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【東芝】SBTイニシアティブから「ネットゼロ目標」の認定を取得

(Digital PR Platform) 2024年03月28日(木)14時35分配信 Digital PR Platform

2024−3−28
株式会社 東芝





SBTイニシアティブから「ネットゼロ目標」の認定を取得
―2050年度までにバリューチェーン全体でGHG排出量をネットゼロに―


 当社は、この度、気候変動に関する国際的な認証機関である「SBT (Science Based Targets)イニシアティブ」から、「ネットゼロ目標」の認定(*1)を取得しました。
本認定は、当社が「東芝グループ環境未来ビジョン2050」で掲げる、東芝グループのバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを目指す目標・取り組みが、パリ協定(*2)の目標に整合する「科学的な根拠に基づく削減目標(SBT)」であることが認められたものです。

 また、当社はネットゼロ目標の中間となる2030年度までの削減目標についても目標を引き上げ、2020年度に取得したSBTの「2℃未満水準」から、今回新たに「1.5℃水準」を満たす内容として更新認定を受けました。

 SBTイニシアティブは、2015年にWWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトにより設立されました。パリ協定の「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える」という目標において、その達成に向け、企業に対し、どれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見と整合した目標(Science-based target)を設定することを支援・認定しています。SBTは、現在、パリ協定に沿った目標策定のグローバル・スタンダードとなっています。

 当社グループは、経営理念「人と、地球の、明日のために。」の考えに基づき、「豊かな価値の創造」と「地球との共生」の両立を目指し、環境経営をより加速してまいります。


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【長期目標(2019年度比)】

[画像2]https://digitalpr.jp/table_img/1398/85534/85534_web_1.png


【短期目標(2019年度比)】

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当社グループは、上記の温室効果ガス削減目標達成に向けて、さまざまな取り組みを推進します。

Scope1、Scope2の削減に向けては、国内外の生産工程においてエネルギーや燃料の使用量削減や、インターナルカーボンプライシング制度(*4)を適用したエネルギー効率の高いプロセス・設備、再生可能エネルギーの導入促進を図ります。
Scope3の削減に向けては、石炭火力発電所の新規建設から撤退など火力事業構造転換による削減のほか、再生可能エネルギー、エネルギーアグリゲーション、CO2分離回収技術などのエネルギー技術、省エネ性の高い社会インフラ製品やビル関連製品など、社会における温室効果ガス削減に貢献する製品・サービスの創出に注力します。加えて、調達取引先の皆様との協働により、購入した製品・サービス由来の温室効果ガス排出量の削減に努めていきます。


関連ページ
■SBTイニシアティブ 公式ウェブサイト
https://sciencebasedtargets.org/
■東芝グループ 環境活動ホームページ 「環境未来ビジョン2050」
https://www.global.toshiba/jp/environment/corporate/vision/vision2050.html

*1世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求するために、企業が中長期的に設定する科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標としてSBTイニシアティブが認定する。
*2国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された、温室効果ガス排出削減に向けた国際枠組み。
*3 1.5℃水準の削減経路に整合する割合で2050年までにグロスの排出量を90%削減し、残余排出量は大気中から炭素を除去し永久に貯蔵する。
*4 企業内部で見積もる炭素の価格であり、企業の脱炭素投資を推進する仕組み。
(詳細)https://www.global.toshiba/jp/environment/corporate/climate/dealing.html


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