホームページをリニューアルし、オンラインの「ご祈願予約」を開始いたしました。
また、全国で約1万人程いると言われている山名姓及び血縁関係のある末裔も含め、全ての山名一族、さらに、神社に訪れることが難しい方や遠方にお住まいの方に向けて「オンライン授与所」も開設いたしました。普段は授与所でしか頒布していない、山名八幡宮ならではの御守や縁起物をお受けいただけます。
加えて、令和四年の初詣では、昨年から引き続き「分散参拝カレンダー」による分散参拝の推奨や、お焚き上げ供養サービス「みんなのお焚き上げ」との連携、最後に、手指消毒やマスクの着用といった基本的な感染症対策を徹底して行い、ご家族で安心して参拝できるよう務めて参ります。
【オンラインご祈願予約】
山名八幡宮のホームページ上から、簡単にご祈願の予約を取ることが可能になりました。
コロナ禍で需要の高まったウェブ予約のシステムを、神社として独自に導入することで、ご祈願を希望される方は、ご希望の日程を電話で確認することなく、予約を取ることが可能です。
また、予約段階で繁忙日も分かるため、参拝時の密を避け、分散参拝を促す効果もあります。
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【オンライン授与所】
全国で約1万人程いると言われている山名一族、また、神社に訪れることが難しい方や、遠方にお住まいの方に向けて「オンライン授与所」を開設いたしました。
安産の縁起物である「山名犬張子」や、疳の虫封じの縁起物で、祖父母から孫に送る慣わしのある「山名虫切獅子頭」など、山名八幡宮ならではの授与品や縁起物が、オンラインでお受けいただけます。
コロナ禍でオンラインショップの需要が高まる昨今、パソコンやスマートフォン、 タブレットなどを通じて、直接、神社で授与品を受けることなく、より多くの皆さまへ、山名八幡宮とのご縁を結ぶきっかけとなる場です。
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【分散参拝カレンダー】
コロナ禍の初詣の新たな形として、分散参拝を推奨しています。
山名八幡宮では参拝に縁起の良い日を一目瞭然に分かるよう、分散参拝カレンダーを作成し、年末より参拝する皆さまへお配りしております。
山名八幡宮では初詣期間を二月三日の節分までとし、従来、正月の三ヶ日に集中する初詣の参拝者へ、分散参拝の呼びかけを行います。
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【みんなのお焚き上げ】
古くなったお札やお守りはもちろん、一般のゴミになかなか出しづらい思い出の品々を、お祓いをした後にお焚き上げします。
初詣の期間中は、毎年多くのお焚き上げの品々が神社に集まります。
また、コロナ禍で家で過ごす時間が増えたことにより、断捨離によるお焚き上げ需要も高まっています。
山名八幡宮はお焚き上げ供養サービス「みんなのお焚き上げ」と連携して、全国から送られてくる思い出の品々を神社の境内にてお祓い、お焚き上げを実施しています。
お焚き上げ完了後は、完了報告書が発行されたり、希望する方は、お焚き上げ風景の動画も閲覧可能です。
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【宮司からのご挨拶】
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先人から受け継いだ神社の祭祀を絶さず、後世により良い形で引き継ぐこと。
それは、長い歴史の一時期を任された宮司の責務だと日々感じています。
今年の初詣、元旦の参拝者がコロナ禍のため激減しました。
翌一月二日に、地元地域の小学校でクラスターが発生したことが新聞に掲載され、更に減りました。
想像はしていたものの、想定を遥かに超えた状況に愕然としました。
850年続く山名八幡宮。
永き歴史の中では、疫病の流行はもちろん、戦争や飢饉などの多難があり、それでも各当代が地域や関係者の人々と知恵を絞り、苦難を乗り越えてきました。
今回も乗り越えなくてはなりません。
幸いにも本年は、今のところ日本国内における新型コロナウィルス感染症の流行は落ち着いておりますが、第六波の到来も囁かれる中で、オミクロン株はもちろん、またウイルスの変異が起こり、陽性者が急増する可能性は無くなりません。
そんなリスクを避けるために、時流を考え、インターネットの技術を駆使し、この度、オンライン授与所と、オンラインのご祈願予約を開設しました。
また分散参拝カレンダーを併用することによって「密」を避けることのできる、新たな時代の初詣を提案します。
オンライン授与所は、御守や縁起物を受ける際にできる「密」を避け、ご自宅でゆっくりと選ぶことができます。選んだ授与品は、後日お祓いをした後にご自宅まで郵送させていただきます。
また、当社は地域氏子の方々と、山名宗全で知られる山名一族の庇護の下、続いてきました。
現在では少なくなったとは言え、初詣や大祭には全国から「山名さん」が訪れます。
代々続いてきた山名八幡宮のお守りや神札を毎年受ける山名一族の文化を、緊急事態宣言などによって途切れさせないために、オンライン授与所は大事な存在です。
さらに、初詣時に集中する厄払いや家内安全などのご祈願や、週末や大安、戌の日などにどうしても集中する七五三や安産、初宮参りのご祈願など、その際の「密」を避けていただけるよう予約状況を見える化し、平準化するために、オンラインでの予約システムを導入しました。
山名八幡宮では伝統を守るために、進化することを躊躇わず、より良い形で先人からの宝物を後世に引き継いで参ります。
山名八幡宮
二十七代目宮司
高井俊一郎
プレスリリース提供:PR TIMES