プレスリリース

玉川大学出版部（所在地：東京都町田市、代表者：小原芳明）は11月10日（金）、『改訂版 学びの技―14歳からの探究・論文・プレゼンテーション』（著者：登本洋子、伊藤史織、後藤芳文）を刊行する。
これは、2014年に刊行された書籍の改訂版で、テーマの決め方から情報収集の方法、プレゼン資料の工夫まで、実践的・効果的なラーニング・スキルである「学びの技」を紹介した一冊。




　玉川学園で2008年度に始まった中学3年生対象の必修授業「学びの技」。
　テーマ設定から情報整理、ポスターセッション発表、論文執筆までを取り入れた探究学習である「学びの技」の実践を経て、メソッドとしてまとめた初版「学びの技」は2014年に刊行された。

　このたび約10年を経て、授業「学びの技」はさらに発展を遂げ、書籍『学びの技』も改訂を行うこととなった。

　探究学習も一般的になり、生徒自身が自分で学習を進めていくことも大きく着目されるようになってきた。

　今回の改訂では、まずChapterの項目と順序を整理し、特に「論理的に考えること」をより深く掘り下げ、また、学習環境にICTが導入されたことに対応するため、資料のデジタルでの管理やオンライン発表について加筆した。

　伝わりやすいプレゼンテーションの組み立て方や論文の表現についても大幅に加筆。さらに、全体にわたって探究学習で教員や生徒が迷いがちなところへの説明を大幅に加え、ゴールまでの道筋がより明確になるよう初版の一字一句にわたるすべてを見直し、カラーページを増やしてわかりやすさを追求している。
　また、大学生の初年次教育にも適した内容となっている。

◎改訂版　学びの技―14歳からのテーマ探究・論文執筆・プレゼンテーション
　登本洋子（東京学芸大学准教授）・伊藤史織（玉川学園司書教諭）・後藤芳文（玉川学園国語科教諭）　著
　A5判並製・カバー装　168頁
　定価 本体1,800円+税
　ISBN 978-4-472-40631-7


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