プレスリリース
東京家政大学(東京都板橋区/学長:井上俊哉)で栄養学を学ぶ学生らはこのたび、マリンフーズ株式会社(東京都港区/代表取締役社長:藤原勝紀)と海鮮丼メニューレシピを共同開発した。考案したレシピは実際に量販店で販売することを想定して開発し、7月には「推し海鮮丼総選挙」としてマリンフーズ株式会社公式Instagramや学内で人気投票を実施。9月11日に行われた同社の展示商談会で学生らの考案した海鮮丼10種が展示されたほか、レシピを考案した学生が表彰された。
東京家政大学では今年度、水産加工食品の製造販売および水産原料の輸入販売を手がけるマリンフーズ株式会社と産学連携事業を展開している。
その第一弾として行われた「推し海鮮丼総選挙」には、栄養学部栄養学科から4名、同学部管理栄養学科から6名の学生が参加。量販店での販売を想定したオリジナル海鮮丼を考案した。
5月15日に説明会が行われ、応募総数50品から10品の海鮮丼レシピが書類選考を通過。選ばれたレシピを考案した学生はマリンフーズ株式会社の社員と協働で、実際にスーパー等で販売するために食材や量の調整、商品名のブラッシュアップなどを行い、オリジナル海鮮丼を完成させた。
その後、7月16日〜26日まで、マリンフーズ株式会社公式Instagramや学内で海鮮丼総選挙を実施。「にんにく香る韓国風海鮮丼」が1位に選出された。
さらに9月11日に行われた同社の展示商談会では、学生らの考案した海鮮丼10種を展示。また表彰式が行われ、レシピを考案した学生に表彰状が手渡された。
[参加した学生の声]
○栄養学部栄養学科
消費者や量販店様のニーズを考えながら、「おいしそう!」「このレシピ採用したい」と感じていただけるようなレシピを目指して試行錯誤し、自分自身も納得のいく新しい海鮮丼を作り出すことができた。自分で考えたレシピやメニューを実際に販売し、販売促進やマーケティングまで関わってみたいと思った。
○栄養学部管理栄養学科
普段は入ることのできないような企業のテストキッチンで実際に試作をできたことがとても新鮮でワクワクした。実際に販売することを想定すると、スーパーなどのバックヤードで誰でも簡単に作れる商品であることが大切になってくるということを学ぶことができた。
○栄養学部栄養学科
スーパーマーケットのバックヤードで調理可能か、調理に手間がかかりすぎないか、温度帯の考慮など、美味しさや栄養素以外にも考える部分が多く、試作をしながら難しさを感じたが、非常に勉強になった。今回の活動を通して、より良い状態でお客様の元に商品が届くように考えることに面白さを感じたため、海鮮分野以外でもお弁当の商品開発に挑戦したいと感じた。
(※)東京家政大学ヒューマンライフ支援センター
東京家政大学が歴史と共に培ってきた衣食住、生活に関わる知見を、地域社会に還元する社会貢献と、地域とのつながりの中で学生の実学を推進する部署。これまでに企業や行政と実施した産学官連携事業は約100件。「社会のニーズに大学の知と学生の学びで応える」をモットーに、地域社会と大学の共存共栄を目指している。
URL: https://www.tokyo-kasei.ac.jp/society/hulip/
(参考:東京家政大学公式サイト内)
・マリンフーズ株式会社との取り組み
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/society/hulip/activities/02_012.html
▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学 広報・宣伝部
TEL:03-3961-5690
メール:koho@tokyo-kasei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/