プレスリリース
女子美術大学共創デザイン学科による社会人女性対象の「レジリエンスキャリアプログラム(R)」-- 社会で活躍する女性のスキル・キャリアアップ支援
女子美術大学共創デザイン学科(東京都杉並区)では7月から9月にかけて、社会人女性のための「レジリエンスキャリアプログラム(R)」を開講した。これは、すでに社会で頑張っている全ての女性たちを支援することを目的としたもの。多彩な分野の第一線で活躍している講師を招き、「スキルアップ講座」「キャリアアップ講演」「ライフマネジメント講演」のそれぞれで複数の講座・講演が行われた。
女子美術大学は今年4月に共創デザイン学科を新設し、最先端のデザイン・テクノロジーや多様なビジネススキルを学ぶためのカリキュラムを実施。学生の強みとなるスキルとともに「共創力」を身に付けるための教育を展開している。これまでの美術大学の枠を超えた教育内容は、大きな注目を集めている。
同学科ではまた、学生のみならず、すでに社会で活躍している全ての女性たちを支援することを目的として、社会人女性のための「レジリエンスキャリアプログラム(R)」を開講した。
杉並キャンパス1号館Co-labBにおいて7月から9月にかけての毎週土曜日、対面・オンラインの選択が可能な形で実施。受講者にとっては新たなスキルを身につけ、心の糧を得るとともに、仲間づくりの場ともなった。
レジリエンスキャリアプログラム(R)で行われた今年度の講座・講演は下記の通り。
◆レジリエンスキャリアプログラム(R)
《スキルアップ講座》
●ユーザーインターフェース講座
「ユーザー体験(UX)から生み出す、分かりやすく操作しやすいユーザーインターフェース(UI)の基礎」
【講師】大熊裕美子(東芝テック株式会社 リテール・ソリューション事業本部ソリューション企画開発センター デザイン室)
「UI」とはUser Interfaceの略で、顧客が操作する機器のタッチポイント(顧客接点)のこと。たとえばスマホのアプリ画面や、券売機の操作画面、Webサイトなどを指す。「UI」を生み出していくプロセスとして「UX」(User Experience:ユーザーエキスペリエンス)顧客体験を合わせて考えることが大切となる。
講座では、はじめてUI・UXを学ぶ人でもオリジナルアプリのプロトタイプの作成を体験可能。参加者が馴染みのある飲食店のオーダーアプリを生み出すプロセスとして、オーダーする架空の買物客の顧客体験を考える。このUXを元に、分かりやすく使いやすいオリジナルアプリのプロトタイプを作り、UIデザインの面白さを学ぶことができるUI基礎プログラムとなった。
●グラフィックレコーディング講座
「会議をブーストする『グラフィックレコーディング』の効果と使い方」
【講師】澤井香織(株式会社東芝 CPSxデザイン部 デザイン開発部)
グラフィックレコーディングとは、議論の内容をグラフィックを用いて可視化・記録すること。新しいアイデアを生み出す際のやわらかい段階のワークショップや、意思決定をする場での議論の流れを俯瞰的に眺めることができる形にし、参加者に理解や気づきを促す。議論の中には、言葉だけではなく膨大な「情報」や「想い」が込められている。グラフィックレコーディングはそれらをリアルタイムで書きとめ、参加者の頭の中を整理し深掘りする手法として、会議やワークショップに有効とされている。
講座では、明日からすぐに活用できるグラフィックレコーディングの基本から応用までを紹介。講座の半分は実際に手を動かすワークで構成され、楽しんで体験できる内容になった。
《キャリアアップ講演》
●「東京都が取り組む女性活躍推進」
【講師】福島りえこ(都民ファーストの会 党政調会長)
東芝で取り組んだ世界初の製品開発の経験を踏まえて、都議会議員として女性活躍を推進する福島議員が、小池都政の実績や都の支援事業などについて講演した。
●「キャリアを実現するためのスキル」
【講師】田寺尚子(株式会社ヒューマンブレンディ 代表)
女性のキャリアを考える中で、自ら選択して生きるために必要なスキルや心構えについて講演を行った。
《ライフマネジメント講演》
キャリア構築のヒントとなる講演会。工学、医療、デザイン、ビジネスの各分野で活躍する4名の有識者が、キャリアを形成する上で成功と失敗から学んだことを講演した。
●「日常の当たり前に問題提起を」
【講師】長谷川愛(現代美術家)
●「ひとつひとつの成功体験の積み重ね。外資系企業の管理職として自信をもてるまで。」
【講師】桜井公美(プレモパートナー株式会社 代表取締役)
●「『好き』を仕事にする勇気」
【講師】坂雅子(acrylic 代表取締役 デザイナー、バイヤー)
●「企業で主体的に生きていくということ」
【講師】上野ゆかり(芙蓉総合リース株式会社 融資部長)
【URL】
https://co-lab.joshibi.net/2009/
※受講料はコースによって異なります。
※上記の同プログラム2023年度の講座・講演は全て終了しています。
■女子美術大学 芸術学部 共創デザイン学科
【定員】入学定員60名/収容定員240名(4年制)
【場所】女子美術大学 杉並キャンパス(東京都杉並区 和田1‐49‐8)
《学科の特長》
・企業への就職に強い、総合職への就職も見据える
・デザイン×ビジネス×テクノロジー
・一流企業人・実業家による実践授業
・産官学連携による実学教育
・共創型リーダーを育成
・「共創力」を育成
・女性のライフマネジメント教育
《卒業後の進路想定》
ビジネスの中核で創造力を発揮する総合職やビジネスセンスを備えたクリエイターへの就職を目指す。
・職業例:新規事業開発、イノベーション推進、経営企画、営業企画、プロデューサー、ビジネスデザイナー、サービスデザイナー、UIデザイナー、UXデザイナー、ブランドデザイナー、CMFデザイナー など
【URL】
・HP: https://co-lab.joshibi.net/
・X(twitter): https://twitter.com/joshibi_collabo
(@joshibi_collabo )
・Instagram: https://www.instagram.com/joshibi_collabo/
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▼本件に関する問い合わせ先
女子美術大学 広報グループ(担当:橋本・三ツ木・小澤)
TEL: 042-778-6123
E-mail: prs@venus.joshibi.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/