プレスリリース

青森大学（学長：澁谷泰秀）は1月30日（火）、2023年度比較環境思想研究会の第4回を開催する。当日は、環境・文学専攻のアイダホ大学特別教授、スコット・スロヴィック氏が"Environmental Fables for Tomorrow: The Language of Warning and the Language of Hope"（明日への環境寓話：警鐘と希望の言葉）をテーマに講演。アメリカにおける里山的自然環境とアメリカ人の関係について考察を深める。アメリカからのオンライン配信（ZOOM ／ アプリによる同時翻訳を予定）となるが、青森大学東京キャンパス（東京都江戸川区）で会議に参加することもできる。参加無料、要事前申込。




　21世紀における地球的規模の課題に対して多方面からの提案が待たれる中、青森大学は2022年、世界各地で展開されてきた環境思想・実践活動などを比較検討し、新たな思想を探ることを目的として比較環境思想研究会を設立。2022年度には地球環境の哲学的課題、ノルウエーの人と自然、地球市民のありかたなど多彩な分野の研究者・実践者を招いた講義4回と補講1回を実施、聴講者を交えて活発な議論を交わしてきた。

　2023年度の研究会では、これまで「30 by 30」についてCOP（Conference of the Parties）15の流れを追いながら理解を促進。また、人と自然が密接に関わる「里山」の重要性について再認識するとともに、ランドスケープおよび文化的側面より、環境思想的要素についてディスカッションを重ねてきた。
　第4回研究会ではこうした流れを受け、アメリカにおける里山的自然環境とアメリカ人の関係について、スコット・スロヴィック氏が講演を行う。環境文学の権威として世界的に活躍しているスロヴィック氏は、アメリカのASLE初代会長・設立者で、日本のASLEにおいても設立者の一人である。
　研究会はオンライン配信となり、在宅等または青森大学東京キャンパスでの聴講が可能。概要は下記の通り。

■比較環境思想研究会 2023年度第4回
''Environmental Fables for Tomorrow: The Language of Warning and the Language of Hope.''
【日 時】 2024年1月30日（火） 16：00〜18：00
【講 師】 スコット・スロヴィック氏（University of Idaho特別教授）
【形 式】 全オンライン配信（青森大学東京キャンパス205教室においても聴講・参加可）
・青森大学東京キャンパス（東京都江戸川区清新町2-10-1 ／ https://aomori-u-tokyo.jp/access/
）
*地下鉄東西線「西葛西」駅またはJR京葉線「葛西臨海公園」駅から徒歩15〜20分
※アメリカからの配信を通じて実施
※アプリを利用した同時翻訳を予定しており、日本語での参加が可能
【参 加】 誰でも参加可能（無料）
【申 込】「オンライン」または「205教室での聴講」を明記し、氏名、所属を併記の上、下記メールより申し込み。申込期限は1月29日（月）まで。
・e-mail： tseki@aomori-u.ac.jp （関智子・センター長）
《第4回「青森大学比較環境思想研究会」アドレス》
　https://us02web.zoom.us/j/81067438736?pwd=MUJqTFUwT0VCM2swYk1TKzJSOWZwZz09
・ミーティング ID: 810 6743 8736
・パスコード: 969209
※1月30日（火）15:00よりアクセス可能

●2023年度 第4回比較環境思想研究会のお知らせ
　https://aomori-u-tokyo.jp/20240122-2/

（関連記事）
・青森大学が12月13日に比較環境思想研究会2023年度第3回「人と自然の接点『里山』の再評価」を開催 -- 元東京農業大学学長の進士五十八氏が講義（2023.12.05）
　https://www.u-presscenter.jp/article/post-52110.html

▼研究会に関する問い合せ先
　青森大学東京キャンパス 関智子研究室
　住所：東京都江戸川区清新町 2-10-1
　Tel：03-6261-6399
　e-mail： tseki@aomori-u.ac.jp


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
萱森　由介
住所：青森県青森市幸畑2-3-1
TEL：017-738-2001
FAX：017-738-0143
メール：koho@aomori-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/