プレスリリース
【藤田観光 SDGs ニュースレター】下田海中水族館、本日4月22日の「アースデイ」に合わせ、下田市内の観光名所“ペリーロード”で清掃活動を実施
5月26日にはゴミゼロの日(5月30日)に合わせ、ウミガメが産卵しやすい砂浜を目指す清掃活動も実施予定
藤田観光株式会社は、「健全な憩いの場と温かいサービスの提供を通して、潤いのある豊かな社会の実現に貢献する」という社是のもと、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向け、事業を通じて社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。本資料では、藤田観光の最新のSDGs達成に向けた取り組みや2023年度に実施した事業所別の取り組みなどを紹介しています。
【下田海中水族館】アースデイに合わせ、市内の観光名所“ペリーロード”で清掃活動を実施
■いずれ海に流れ着いてしまう“街のゴミ”を、約23.2キロ回収
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/700_525_202404221356596625ee1b3fa81.jpg
下田海中水族館では、本日4月22日の「アースデイ」に合わせ、市内の観光名所の美化とともに、いずれ海に流れ着いてしまう“街のゴミ”を、陸で食い止めることを目的に、スタッフが“ペリーロード”で清掃活動を実施し、朝9時半からの清掃で約23.2キロ(燃えるゴミ約13.95キロ、燃えないゴミ約9.25キロ)のゴミを回収しました。
海岸に流れ着くゴミの多くは陸から川を経由したゴミと言われており、海岸のゴミを減らすには、陸上でポイ捨てされたごみや放置されたゴミを減らす事が重要です。
下田海中水族館では、SDGsの達成に貢献すべく「海の豊かさを守ろう」と「質の高い教育をみんなに」に焦点を当てて、かねてより地元の方々と共に、定期的に地域の清掃活動に取り組んでいます。2023年度は、年間を通して11回の海岸清掃と2回の地域のゴミ拾いを実施し、海岸清掃では年間約45キロのゴミを、地域のゴミ拾いでは約375キロのゴミを回収しました。
■ウミガメの産卵シーズン直前でもある来月のゴミゼロの日に合わせ、5月26日(日)にも、清掃活動を実施予定
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_252_202404221400506625ef020b092.png
▲ 昨年度の開催の様子
下田海中水族館では、本年度も定期的な清掃活動の実施を予定しており、来月の5月26日(日)には、ゴミゼロの日に合わせて、県内外から一般参加可能な清掃活動を実施します。
下田市はウミガメの産卵地として、例年5月から8月の時期になると市内の砂浜で産卵が見られますが、砂浜に打ち上げられる海洋ゴミが、産卵や子ガメの帰海を妨げてしまうことが問題となっています。
ウミガメの産卵シーズンの直前でもある、5月26日(日)の清掃活動では、ウミガメの産卵場所になる入田浜海水浴場などにゴミが流れ着く可能性の高い、大加茂川河口で清掃活動を実施します。
5月26日(日)の清掃活動の最新情報は、以下公式HP・X・Instagramにて順次ご案内いたします。
・下田海中水族館
公式HP(https://shimoda-aquarium.com/
)
公式X(https://twitter.com/aquariumshimoda
)
公式Instagram(https://www.instagram.com/shimoda_aquarium/
)
■学校への出張講義や「未利用魚水槽」の展示など、清掃活動以外の取り組みも継続して実施
“次世代教育”や“食”の観点の取り組みにも継続して取り組んでいます。2023年度は、学校等への出張講義を年間で20回以上実施し、次世代を担う子どもたちが、海洋生物や海洋問題について考えるきっかけを創出しました。
また、見た目が悪い、知名度が低いなどの理由から獲れても売り物にならずに廃棄されている「未利用魚」の展示水槽の館内設置や、実際に従業員が未利用魚を食べた感想のSNS投稿など、海洋資源を持続可能なものにするための啓発活動にも取り組んでいます。
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_244_202404221400496625ef012abc7.png
▲ 未利用魚水槽(魚は、見た目が派手という理由から食用として流通していない「ホウライヒメジ」)
2023年度に実施した藤田観光グループの代表的なSDGsの取り組み
【横浜桜木町ワシントンホテル】地元企業とのコラボを促進し、地域経済の活性化に貢献
■横浜エリアの“インバウンド特需の恩恵の少なさ”という課題を、パートナーシップで乗り越える
昨今、コロナ禍が収束し訪日外国人客の数も年々上昇していますが、横浜エリアを含む神奈川県の2023年の訪日外国人宿泊者数は約267万人と、東京都の約16分の1、大阪府の約7分の1の数(※1)となっており、他の大都市エリアと比較してもインバウンド特需の恩恵が受けづらく、地域経済・観光の発展における課題となっています。
横浜桜木町ワシントンホテルは、老舗飲食店や商業施設など横浜エリアのプレイヤーと連携し、地域の特産品やイベントなどとコラボした宿泊プランを積極的に企画・販売し、横浜エリアの魅力を国内外に広く発信することで、地域の発展に貢献することに取り組んでいます。2023年度は、年間を通して10社以上のパートナーと連携した宿泊プランを展開、約1,000人のお客様に横浜エリアの魅力を知っていただきました。
※1 参照:国土交通省「宿泊旅行統計調査(2023年・年間値(速報値))」
■宿泊プラン例
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/700_209_202404221400496625ef0151eba.png
