プレスリリース
北星学園女子中学高等学校・北星学園大学附属高等学校に今年度からスクールソーシャルワーカーを新たに配置 ― 北星学園大学社会福祉学部と連携しスーパービジョン体制を構築
北星学園女子高等学校(札幌市中央区)および北星学園大学附属高等学校(札幌市厚別区)では今年度から新たにスクールソーシャルワーカーを配置した。両校を設置する学校法人北星学園は中学校から大学院までを擁する総合学園であり、その強みを生かして大学の社会福祉学部と連携してスクールソーシャルワーカーの活動を支えるスーパービジョン体制を構築。学校の枠組みを超えたチームアプローチを展開し、学園全体の教育環境・職場環境の質の向上につなげている。
北星学園大学は開学以来、時代の変化を見据え、常に「これからの社会福祉」を創造する社会福祉学教育・研究に取り組んできた。「北星の福祉」は、60年を超える伝統と実績を土台として、社会福祉学を核としつつ、社会の変化やニーズに対応した分析力や実践力、コミュニケーション力などを育み、人と人、人と社会をつなぎ、支え合う地域・社会の創造に貢献できる人材を育成している。
北星学園では、中学校から大学院までを擁する総合学園であることの強みを生かし、北星学園大学社会福祉学部と連携して、スクールソーシャルワーカーの活動を支えるスーパービジョン体制を構築。学校の枠組みを超えたチームアプローチを展開し、学園全体の教育環境・職場環境の質の向上につなげていく。
その一環として今年度から、北星学園女子高等学校と北星学園大学附属高等学校でスクールソーシャルワーカーを配置することとした。
スクールソーシャルワーカーとは、児童・生徒が生活の中で抱えているさまざまな課題の解決を図る専門職。教育分野に関する知識に加えて社会福祉等の専門的な知識や技術を有し、課題を抱えた児童・生徒に対し、当該の児童・生徒が置かれた環境へ働きかけたり、関係機関等とのネットワークを活用したりするなど、多様な支援方法を用いて、課題解決への対応を図っていく。
両校では、生徒だけではなく保護者からの相談も受け付けており、利用できる制度やサービス等の紹介も行っている。
また、教員はスクールソーシャルワーカーから生徒指導や保護者対応への助言や協力を得ることができ、心的・環境的な面での教員の働く環境をより良くすることで、教育の質の向上に繋がることが期待される。
なお同事業は、公益財団法人ウェスレー財団(※)からの助成を受けて実施している。
(※)公益財団法人ウェスレー財団
「キリストの博愛精神に基づき、国際相互理解を深め、教育を通して国民の心身の健全な発達に寄与し、社会福祉の増進に寄与すること」を目的に、2010年に設立された公益財団法人。国内外でプログラムやセミナー・講演会、助成金事業、国際協働プロジェクトなどを行っている。
https://wesley.or.jp/
(参考)
・スクールソーシャルワーカーが着任しました
https://www.hokusei-s-h.ed.jp/news/3826/
▼本件に関する問い合わせ先
北星学園大学・北星学園大学短期大学部 企画広報課
TEL:011-891-2731
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/