• トップ
  • リリース
  • クアンタム社、StorNextおよびMyriadソリューションに高度なファイル共有の技術とパフォーマンスを提供

プレスリリース

  • 記事画像1

日本クアンタムストレージ株式会社

クアンタム社、StorNextおよびMyriadソリューションに高度なファイル共有の技術とパフォーマンスを提供

(Digital PR Platform) 2024年04月18日(木)15時02分配信 Digital PR Platform

日本クアンタムストレージ株式会社(東京都港区、カントリーマネージャ:ロブ・ヒリゴス、以下クアンタム社)は、QuantumMyriad®およびStorNext®に高度なファイルサービス技術を追加することにより、超高速で豊富な機能を持つSMBベースのクロスプラットフォーム・ファイル・サービスを提供すると発表しました。

StorNextのお客様は、高性能なコラボレーティブ・ストレージと高速ネットワーク・ファイルサービスを同じプラットフォームで利用できるようになり、ミッションクリティカルなエンタープライズのニーズやコンテンツ制作ワークフローのニーズに対応可能となります。この技術は、堅牢なクロスプラットフォーム・ファイル共有を提供するファーストクラスのプロトコルとして、Myriadに完全に統合されています。この度の取り組みは、NVMe-oF TCPやNVMe-oF RDMAといった先進的なイーサネットベースの接続技術の統合とともに、ソフトウェアのみとアプライアンスのいずれでも利用できるエンドツーエンドの非構造化データとAIのプラットフォームを提供するというクアンタムのビジョンをさらに推進するものです。これにより、特にファイバーチャネル・ベースのシステムから移行する際に、可能な限りベストなパフォーマンスと費用効率の選択が可能になります。

この技術は、データストレージ管理とネットワーク・ソフトウェアのグローバルリーダーであるTuxera社との広範なパートナーシップの一環として提供され、StorNextとMyriadの両方に共通のテクノロジー・ビルディング・ブロックを採用することになります。クアンタムのプラットフォームは、TuxeraのクラウドスケールのSMBファイル共有実装であるFusion File Shareと、SMB特許に関するMicrosoftとの長年のパートナーシップの恩恵を受け、オープンソースのSMB実装では利用できない高度な機能を提供します。これらの改良により、ファイルサービスのパフォーマンスは劇的に向上し、SMB Direct RDMA、SMBスケールアウト、SMB Multichannel、SMB Witnessプロトコル、永続的ファイル・ハンドルなどの機能によるエンタープライズグレードの安定性が実現します。

クアンタム社は、この技術を新規および既存のStorNextのお客様向けに有償オプションとして提供し、SMBファイルサービスのパフォーマンスを向上させることで、macOS、Windows、Linuxクライアントの大規模チームの要求に応え、より大きなファイルを効率的に処理し、アプリケーションに高いパフォーマンスを提供します。高速イーサネット接続に対応したNVMe over Fabric(NVMe-oF)構成と最適化機能を追加した最新バージョンのStorNext 7.2では、Quantum F-Series NVMeストレージ・アプライアンスで構築されたStorNextボリュームにFusion File Shareを導入しているお客様は、StorNext上で最速のSMBパフォーマンスを実現できることになります。SMB Direct RDMA接続の利点を生かし、1台のWindowsクライアントで100Gbイーサネットを使用して毎秒10ギガバイト(Gb)以上のデータをSMB共有から読み込むことができ、データ取り込みやストリーミングのワークフローにSMB Directなしのシステムでは不可能な優れたパフォーマンスをもたらします。

クアンタム社のプロダクション・オペレーションズ部門バイス・プレジデントであるNick Elvesterは、次のように述べています。「弊社のStorNextおよびMyriadのお客様は、接続ユーザー・チームの大規模化やイーサネット・インフラストラクチャへの投資拡大を進めており、8Kや高フレームレート、HDRなど、クライアント接続の限界を超える難しい要件に直面しています。Fusion File Share技術を追加すれば、大規模でも驚異的なパフォーマンスと効率性で、Windows、macOS、Linuxクライアント・システムに対応可能です。たとえば、弊社の最新のテストでは、SMB DirectとSMB Multichannel用に構成された1台のWindowsクライアントで、StorNext向けF-Series NVMeオールフラッシュ・アレイを使用して毎秒10ギガバイト以上を達成できることが示されています。これは、極めて高いパフォーマンスと高度なワークフロー管理機能を必要とするコンテンツ制作者にとって、まさにゲームチェンジャーになります」

Tuxera社米州担当セールス・ディレクターのHeather Goring氏は、次のように述べています。「クアンタム社との技術提携により、当社のエンタープライズグレードのSMB実装を世界中のStorNextとMyriadのユーザーに提供できるようになったことを喜びとともにお知らせいたします。特に、クアンタム社がStorNextとNVMe-oF機能を統合することで驚異的なパフォーマンスを実現するとともに、SMB DirectやSMB Multichannelといった当社の高度な機能をMyriad内のコア・クライアント・サービス統合としてフル活用することを、大変嬉しく思います」

StorNextおよびMyriadのアーリー・アクセスのお客様を対象としたSMB機能のご提供開始は、第2四半期を予定しています。StorNextのお客様は、第3四半期より、インストール、構成、管理のフルサービスを含むQuantum Professional Servicesターンキー・バンドルとして、ソリューションをご購入いただけます。Myriadのすべてのお客様を対象とした本機能の一般提供は第3四半期を予定しています。


クアンタム社について
クアンタム社の技術とサービスは、お客様のデジタル・コンテンツのキャプチャ、作成、共有を支援し、且つ長期に渡って保存および保護します。データ・ライフサイクルのあらゆる段階に最適なソリューションを搭載したクアンタム社のプラットフォームは、高解像度ビデオ、画像、産業用IoTに、最速のパフォーマンスをご提供いたします。これが、世界中の大手エンターテインメント企業、プロスポーツチーム、研究機関、政府機関、大企業、クラウド・プロバイダーがクアンタム社のソリューションで世界を幸福に、安全に、スマートにしている理由です。
詳細は http://www.quantum.com/ja/
を是非ご覧ください。


お問い合わせ
日本クアンタムストレージ株式会社(https://www.quantum.com/ja/

email: japan_info@quantum.com
Tel: 03-6890-3038(代表)



関連リンク
Myriad
https://www.quantum.com/ja/products/file-and-object/
StorNext
https://www.quantum.com/en/products/file-system/stornext?utm_source=press_release&utm_medium=pr&utm_campaign=tuxera
Tuxera
https://www.tuxera.com/

このページの先頭へ戻る