プレスリリース
〜 約9割が毎日の食事に「ドライタイプ」を選択し、約半数が猫の水分不足を心配 〜
マース ジャパン リミテッド(本社:東京都港区、社長:後藤 真一、以下、マース ジャパン)が展開する日本で40年以上愛されているキャットフードブランド「カルカン(R)」は、この度、全国の猫の飼い主1,000人を対象に、猫の食事に関する調査を行いました。その結果、飼い主の約9割が、猫に主食として与える毎日の食事に「ドライタイプ」を選び、約8割が猫の健康に良いと思う食事は「ドライタイプ」と答えました。猫の健康と食事に詳しいマース ジャパンの「カルカン(R)」担当ブランドマネジャーによると、総合栄養食*の「ウエットタイプ」には、必要な栄養も摂取しながら、自然と水分を補えるメリットがあるといいます。飼い主の約半数が「猫が十分に水分を摂れているか不安」と感じると回答していますが、猫の体調管理がますます気になる夏本番を迎え、あらためて猫の健康と食事に関する正しい情報を、「カルカン(R)」担当ブランドマネジャーが伝授します。
*総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会が定める愛猫の健康維持に必要な栄養素が全てバランスよく設計されたフードです。
飼い主の約半数が「毎日同じ食事」を与え、約9割が主食に「ドライタイプ」を選択
●猫の食事の与え方は、約半数が「毎日同じ食事を与えている」(52.0%)
●猫のご飯を選ぶの決め手TOP3は、「猫の好み」(73.4%)、「価格」(56.9%)、「栄養素」(55.8%)
●「猫の好み」を判断する基準は食べっぷり。「食べるか食べないか」(89.4%)、「食べるスピード」(56.4%)、「要求度合い」(39.9%)
●猫に主食として与える食事のタイプは、全体の89.6%がドライ派。ウエット派の飼い主は9.9%
「猫の健康に良い」と思う食事、「ドライタイプ」と回答した人が8割近く
「猫の健康に良い」と思う食事は「ドライタイプ」77.6%:「ウエットタイプ」22.4%と「ドライタイプ」が圧倒的。さらに、「栄養価が高い」(「ドライタイプ」71.0%:「ウエットタイプ」29.0%)、「原材料の質が良い」(「ドライタイプ」63.3%:「ウエットタイプ」36.7%)と、いずれも「ドライタイプ」に軍配が上がっており、「ドライタイプ」の方が猫にとって良いと考えている飼い主が多数派と判明。
あなたは何問正解できる?猫の健康と食事の基礎知識、全問正解者は約8.5%!
猫の食事と健康に関する基礎知識に関する〇×クイズを出題。全問正解の飼い主は8.5%。飼育歴20年超えのベテラン飼い主でも全問正解者は9.8%にとどまる。
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※正解は本リリースP5に記載
飼い主の半数以上が猫の水分補給に不安を感じている
●飼い主の半数以上が「猫が十分に水分を摂れているか不安」(53.0%)と回答
●飼い主の85.2%が「ウエットフードは水分補給になる」と認識しているものの、猫の食事を選ぶ決め手に「水分含有率」を挙げた飼い主は8.3%と少数
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「猫の飼い主1,000人に聞く!猫の食事に関する実態調査」調査概要
■実施時期:2024年3月29日(金)〜4月4日(木)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:全国の自宅で猫を飼っている男女1,000人
■調査委託先:マクロミル
※グラフの構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため100%にならない場合があり、表記した数字の合算した値と異なる場合があります。
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猫の飼い主1,000人に聞く!猫の食事実態
猫の飼い主の約半数は、「毎日同じ食事」を与えている!食事選びは「猫の好み」を最優先
自宅で猫を飼っている1,000人を対象に、猫の食事に関する調査を行いました。
まず、猫の食事の与え方を聞くと、約半数が「毎日同じ食事を与えている」(52.0%)と答えています[図1]。
また、猫の食事を選ぶ決め手を聞くと、「猫の好み」(73.4%)が最も高く、次いで「価格」(56.9%)や「栄養素」(55.8%)が重視されています[図2]。「猫の好み」で食事を選ぶと答えた734人に、「猫の好み」を判断する基準を聞くと、「食べるか食べないか」(89.4%)が最も高く、次いで「食べるスピード」(56.4%)、「要求度合い」(39.9%)、「食後の様子」(31.2%)となっています[図3]。「猫の好み」は、猫の食べっぷりで判断する飼い主が多いようです。
