プレスリリース
中央大学初となる2つの資料館が4月1日から正式オープン! 2つの常設展示室+2つの企画展示室の計4つの展示室を公開
中央大学は、本学初となる2つの資料館(法と正義の資料館・大学史資料館)を、本日2024年4月1日に同時オープンいたしました。場所は多摩キャンパス(東京都八王子市)「炎の塔」2階で、どなたでも無料(事前申込不要)でご来館いただけます。
新たな資料館では、2つの常設展示室と2つの企画展示室の合計4つの展示室がございます。「法と正義の資料館」では、法と正義・人権尊重の重要性を伝えることを目的に、常設展ではこれらの理念を探究し、企画展では基本的人権の擁護や法と正義の実現に貢献した人物を紹介します。記念すべき第1回企画展「医学者証言を覆せ ―弁護士松波淳一の闘い」では、イタイイタイ病裁判で弁護団の中心的な役割を果たした松波淳一元弁護士の活躍を紹介しています。「大学史資料館」では、本学の歴史や関係者の事蹟等を紹介し、在学生の自校史教育や社会への広い発信を行います。
■2つの資料館について
●建物名
・中央大学「法と正義の資料館」(The Museum of Law and Justice)
法と正義、人権尊重の重要性を後世に伝えることを目指し、卒業生の寄付によって設立。「常設展」ではこれらの理念を歴史的、理論的に探究し、「企画展」では基本的人権の擁護や法と正義の実現のために奮闘した歴史的な人物の業績を紹介します。第1回企画展では「医学者証言を覆せ ―弁護士松波淳一の闘い」を開催しています。日本の四大公害の1つであるイタイイタイ病の被害者の救済のために立ち上がった、松波淳一弁護士を取り上げます。
(公式サイト) https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/museum/law_and_justice/
・中央大学「大学史資料館」(The Museum of Chuo University History)
本学の歴史や関係者を紹介する施設として設立。『中央大学百年史』編纂等で収集・調査してきた本学の歴史や文化に関する資料を公開しています。在学生の自校史教育にも活用し、本学の歴史や伝統を社会に広く発信することを目指しています。「常設展」では創立以来のあゆみを紹介し、「企画展」では本学の歴史的な場面や、卒業生や教職員の活躍などを深堀して紹介します。
(公式サイト) https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/museum/history/
●所在地: 中央大学多摩キャンパス「炎の塔」2階 (東京都八王子市東中野)
●開館時間: 10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
●休館日: 日曜・祝日
●入館料: どなたでも無料で入場可能
■本資料館の見どころ
「法と正義の資料館」と「大学史資料館」の2つの資料館は、中央廊下で左右に分かれています。法と正義の資料館が青色、大学史資料館が赤色をメインカラーにしており、中央廊下にはそれぞれを代表するグラフィックを設えました。多彩なグラフィックが、常設展示室、企画展示室へと誘います。
・「法と正義の資料館」常設展示室
1章 正義の女神
2章 正義の実践としての人権
3章 正義の探求者たち
4章 現代社会の諸問題
5章 法と正義の実践者たち
映像コーナー
・「大学史資料館」常設展示室
1章 錦町校舎期
2章 駿河台校舎期
3章 多摩キャンパス期
4章 中央大学のアーカイブズ
5章 学生の課外活動のいま
パネル展示コーナー
映像コーナー
■法と正義の資料館 第1回企画展示「医学者証言を覆せ 弁護士松波淳一の闘い」概要
1960年代の日本は高度経済成長期であり、熊本の水俣湾沿岸域、新潟の阿賀野川流域、富山の神通川流域、三重の四日市など各地で公害問題が頻発していました。当時、国から被害者への積極的な救済はなく、多くの方々が苦しんでいました。そこで被害者の救済を求めて、本学法学部夜間部に通い司法試験に合格した松波淳一弁護士をはじめとする若き弁護士たちが法廷で闘いました。展示では、彼の生い立ちから弁護士としての奮闘、後進への知識・経験の継承などを「立志編」「弁護士奮闘編」「執筆編」の3つのテーマで紹介しています。
【会 期】 2024年4月1日(月)〜2025年3月31日(月) ※日曜・祝日休館
■今後のスケジュールについて
・4月20日(土)14:00〜 「法と正義の資料館」「大学史資料館」合同開館式
<本件に関するお問い合わせ>
中央大学資料館事務室
TEL: 042-674-2132
FAX: 042-674-2203
E-mail: arctoiawase-grp[アット]chuo-u.ac.jp
<取材に関するお問い合わせ>
中央大学広報室
E-mail: kk-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp
※[アット]は「@」に変換して送信してください。
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/