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BASFジャパン株式会社

BASF、持続可能なポリアミド製品群を拡充し、低カーボンフットプリント製品、そして業界初のカーボンフットプリントネットゼロ製品の提供を開始

(Digital PR Platform) 2024年10月24日(木)14時00分配信 Digital PR Platform

BASF、持続可能なポリアミド製品群を拡充し、低カーボンフットプリント製品、そして業界初のカーボンフットプリントネットゼロ製品の提供を開始


Ultramid® LowPCFは、再生可能エネルギーから得られる電力と低排出蒸気を使用して製造
Ultramid® ZeroPCF*は、業界初のカーボンフットプリントネットゼロのポリアミド6




BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、Ultramid®LowPCF(低カーボンフットプリント/PCF**=製品カーボンフットプリント)とUltramid®ZeroPCF*(カーボンフットプリントネットゼロ)という2つの新製品を、欧州のポリアミドバリューチェーンにおいて上市します。従来の製品と比較して、温室効果ガス(GHG)排出量を削減することが可能です。BASFは、Ultramid®Bブランドと前駆体であるカプロラクタムをZeroPCFおよびLowPCF製品として、またUltramid®CをLowPCFオプションとして提供します。




[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/97414/400_300_2024102212435267171f78aff64.jpg

BASFの新しいポリアミド2種:製品のカーボンフットプリントを削減したUltramid® LowPCFと業界初のカーボンフットプリントネットゼロを実現したUltramid® ZeroPCF


LowPCF製品の製造には、BASFが関与している北海のホランセ・クスト・ザウト洋上風力発電所を初めとする再生可能エネルギーから得られた電力が使用されています。また、天然ガスの代わりに、認証を受けたバイオメタンを使用することで、低排出の蒸気が生成されるため、一般的な業界ベンチマーク***と比較して、原料採取から工場出荷まで「Cradle-to-gate」(ゆりかごからゲートまで)の製品のカーボンフットプリント(PCF)が最低30%削減されます。この製品カーボンフットプリント(PCF)の削減により、お客様は温室効果ガス(GHG)プロトコルに従って、スコープ3.1の排出量を削減することができます。

製品カーボンフットプリント(PCF)をさらにネットゼロまで減らすため、BASFはマスバランス・アプローチ[1]に従って再生可能な原料を使用しています。生産プロセスの初期段階で、化石原料を同量の認証済みバイオメタンおよびバイオナフサに置き換え、その量をマスバランス・アプローチに従って販売製品に割り当てます。ZeroPCF製品は、国際持続可能性カーボン認証(ISCC)PLUS[2]に従い、認証を受けています。

「当社はポリアミド6のバリューチェーンにおいて、LowPCFとZeroPCFの両オプションを提供する世界初の企業です。こうしたポートフォリオにより、私たちは業界の需要の高まりに応え、お客様のサステナビリティ目標の達成を支援します。」と、BASFの欧州PA6販売部門責任者であるペドロ・セラは述べています。

Ultramid® LowPCFとUltramid® ZeroPCFがポリアミド製品ポートフォリオに追加されたことで、BASFのモノマー事業本部は幅広いサステナブルソリューションを提供し、「サステナビリティロードマップ[3]」に沿った目標を今後も追求していきます。同事業本部のサステナブル製品は、2050年までにクライメート・ニュートラル(気候中立)とCO2排出量ネットゼロを達成するというBASFの取り組み[4]に欠かせない要素です。

BASFは、プラスチック加工業界向けの国際展示会であるFakuma2024において、「Choose to reduce[5]」(減らす選択)アプローチに基づき、幅広いポリアミド製品ポートフォリオをお客様やパートナーの皆様に紹介しました。Fukuma2024は、2024年10月15日から19日まで、ドイツのメッセフリードリヒスハーフェンで開催されました。

*Ultramid® ZeroPCF = 「生物起源の吸収量」、すなわちバイオマスが成長するときに、大気中から吸収され、その後材料の中にずっと固定されているCO2の量のことです。再生可能電力と低排出蒸気に加え、生物起源の吸収量を考慮することで、この製品のカーボンフットプリントをネットゼロまで削減することが可能になります。
**PCF = 従来の製品の製品カーボンフットプリント(PCF)算定は、ISO 14067:2018の要件およびガイダンスに準拠しています。テュフ ラインランドは手法の審査において、BASF SEが開発し使用しているPCF算定ツール(SCOTT)が科学的根拠に基づいており、ISO 14067:2018およびTogether for Sustainability PCF Guidelinesに準拠し、最新の状況を反映していると認定しました(ID no. 0000080389: BASF SE - Certipedia)。 https://www.basf.com/global/en/who-we-are/sustainability/we-drive-sustainable-solutions/quantifying-sustainability/product-carbon-footprint
***一般的な業界ベンチマーク = Plastic Europeなどの綿密に検証されたLCA研究から得られた関連PCF値
****スコープ3.1 = 購入した商品・サービスによる排出量


[1] https://www.basf.com/global/en/who-we-are/sustainability/we-drive-sustainable-solutions/circular-economy/mass-balance-approach/biomass-balance
[2] https://www.iscc-system.org/certification/iscc-certification-schemes/iscc-plus/
[3] https://chemicals.basf.com/global/de/Monomers/sustainability-at-monomers
[4] https://www.basf.com/global/en/who-we-are/sustainability/we-drive-sustainable-solutions/circular-economy/mass-balance-approach/biomass-balance
[5] https://chemicals.basf.com/global/en/Monomers/polyamides-and-precursors


※この資料はBASF本社(ドイツ)が2024年10月10日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年の BASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com
をご覧ください。



本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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