プレスリリース
医療創生大学(福島県いわき市)心理学部は、現在J2リーグに所属する「いわきFC(株式会社いわきスポーツクラブ)」と連携し、同クラブの選手強化に向けたメンタルトレーニングの取り組みを開始した。10月までに月1回、全7回を実施予定。4月10日には初回の講義が行われ、若手選手14名が参加した。
この取り組みは、(1)試合中のミスを引きずり,パフォーマンスが低下する問題、(2)レフリーの判断に対して怒りのコントロールが困難となる問題、(3)日々の練習における目標設定を自らで考えて能動的に取り組みづらい問題 の3点に焦点を当てたもの。
毎月のメンタルトレーニングや振り返り・効果測定プログラムの実施により、 精神的な要因によるパフォーマンス低下を防ぐととともに、日々のトレーニングにおける能動的な姿勢を維持することにも繋げ、選手の精神的課題の解決と精神的成長を図る。
また、同大が持つ心理学領域の専門的知見を提供することで、選手のパフォーマンス向上だけでなく、連携を通じて得られた新たな知見を今後の研究・教育活動にも活用する予定。
初回講義は4月10日に実施され、心理学部の窪田文子教授が「マインドフルネス」をテーマに講義。注意(意識)を「今」に集中し、ネガティブな気持ちから距離をとるマインドフルネスの効果を説明後、臨床動作法を用いたその練習を行った。
今後は10月まで、月1回の講義を行っていく予定。
【参考】
●いわきFCホームページ
医療創生大学との連携により選手強化に向けたメンタルトレーニングを開始
https://iwakifc.com/2024/04/10/0410isu-training/
▼本件に関する問い合わせ先
企画課
高木
住所:福島県いわき市中央台飯野5-5-1
TEL:0246-29-7117
メール:kikaku@isu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/