プレスリリース
北海道科学大学薬学部1年生と札幌医科大学医学部1年生の「多職種連携教育」がスタート ― 専門職の職能やコミュニケーション、多職種連携について学ぶ
北海道科学大学(北海道札幌市手稲区)では、2024年度入学生から新カリキュラムによる教育を展開。その一つとして、9月26日(木)から札幌医科大学(札幌市中央区)医学部1年生との医薬合同職種連携教育プログラム「多職種連携教育I」を開講する。これは薬学部1年生を対象としたもので、同大では初の試み。多様な専門職の職能や自他尊重のコミュニケーションについて理解し、多職種連携の意義を学ぶ。なお、来年1月には両大学でのグループディスカッションも実施する。
北海道科学大学薬学部は2024年2月19日、医学部・薬学部合同連携教育の充実を期すことを目的に、連携プログラム(IPE(*)演習)に関する協定を札幌医科大学医学部と締結した。
その一環として、1年生を対象とした「多職種連携教育I」を開講。これは、チーム医療において活躍できる薬剤師となるために、薬剤師以外の医療・介護・福祉職の役割を知るための科目。チーム医療、多職種連携の意義に関する講義をはじめ、外部から招請した医療・福祉・介護職の講師による講義も行われる。
また2025年1月10日(金)・1月20日(月)には、札幌医科大学医学部1年生とのグループディスカッションを実施。それぞれの大学の半数の学生が相手の大学に赴いて小グループ討論を中心とした演習を行い、ディスカッションの中で、専門領域の異なる相手の意見を尊重しつつ、自身の考えを的確に相手に伝えるためのコミュニケーションのあり方を学ぶ。そして、医療や介護のあり方、患者心理などについて話し合うことで、どのような医療職を目指し、どのように学んでいくかをともに考えていく。
「多職種連携教育I」のスケジュールは以下の通り。
◆多職種連携教育I
【第1回(9月26日(木)】
チーム医療、多職種連携の意義とその実際に関する講義
【第2回(10月25日(金))、第3回(12月5日(木))、第4回(12月26日(木))】
医療・福祉・介護現場のさまざまな職種の講師による講義
【第5・6回(2025年1月10日(金))、第7・8回(1月20日(月))】
札幌医科大学医学部生との医療や介護のあり方、患者心理に関するグループディスカッション
(参考:北海道科学大学HP内)
・多職種連携教育T
https://www.hus.ac.jp/faculty/subjects/18343/
・カリキュラムの特長
https://www.hus.ac.jp/faculty/pharm/dept-pharm/vision/
(*)IPE:Interprofessional Education、多職種連携教育
※取材等ご協力のほどよろしくお願いいたします。
▼本件に関する問い合わせ先
教務課
住所:札幌市手稲区前田7条15丁目4-1
TEL:011-676-8692
メール:kyomu1@hus.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/