プレスリリース
崇城大学 からくり研究会の学生が熊本県菊池市長に報告 -- 県指定重要文化財 「菊池松囃子能場」 の開閉補助機
崇城大学と菊池市は、相互の人的・知的資源の交流・活用を図り連携協力するために、協定を締結しています。令和4年度に、この協定に基づき、本学 機巧(からくり)研究会の学生が菊池市の県指定重要文化財である「菊池松囃子(まつばやし)能場(のうば)」側板の移動式自動開閉システムを提案しておりました。
「菊池松囃子能場」は江戸時代後半に建てられ、国指定重要文化財である「菊池の松囃子」が奉納される舞台として、県指定文化財に指定されています。普段は閉まっている側板を人力で跳ね上げて舞台を設営しますが、古い建物のため非常に重く、作業時の安全面や地元の方々の高齢化などから、近年は人手による開閉は非常に大変な状況でした。
その後、からくり研究会では提案をもとに、開閉補助装置の試作を行い、開閉動作や運用の検証を進めてきました。今回、動作検証結果などについて菊池市長に中間報告します。報告会後は試作機を実際に操作いただくと共に、舞台設営に携われている近隣住民の方に確認いただき、正式導入に向けて検討をしていく予定です。ぜひ取材をお願い致します。
記
■日 時
令和6年10月14日(月祝) 13:00〜14:30
■場 所
菊池市 市民ギャラリー(菊池市わいふ一番館)2階 集会所
熊本県菊池市隈府1-1
■出席者
菊池市
市長 江頭 実
地元関係者
文化課長 坂本憲昭
文化振興係長 阿南 亨
崇城大学
学生 6名
教授 里永 憲昭(工学部 機械工学科)
准教授 竹田 雄祐(工学部 機械工学科)
※機巧(からくり)研究会 顧問
▼本件に関する問い合わせ先
崇城大学 工学部 機械工学科
准教授 竹田 雄祐
TEL:096-326-3719(直通)
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/