プレスリリース
【神奈川大学】4月1日より「横浜市開港記念会館(中区公会堂)」の管理運営に参加。教育・研究・課外活動など新たな場の創出と市民に寄り添う社会連携事業を展開します。
学校法人神奈川大学(本部:神奈川県横浜市/理事長:石渡 卓)は、株式会社神奈川新聞社、相鉄企業株式会社とともに、共同事業体「ソーシャルアカデミックマネジメント」の一員として、横浜市中区の公会堂で港町横浜を代表する歴史的建築物 横浜市開港記念会館の指定管理者として運営に携わります。指定管理期間は2024年4月1日(月)〜2029年3月31日(土)の5年間で、横浜市開港記念会館としては指定管理者制度導入後、初めての指定管理者となります。
横浜三塔の一つで"ジャック"と呼ばれ、市民に親しまれている横浜市開港記念会館は、建物の歴史的価値から国の重要文化財に指定され、国際会議やMICE機能などを含めた講堂、会議室の貸館事業を柱に、コンサート、ガイドツアー、企画展といった自主事業を展開しています。
2028年に創立100周年を迎える学校法人神奈川大学が管理運営に携わることは、教育機関としてこれまで培ってきたさまざまな知識や知見、研究力、ネットワークなどさまざまな強みを社会に還元することができ、横浜のさらなる発展に繋がると考えています。具体的には、建築学部教員による歴史的建造物の保存活用および価値継承への貢献に加え、一般の方を対象にした生涯学習エクステンション講座の開講、国際日本学部観光文化コースの協力による修学旅行プランニングや多言語観光ガイドツアーを予定しております。
4月1日(月)からの施設利用等に関しては、横浜市開港記念会館ホームページ( https://www.city.yokohama.lg.jp/naka/madoguchi-shisetsu/riyoshisetsu/kaikokinenkaikan/
)をご覧ください。
<指定管理について>
■期 間: 2024年4月1日(月)〜2029年3月31日(土) 5年間
■指定管理者: 共同事業体「ソーシャルアカデミックマネジメント」
[代表団体] 株式会社神奈川新聞社
[構成団体] 相鉄企業株式会社、学校法人神奈川大学
[株式会社神奈川新聞社]
明治23(1890)年に「横浜貿易新聞」として東京で創刊し、その後、横浜貿易新報、横浜新報と名を変え、昭和17(1942)年に「神奈川新聞」として地元横浜に誕生した歴史ある新聞社。地域社会に根差した紙面づくりのほか、ウェブサイトの展開や大型イベントの開催など、地域に暮らす人々の絆が深まる取り組みを通して、より良い地域社会づくりに貢献している。
[相鉄企業株式会社]
昭和36(1961)年創業。東京都、神奈川県を中心に公共施設、オフィスビル、ショッピングセンター、空港、駅、ホテル、学校、病院などの施設に、設備管理・清掃・警備などのさまざまな建物管理サービスを提供している。相鉄グループの一員として、すべての人に快適な環境をお届けするために誠実に情熱をもって業務に取り組んでいる。
[学校法人神奈川大学]
昭和3(1928)年に横浜市中区に神奈川大学の前身となる横浜学院を創設。昭和4(1929)年に「横浜専門学校」に改め、昭和24(1949)年に「神奈川大学」へ移行。大学、大学院、附属中・高等学校を含め学生生徒数約2万人の総合学園。神奈川大学は11学部22学科1プログラム、8研究科10専攻、15研究所・センターを有する。地元神奈川を始め全国の各界で活躍する卒業生約23万人を送り出している。
<施設「横浜市開港記念会館」について>
横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、市民から寄付を募って建設された公会堂建築で大正6(1917)年に竣工しました。大正7年に竣工した大阪市中央公会堂とともに大正期二大公会堂建築のひとつに数えられています。平成元(1989)年に公会堂建築物として初めて国の重要文化財に指定されました。夜間にライトアップされ浮かび上がる外観は、夜景の名所として知られています。
▼本件に関する問い合わせ先
企画政策部広報課
TEL:045-481-5661
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/