プレスリリース
グローバル金融サービス事業を統括する新会社が本格稼働〜中期経営計画で掲げる金融サービス事業をグローバルで強化〜
ヤマハ発動機株式会社のグループ会社として2022年11月に米国に設立し、グループ全体の金融サービス事業の統括・支援機能を担う「Yamaha Motor Finance Corporation(以下YMFC)」は、このたび、米国およびカナダの金融サービス事業会社「Yamaha Motor Finance Corporation, U.S.A.」「Yamaha Motor Finance Canada Ltd.」それぞれの全株式を取得しました。また、これまで本社で管轄していた金融サービス事業の運営管理機能の大半をYMFCに移転しました。これによりYMFCはグループ全体の金融サービス事業を統括するグローバル本部として、本格的な活動を開始します。
YMFCでは、これまで本社で担ってきたガバナンスや事業管理機能に加え、市場環境変化に対するより専門的かつ機動的な事業管理、安全かつ確実な資金調達、各市場のノウハウや強みの共有などを実行・支援するとともに、新たに以下の活動を強化していきます。
1. 急激に成長する金融サービス・ビジネスのリスク管理およびガバナンスの高度化
2. デジタル技術革新を積極的に取り込んだイノベーションの推進と事業競争力強化
3. 金融サービス事業に精通した人材のグローバルマネジメントの強化・活用推進
これらの達成のため、それぞれ「統合リスクマネジメント」「イノベーション」「グローバル人材開発」部門をYMFC内に設置します。
今回の米国およびカナダの株式移転に続き、将来的には全世界の金融サービス事業会社を統合し、本社機能の完全移転を予定しています。
当社は、2022年2月発表の中期経営計画において、金融サービス事業を既存事業を支えるための重要なコア事業と位置づけています。グローバルな事業運営体制を確立・強化し、グループ全体の知的・人的リソースを共有・相互活用することにより、お客さまが当社製品・サービスを購入しやすい環境を整え、製品販売・サービス提供の拡大につなげていくとともに、金融サービス事業の持続的な成長拡大を目指します。
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