プレスリリース
【青山学院大学】<総合文化政策学部×電通>「発見、構想、実現するPROJECT DESIGN」をテーマにしたゼミナールを開講 〜2024年度後期 ゲスト講師を招いた授業も計画〜
青山学院大学 総合文化政策学部(キャンパス:東京都渋谷区、学部長:竹内孝宏)と株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑、以下「電通」)は、「近代日本の文化と社会」を研究する森島豊教授ゼミナール(ゼミ)において、2024年度後期は「PROJECT DESIGN」をテーマに研究を行う。「AOGAKU PROJECT DESIGN CENTER」と称した同ゼミでは、プロジェクトの課題や可能性の発見から、理想像を描いて実現するところまでを伴走するプロセスを学びながら、社会実装を目指したプロジェクト創出を図る。有限会社春華堂や、株式会社ビームス クリエイティブ、株式会社アミューズなどをゲスト講師として招く授業も計画しており、未来を担う人財と共に、新たな社会の価値や未来領域の手がかりの共創を目指す。
PROJECT DESIGNは、「クリエイティビティ(発想力/創造力)」と「プロデューススキル(連携力/実現力)」を融合して、"発見し、構想、実現する"ことを軸にプロジェクトを推進するモデルである。このモデルは、電通で未来領域の価値創造をプロデュースする「Future Creative Lead Office」のメンバーが開発・推進しているもので、同組織のメンバーがゼミでの講義を担当する。あらゆるステークホルダーの意見を取りまとめながら、プロジェクトをうまく進めていくために必要なステップなどを学ぶことができる。
PROJECT DESIGNは、以下のような流れで取り組んでいく。
@ 「現状課題、さらに、未来の可能性を発見」
A 「目指す未来像/ありたきコンセプトを描く」
B 「クリエイティビティ(デザイン/コピー/映像/体験/物語化など)を駆使して可視化」
C 「アクション設計(構造/マイルストン/ステークホルダー連携など)」
D 「社会や生活者へのプロジェクト実装、プロジェクト継続に伴走」
同ゼミでは、学生が前向きな刺激と未来への学びを獲得できるだけではなく、企業・団体などの生きた課題やプロジェクトを通じて、次代を担うための素養を体得、実践したり、それぞれが自身の可能性に気付いて自ら挑戦する契機を作り出したりできるよう、以下のようなカリキュラムを計画している。
■カリキュラム概要
開催期間:2024年度後期(2024年9月〜2025年2月)全15回
開催場所:青山学院大学 青山キャンパス
対象:総合文化政策学部3年生(森島ゼミ受講生)約20人
※一部講義は4年生と合同受講
目的:@学生が同ゼミでの出会い(学生同士/有識者/企業/団体など)から前向きな刺激と未来への学びを獲得する。
A有識者/企業/団体などの「生きた課題」「生きたプロジェクト」を通じて次代を担うための素養を体得、実践する。
Bそれぞれの学生が自身の可能性に気付き、自ら挑戦する契機を創り出す。
カリキュラム:
2024年 9月 オリエンテーション 〜 PROJECT DESIGN導入講義
10月 企業セッション@
11月 Future Creative Lead Officeメンバーによる講義
12月 企業セッションA
2025年 1月 最終プレゼンテーション準備
2月 ゼミ合宿/最終プレゼンテーション
■コメント
<青山学院大学 総合文化政策学部 森島豊 教授>
何かを始める前から諦めている学生がいます。挑戦する前から「自分は負けている」と思い込んでいる若者がいます。
おそらく、成功体験が少ないからだと思います。しかし、若い学生たちの頭の中には、大人が考えつかない豊かなアイデアとイメージに満ちあふれています。その力を引き出し、企業の知恵と経験を通して、自らの可能性に気付く次世代を育てていきたいと願っています。この度、株式会社電通を通して、この大いなる課題に挑戦できることを感謝しております。今から、学生たちの成長する姿を想像してワクワクしています。
■青山学院大学 総合文化政策学部について
総合文化政策学部とは、文化や芸術によって、私たちの暮らしを、街を、時代を、もっともっと生き生きさせていくための学びである。対象とするのは、古典からポップカルチャーまで、あるいは、音楽・映像・芸能・宗教・都市・メディアと、あらゆる領域にわたる。そして、それぞれの創造の現場に関わる人たちの夢や目的を共有し、ともに力を合わせて実現していくための知恵が、同学部の考える「政策」である。つまり、文化や芸術を鑑賞や知識の対象とするのではなく、みずから、そこにある新たな価値の創造の可能性を見出すセンスを磨き、プロデュース、マネジメントする力を養う実践的な学びである。最先端で活躍する文化団体・企業・クリエイター・アーティストと連携し、実際にそのプロジェクトにも参加。みずからの手で具現化していくための知恵・身体知・技能を学びとることのできる、これまでの大学教育にはないチャレンジングな学部である。
■「Future Creative Lead Office」について
Future Creative Lead Officeは、総勢90人以上のクリエイターとプロデューサーから構成される電通社内横断組織「Future Creative Center」のリード機能を担うチーム。まだ解のない問いに立ち向かうこと、そこでクリエイティビティの可能性を示すことをミッションとし、さまざまな未来創造プロジェクトをサポートしている。
▼ウェブ電通報「未来の難題を、こう解いていく by Future Creative Center」
https://dentsu-ho.com/booklets/428
【取材に関する問い合わせ先】
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL: 03-3409-8159
URL: https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
【事業に関する問い合わせ先】
株式会社電通 フューチャークリエーティブリード室
増原、矢花、小高
Email: jigyokoho@dentsu.co.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/