【ホテルグレイスリー銀座】清掃不要時の“リネン袋”をオリジナルデザインのエコバッグに変更
■タオルなどを届けるリネン袋をエコバックで再利用可能に
[画像5]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_324_202404221400486625ef00be947.png
ホテルグレイスリー銀座は、お客様の連泊時に“清掃不要”を希望された際に、バスタオルなどのリネン類をドアノブにかけてお渡しする“リネン袋”を、ビニール袋から再利用可能な不織布のエコバッグに変更しました。
2023年は、滞在中のお客様の約2割にあたる8,470室において清掃不要の申し出があり、従来リネン袋として使用していたビニール袋をエコバッグに変更することで、プラスチック使用量を削減しました。
また、エコバッグはホテルグレイスリーの住所「GINZA 7-10-1,」をロゴとしてプリントしたオリジナルデザインとなっています。また、フロントで1枚200円での販売も実施しており、お土産や近隣エリアでショッピングをする際のエコバッグとしても好評いただいています。
■ 銀座エリアの特性を活かした、地域のプレイヤーとのパートナーシップでエリアの魅力を向上
[画像6]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_297_202404221400496625ef014727b.png
地方自治体のアンテナショップが多く集まり、東京にいながらにして日本各地のグルメや文化を楽しめるという特性を活かし、山形県酒田市・山形県東京事務所とコラボした“ひな祭り”の装飾を、2023年3月にホテルロビーに展示しました。
日本三大つるし飾りの一つに数えられる山形県酒田市の「傘福(かさふく)」2基と、山形県の特産品で冬の間でも満開の花を楽しめる「啓翁(けいおう)桜」の装飾に加え、山形県の郷土文化や観光情報などを展示し、国内外から銀座に訪れる宿泊客に、山形県の魅力を伝える機会を創出しました。
その他にも、銀座エリアの老舗菓子店やカフェ、商業施設などともコラボした施策を実施し、地域プレイヤーとのパートナーシップを通した銀座エリアの魅力向上に貢献しています。
【ホテル椿山荘東京】地域の小学生の自然学習の機会として「蛍の幼虫放流式」を毎年実施
■蛍についての講義や庭園ツアーを通じて、子どもたちに自然と命の大切さを知ってもらう機会を創出
[画像7]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_260_202404221400486625ef0087172.png
ホテル椿山荘東京では2003年より、地元地域の小学生を招待して「蛍の幼虫放流式」を毎年開催しています。
2月4日(日)に実施した今年の放流式は、1954年から実施している蛍観賞会「ほたるの夕べ」の70周年の節目として、初めて一般のお客様から募集を行い、70組のお客様に参加いただきました。
蛍についての講義や庭園ツアーを実施し、蛍の生態を知り、川に放流した幼虫が成虫になる様子を見ることで、自然と命の大切さを次世代を担う子どもたちに知ってもらう機会を創出しました。
■23区内ではあまり見ることができない蛍。ピーク時には一日約500〜600匹のゲンジボタルが庭園内を飛翔
[画像8]https://digitalpr.jp/simg/135/87112/400_260_202404221400486625ef00cb002.png
ゲンジボタルが生息できる環境作りにも注力しており、庭園内を流れる地下から流出するミネラル分豊富な秩父山系の湧水の水質・水量の改善等を実施しているほか、現在では、約30,000匹の初齢幼虫の人工飼育を庭園内及び弊社内の飼育施設で行い、毎年冬に終齢幼虫約10,000匹を庭園の沢に放流しています。
自然界の蛍の羽化率は、おおよそ1%と言われていますが、衛生面や給餌が安定している当ホテルの人工飼育下では約30%の高い羽化率を実現していると推測しており、庭園内で羽化するゲンジボタルは延べ約8,000匹程度、また6月下旬から7月にかけて野尻湖の飼育施設で羽化した成虫の放流を含めると約10,000匹のゲンジボタルが、ピーク時で1日約500〜600匹が出現していると推測しています。
藤田観光株式会社について
藤田観光株式会社は、日本における観光業界の先駆けとして1948年に「箱根小涌園」、1952年に「椿山荘(現ホテル椿山荘東京)」を開業し、1955年に会社を設立した多角的ホスピタリティ企業です。
人材や文化財などのあらゆる企業資産を最大限に活用し、より多くのお客さまに憩いの場と温かいサービスを提供するとともに、ユニークなコンテンツ展開・事業展開を通して、お客さまのライフサイクルやスタイル(人生)の様々なシーンに寄り添う新たな価値を提供することで、「潤いのある豊かな社会の実現」を目指しています。
https://www.fujita-kanko.co.jp/
藤田観光グループのSDGsへの貢献について
藤田観光株式会社は創業以来、「私たちは、健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献したいと願っております。」という社是のもと、「環境に関する取り組み」、「多様な価値観に対する取り組み」などを企業としての持続的成長に不可欠で重要なものと捉え、進めてまいりました。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念に相通じるものです。今後も当社は「SDGs」の達成に寄与できるよう、事業を通じた社会課題の解決と持続可能な社会の実現に努めてまいります。
藤田観光のサステナビリティについての取り組みはこちらをご覧ください。
https://www.fujita-kanko.co.jp/sustainability/
本件に関するお問合わせ先
【本件に関するプレス問い合わせ先】
藤田観光株式会社
広報代行 株式会社プラップジャパン
Mail:fujitakanko-pr@prap.co.jp