プレスリリース
〜可とう性を抑えた優れた通線性を有しながらも曲がり管を必要とせずに施工が可能〜
● 再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管「SFVP(TM)」を2024年1月22日より発売
● 優れた通線性が特長で特別高圧電力ケーブルの保護に最適
● 曲がり管を必要とせずに施工が可能であることから省力化に貢献
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)と古河樹脂加工株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区新港195番地、代表取締役社長:久保田哲治)は、再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管「SFVP(TM)」を開発し、2024年1月22日より発売します。
■背景
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、洋上風力発電など再生可能エネルギーの普及拡大が期待されるなか、発電適地から各電力会社の系統に連系するため数十kmにおよぶ送電線路(自営線)を設置する必要があり、敷設コストや建設現場の人手不足が課題となっています。当社では、これらの課題を解決すべく、地中送電路向けとして新たな電力用ケーブル保護管の開発を進めてきました。
■内容
発売開始から55年となる地中埋設管エフレックス(R)シリーズの製造で蓄積した構造設計に関する知見や材料研究の成果および樹脂成型技術を活かして、再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管SFVP(TM)を開発し、2024年1月22日より発売します。本製品は、独自設計により外から力が加わったときにたわむ性質を抑え、優れた通線性を有することから、特別高圧電力ケーブルの保護に適しています。また、曲がり管を必要とせずに施工することが可能なため、省力化にも貢献します。
当社は今後も電線ケーブル用可とう管路材のトップメーカとして埋設管・露出管の技術開発に取り組み、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献するという基本理念のもと、信頼性の高い製品を提案してまいります。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/80752/300_304_20231215122840657bc7e8593f8.jpg
電力用ケーブル保護管SFVP(TM)
『SFVP』は古河電気工業株式会社が商標登録出願中です。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182
■製品に関するお問い合わせ
電線ケーブル用可とう管路材お問い合わせフォーム
https://www.furukawa.co.jp/inquiry/eflex/?id=eflex