プレスリリース
【京都産業大学】地球とは違う?金星や火星の天気はどうなっている?京都産業大学神山天文台で「太陽系のお天気展」を開催
京都産業大学神山天文台では、企画展「太陽系のお天気展」を開催しました。地球のように大気がある太陽系の惑星の天気と、太陽からの影響を受けて変化する宇宙天気について展示し紹介しました。
太陽系惑星の金星、火星には大気があり、気圧や気温が場所によって変化する「天気」があるが、その様相は地球とは大きく異なる。また太陽自身も絶えず変動し、オーロラの発生要因でもある太陽風※は、他の惑星の大気にも影響を及ぼす。それら全体を太陽系のお天気という視点で捉え、太陽系に見られるさまざまなお天気を紹介した。
※風のように吹き出す、電気を帯びた粒子(荷電粒子)の流れ
金星の天気についての展示では、京都産業大学理学部 木征弘教授が所蔵するJAXA金星探査ミッション「あかつき」のミッション計画書の実物を展示。本企画展は明石市立天文科学館で2024年2月3日から開催された展示の巡回展であり、本学神山宇宙科学研究所の木 征弘 教授、佐川 英夫 教授、安藤 紘基 准教授、小郷原 一智 准教授(すべて本学理学部)が展示内容の監修を行った。
関連イベントとして、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)の協働による彗星探査計画でJAXAサイエンスリードを務める本学理学部 河北 秀世教授(神山宇宙科学研究所 所長・神山天文台長)が、展示フロア内をツアー形式で解説するギャラリートークが5月25日(土)に開催された。参加者からは「太陽フレアの話が興味深く、面白かった」「地球を大事にしないといけないと感じた」などという声が聞かれた。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
<関連リンク>
・【神山天文台】企画展「太陽系のお天気展」
https://www.kyoto-su.ac.jp/observatory/sp_tenji/2024a_otenki.html
・京都産業大学 神山天文台
https://www.kyoto-su.ac.jp/observatory/index.html
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