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猫に与える主食は、約9割がドライ派
ドライ派よりもウエット派の方が、「猫の好み」や「水分含有率」を重視する飼い主の割合が多い
猫に与える主食は「ドライタイプ」か「ウエットタイプ」か、どちらが多いかを聞きました。すると、70.9%が「ドライタイプが多い」と答え、「ドライタイプがやや多い」(18.7%)を加えると、89.6%と約9割がドライ派でした[図4]。
図2の猫の食事を選ぶ決め手について、「ドライタイプ」を主食として与えるドライ派(896人)と「ウエットタイプ」を主食として与えるウエット派(99人)で比較すると、「猫の好み」を重視するのはドライ派(71.7%)よりウエット派(90.9%)が多く、「水分含有率」もドライ派(6.9%)よりウエット派(21.2%)が多くなっています[図5]。
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飼い主の約8割が、猫の健康に良い食事として「ドライタイプ」を選択
猫の健康に良いと思う食事のタイプを聞くと、「ドライタイプ」を選んだ人は77.6%、「ウエットタイプ」を選んだ人は22.4%となり、「ドライタイプ」の食事の方が健康に良いと捉えられています。「栄養価が高い」(「ドライタイプ」71.0%:「ウエットタイプ」29.0%)も、「原材料の質が良い」(「ドライタイプ」63.3%:「ウエットタイプ」36.7%)も、「ドライタイプ」を支持する飼い主が多くなっています[図6]。
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猫の健康と食事に関する基礎知識、正しく認識している飼い主はたったの8.5%?!
「猫は雑食である」「猫は水分不足になりにくい」など、猫の健康と食事に関する基礎知識に関するクイズを出題し、「そう思う(◯)」「そう思わない()」の2択で答えてもらいました。その結果、8割以上が正解しているのは「猫の食べ物の好みに関わるのは、においと食感と味である」(正解は◯、正解率89.6%)、「年齢が違っていても必要な栄養量は同じである」(正解は、正解率87.9%)、「ウエットフードは水分補給になる」(正解は◯、正解率85.2%)でした。一方、「猫は38度〜40度くらいの温かい食事が好き」(正解は◯)は正解率が31.3%と低く、全問正解した飼い主はわずか8.5%でした。20年以上猫を飼っているベテラン飼い主でも、全問正解したのは9.8%と少数でした[図7]。
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飼い主の半数以上が「猫が十分に水分を摂れているか不安」
一方、猫に与える食事で「水分含有率」を意識している飼い主は約8%にとどまる
猫の食事に関して悩んでいることを聞くと、飼い主の半数以上が「猫に必要な栄養を与えられているか不安」(57.0%)、「猫が十分に水分を摂れているか不安」(53.0%)と答えています[図8]。
上記図7の通り、飼い主の85.2%が「ウエットフードは水分補給になる」と認識していますが、前述図2の通り、猫の食事を選ぶ決め手として「水分含有率」を挙げた飼い主は8.3%にとどまりました。
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カルカン(R)担当ブランドマネジャーに聞く、猫の健康と食事
「ウエットフード」でもしっかりできる猫の栄養・健康対策
今回の調査で、猫の健康に良いと思う食事のタイプを聞くと、「ドライフード」と答えた飼い主さんが8割近くいました。「ウエットフード」は「ドライフード」と比べると「栄養価」や「原材料」が劣るのでしょうか?「カルカン(R)」担当ブランドマネジャーの松田さんに聞きました。
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マース ジャパン リミテッド カルカン(R)
担当ブランドマネジャー
松田文陽
松田:ウエットフードにもドライフードにもいろいろな種類があり、一概には言えませんが、ウエットフードだからドライフードより猫の健康に配慮されていないということはありません。
ウエットフードは「太りやすい」「カロリーが高い」というイメージを持たれることがありますが、ドライフードと比較すると水分量が多いため、実は一般的にカロリー密度が低くなっています。つまり、同じ重さのドライフードとウエットフードでは、ドライフードの方がウエットフードより一般的にカロリーが高いのです。
