プレスリリース
Kamakura Corp.の買収から1年半足らずで、
金融企業の信用ポートフォリオのあらゆる側面の監視と管理を支援する主要企業として認定
AIおよびアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、Chartisの「Credit Portfolio Management Solutions(https://www.sas.com/ja_jp/news/analyst-viewpoints/chartis-risktech-quadrant-credit-portfolio-solutions.html
), 2023:Market and Vendor Landscape(2023年信用ポートフォリオ管理ソリューション:市場とベンダーのランドスケープ)」において、リーディング・カンパニーに選出されました。補完的なベンダー分析では、金融サービス企業が「投資から最大の価値を引き出すこと」を可能にする、SASの「カスタマージャーニーの各段階におけるデータと分析」のシームレスな統合が評価されています。
Chartisのクアドラントレポートは、35社のリーディング・ベンダーを調査対象とした、世界の信用ポートフォリオ管理(CPM)市場の最も重要な評価です。特筆すべきは、サービスの完全性に関するあらゆる基準(プラットフォームと製品の機能、ワークフロー管理、CPM分析モデル、新興テクノロジーの導入、CPMライフサイクル関連のユースケース)において、SASが上位に位置付けられたことです。
Chartisのチーフ・リサーチャーであるシダルタ・ダッシュ(Sidhartha Dash)氏は、次のように述べています。「SAS® Viya®プラットフォームにKamakura Risk ManagerとKRIS®が統合されたことで、業界をリードするSASのリスク管理ソリューション(https://www.sas.com/ja_jp/solutions/risk-management.html
)ポートフォリオは大幅に強化されました。データ管理、クレジット・スコアリングからリスクモデリングやコンプライアンスに至るまで、SASのアナリティクスの深さと汎用性により、リスク管理者は信用ポートフォリオのリスクを形成する複雑なダイナミクスを深く理解できます。より緊密で戦略的な視点を持つことで、企業はリスクに関する意思決定をより迅速かつ自信を持って行えるようになると同時に、統合されたバランスシートを正確に管理するという、誰もがうらやむような目標に近づくことができます」
他に類を見ない機能を提供する統合環境
Chartisの「RiskTech100® for 2024」で第2位に位置づけられたSASは、リスク、不正、コンプライアンステクノロジー分野での卓越した能力で知られています。CPMも例外ではありません。Chartisのベンダー分析は、SAS Viya上のSASの強力なCPM機能を、次のように調査しています。
SAS Asset and Liability Management:KRMとその他のバランスシートおよび資本管理ソフトウェアの性能を融合し、統合リスク、流動性、評価、預金シミュレーション、移転価格算定、信用分析にわたりシームレスな機能とワークフローを提供します。オンプレミスまたはクラウドに導入可能で、統合されたバランスシート管理のサポートに必要な基本的なツールとテクノロジーを提供します。
SAS Risk Modeling and Decisioning:ベンダー分析では、リアルタイムのポートフォリオモニタリングと意思決定のための直感的な意思決定オーサリングを備えたSASの広範かつ奥深いリスクアナリティクスと、エンタープライズデータ管理を組み合わせます。オープンソース統合、モデルガバナンス、リネージを備えるSASのデータ準備およびアナリティクスに関する広範な機能は市場をリードしており、SASプラットフォームは、金融機関による最小リスクかつ最速のアナリティクスの構築と導入を支援していると、評価しています。
KRIS:Jarrow-Chava誘導型デフォルト確率モデルの商用アプリケーションを提供する唯一のリスクデータサービスです。行政機関、資産管理会社、銀行、その他公的および民間企業で使用され、76か国、42,000以上の企業で日々更新されるデフォルト確率を提供しています。
重要なのは、SASプラットフォームによって、リスク要因の変化をリアルタイムにモニタリングできることです。ベンダー分析で示されたように、SASプラットフォームは、CPMのライフサイクル全体にわたるモデル管理とストレステストにも優れており、企業は信用ポートフォリオに関するリスク要因を徹底的に評価できます。 さらに、Chartisは、金融機関が気候リスクや環境・社会・ガバナンス(ESG)などの検討事項への対応に必要なリスク定量化を強化するために、より高度なモデリングアプローチを採用できるよう支援するSASの大きな可能性を評価しています。
2024年に何が起こるとしても、適切なリスク管理機能を適切なプラットフォームに導入することで、企業は潜在的な損失を最小限に抑え、ポートフォリオをより不況に強いものにすることができます。
SASのリスク、不正、コンプライアンスソリューション担当シニアバイスプレジデントであるスチュ・ブラッドリー(Stu Bradley)は、次のように述べています。「SASは、データの基本的な課題の克服から総合的なバランスシート管理への取り組みに至るまで、銀行や業界全体を脅かす厳しい金利と流動性リスク(https://www.sas.com/ja_jp/insights/risk-management/liquidity-risk.html
)に企業が立ち向かえるよう支援するトータルパッケージを提供しています。業界をリードする機能を単一の統合プラットフォームに融合することは、SASの大きな差異化要因の1つです。SASは、エンドツーエンドのプロセスをカバーし、エンタープライズ全体のより統合された意思決定のための基盤を提供します」
SASのRiskTech100受賞者スポットライト(https://www.chartis-research.com/custom-insights/7947055/risktech100-2024-winners-spotlight-sas
)では、アナリティクスのリーディング・カンパニーが、人工知能への10億ドルの投資を原動力に、絶えず変化するリスクの中で金融企業がより迅速に、より理想に向かって進んで行けるように支援するためにソリューションをどのように強化しているかについてご覧いただけます。
Chartis Researchについて
Chartis Researchは、リスクテクノロジーのグローバル市場に関する調査と分析を提供する大手プロバイダーであり、Risk and WatersTechnologyなどの市場をリードするブランドを有するInfopro Digitalの一部です。Chartisの目標は、リスク管理、企業ガバナンス、コンプライアンスの向上を通じてビジネス・パフォーマンスの向上を図る企業をサポートし、リスクテクノロジーのあらゆる側面に関する詳細な分析と実用的なアドバイスを提供することによって、クライアントがテクノロジーとビジネスに関する意思決定を下せるよう支援することです。
*2023年12月19日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳(https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2023/december/chartis-leader-credit-portfolio-management.html
)です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。