プレスリリース
〜エクソンモービルとの協業により、効率化のための独自テクノロジー・ソリューションを提供〜
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2024年10月25日(金)オタワ発 - エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションにおける世界的リーダーKinaxis Inc.(TSX:KXS、以下キナクシス)の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、日本法人社長:金子 敏也)は、世界最大級の統合燃料、潤滑油、化学会社であるエクソンモービルとの共同開発契約を締結し、エネルギー業界向けに特化したサプライチェーン・テクノロジー・ソリューションを創出することを発表しました。
現代の生活を支えるエネルギー製品への需要の高まりを背景に、両社はエネルギー業界特有のサプライチェーンの課題を特定し、それらを解決するための業界全体に役立つソリューションの開発に取り組みます。
キナクシスとエクソンモービルは、業界全体の標準がなく、スプレッドシートや手作業に大きく依存している複雑な燃料商品市場向けの供給と需要の計画ソリューションに重点的に取り組みます。このソリューションにより、製油所から顧客までの統合計画が可能となり、タイムリーなデータを活用して最も正確な供給・需要計画、バランス調整、シグナリングを実現します。期待されるメリットには、自動化されたデータの可視化、在庫管理の改善、ターミナル補充の最適化、供給シナリオの計画強化が含まれ、裁定取引の機会を生み出し、供給コストを削減する効果が見込まれています。
化学品および潤滑油分野では、両社は製造および物流の制約管理に加え、シナリオモデリングと評価を組み合わせた高度な計画ソリューションを開発しています。
さらにこの共同開発では、上流業務向けに特化した既存の販売および業務計画ソリューションを導入し、資材や資産の調達、保管、移動を最適化することで、稼働率の向上とコスト削減を図ります。
エクソンモービル・グローバル・サービス・カンパニーのサプライチェーン部門プレジデント、Staale Gjervik(スターレ・ジェルヴィク氏)は、以下のように述べています。「昨年、私たちはエクソンモービルのすべてのサプライチェーン活動と専門知識を一つの中央システムに統合し、世界最大級のサプライチェーン運営を構築しました。その過程で、さらなる価値創出を可能にするための重要なソリューションの欠如を特定しました。サプライチェーン・テクノロジーの大手プロバイダーであるキナクシスとの協業は、我々のような大規模で複雑なビジネスにおいてソリューションを提供する上で不可欠です。」
キナクシスのCEO、John Sicard(ジョン・シカード)は、以下のように述べています。「エクソンモービルは、エネルギーサプライチェーンの改善における最大の機会を把握するための独自の立場にあり、より正確な販売および業務計画、現場での運用の柔軟性向上、膨大な輸送ネットワークの効果的な管理、複雑な規制環境への迅速な適応を実現しています。採取からエンドユーザーに届くまでのすべてのステップで効率を高める必要が切迫しており、私たちはこの業界全体に大きな影響を与えることを楽しみにしています。」
140年以上の歴史を持つエクソンモービルは、世界最大のエネルギー企業の一つです。同社は豊富なエネルギー分野の知識と経験を提供し、また、キナクシスは市場をリードするサプライチェーンの専門知識とデジタル革新を活用して、この分野のために特別に設計された技術やソフトウェアソリューションを創出します。
キナクシスについて
キナクシスは最新のサプライチェーン・オーケストレーションにおけるグローバル・リーダーであり、サプライチェーンとそれを管理する人々に貢献しています。当社のソフトウェアは、今日の不確実性と混乱に対処するために必要な俊敏性と予測可能性を提供し、名だたるグローバルブランドから高い信頼を得ています。特許取得済みの同時並行処理技術と人を中心としたAIアプローチを組み合わせることで、あらゆる規模の企業に対し、複数年にわたる戦略的計画から秒単位の実行、ラストワンマイルの配送に至るまで、エンドツーエンドのサプライチェーンネットワークの管理を支援します。キナクシスに関するニュースや情報の詳細については https://www.kinaxis.com/ja
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