また、ウエットフードのタイプにはスープ感を高めたものや、魚や肉をそのままリアルに見せて嗜好(しこう)性を重視した一般食(おかずタイプ)もありますが、毎日の主食として与えやすい「総合栄養食*」もあります。「総合栄養食*」のフードは、そのフードと水で猫が一日に必要な栄養を補うことができるため、毎日の食事として与えても栄養をバランスよくとることができます。
さらに、加齢に伴う食欲のムラや歯の健康により配慮したい場合は、やわらかいウエットフードの方が食べやすく、食欲が出ることがあります。ウエットフードはさまざまな食感のものや、うまみを持った素材が楽しめるものなど、バラエティが豊かなことも魅力的です。「栄養価」や「原材料」についてはフードのタイプではなく、きちんと表示を見て確認をするようにしましょう。また、パッケージの給与量を確認して愛猫に適切な量の食事を与えることも重要です。
*総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会が定める愛猫の健康維持に必要な栄養素が全てバランスよく設計されたフードです 。
猫は温かい食事の方が好き!誤解されがちな猫の健康と食事について
●猫は38度〜40度くらいの温かい食事が好き(○)!<正答率:31.3%>
あまり知られていませんが、猫は38度〜40度ぐらいの温度の食事を好む傾向がみられます。食欲がないときには、水分を含む「ウエットフード」などを温めてあげるのが良いでしょう。
●猫は雑食である(×)!<正答率:53.2%>
猫は雑食ではなく、完全肉食動物です。そのため、総合栄養食のキャットフードは総合栄養食のドッグフードに比べても、一般的にカロリー当たりのタンパク質含有量が多く設定されています。バランスのとれた栄養を猫に与えるためには、ウエットフードでも総合栄養食を選ぶと安心です。
猛暑の夏が到来。飼い主のお悩み「猫の水分不足」対策は、ウエットフードで!
「猫が十分に水分を摂れているか不安」と回答した飼い主が半数以上いるということで、夏本番を迎え、猫の水分補給が特に気になるのではないでしょうか。水分補給は夏の暑さ対策だけでなく、下部尿路や腎臓の健康維持にとって大切です。しかし猫は犬のようにガブガブと大量の水を飲む姿は見られにくく、きちんと水を飲めているのか心配になることがあるかもしれません。そこで「ウエットフード」を活用し、食事をしながら水分補給できるようにすることをお勧めします。猫や飼い主にも負担なく、気になる水分補給のお悩みを解決できると思います。
1日に必要な栄養を全て含んだ総合栄養食*のウエットフード「カルカン(R)」
1983年に日本に登場してから40年以上、猫と飼い主の気持ちをしっかりと理解するブランドとして、愛猫と過ごす全てのライフステージに合った製品を開発・提供し、愛猫の健康を栄養面からサポートしております。なお、カルカン(R)の製品は全て、栄養バランスが整った総合栄養食*であることが特長です。
カルカン(R)ホームページ:http://www.kalkan.jp
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*総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会が定める愛猫の健康維持に必要な栄養素が全てバランスよく設計されたフードです。
マース ジャパン リミテッドについて
マース ジャパン リミテッドは1975年に設立し、ペットフード事業とスナック菓子事業(スニッカーズ(R)やM&M’S(R)、BE-KIND(R)(ビーカインド(TM))など)を展開しています。ペットフード事業では、「ペットのためのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」の実現を目指し、カルカン/ウィスカス(R)、シーザー(R)、シーバ(R)、プロマネージ(TM)、アイムス(TM)、ペディグリー(R)等のトップブランドや、ニュートロ(TM)、グリニーズ(TM)などの主にペット専門店で扱われているブランドを展開しています。ホームページは、http://www.marsjapan.co.jp
親会社のマース インコーポレイテッドは、世界70以上の国と地域で事業を展開。世界における年間総売上高は 約500億米ドルで、その製品は世界中で販売されています。総従業員数は約15万名。ホームページは、http://www.mars.com
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