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大阪大学がうめきた2期地区開発プロジェクト(グラングリーン大阪)へ進出 --「大阪大学みらい創発hive」プロジェクト〜先端技術と共に歩む、未来社会の創造と革新

(Digital PR Platform) 2023年10月06日(金)14時05分配信 Digital PR Platform



2024年9月にうめきた2期地区開発プロジェクトとして誕生予定の「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE(ジャムベース)」北街区賃貸棟2階に、大阪大学が新たな拠点「大阪大学みらい創発hive」を設けます。現在も、グランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」の一区画に大阪大学の拠点があり、研究成果の展示や実証実験等に活用しています。グラングリーン大阪では更に広い拠点を設け、基礎工学研究科の石黒浩教授(JSTムーンショット型研究開発事業プロジェクトマネージャー)、生命機能研究科の北澤茂教授(脳情報通信融合研究センター(CiNet)・センター長)、産業科学研究所の八木康史教授(ライフデザイン・イノベーション研究拠点(Society 5.0事業)拠点本部長)が率いる3つのプロジェクトのサテライトラボとして活用します。




 大阪駅前で進められている大規模複合開発プロジェクト「うめきたプロジェクト」により、2013年に先行開発区域としてグランフロント大阪が開業されました。次いで、うめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」が2024年9月に先行まちびらき予定です。
 大阪大学は、グラングリーン大阪の中核機能施設「JAM BASE(ジャムベース)」に600平方メートル近くの拠点「大阪大学みらい創発hive」を設け、3つのプロジェクトのサテライトラボとして活用します。

■研究は''大学から街へ''
 世界的に見て、研究の場は大学から一般社会へ広がりつつあります。研究対象を実社会で生きるさまざまな人々に広げ、また、訪れる人々から得られるさまざまなアイデアを生かしていくことで、研究成果の社会実装をよりリアルな視点から進めることが可能になります。
 この新たな拠点「大阪大学みらい創発hive」では、さまざまなライフステージの人が集う街であることを活かし、実証実験や来街者からアイデアを収集するなど、各研究プロジェクトの社会実験やフィールドワークに活用する予定です。
 さらに、訪れる人にも、アバターや人の心を持った人工の脳「CiNet Brain」などの未来技術の理解を深めていただいたり、未来の心と体の見守りサービスを体験するなど、最新研究に触れていただくことで、街のみなさんに研究成果を還元していくことを目指しています。
 各プロジェクトの名称と代表者、当該拠点での活動内容や研究概要を以下のとおりご紹介します。

【1.誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現】
・代表者:石黒 浩(基礎工学研究科・教授)
 ロボットアバター・CGアバターの体験ルームや遠隔就労ブースを常設し、アバターの研究面や実用面での可能性を来街者に体験していただくことが可能です。また、高齢者や障害者を含むすべての人が、アバターによって能力を拡張しながら快適に過ごせる未来を構想し、未来社会の住居や病院のシーンを展示する予定です。

【2.脳情報を生かした街づくり】
・代表者:北澤 茂(脳情報通信融合研究センター(CiNet)・研究センター長)
 情報通信研究機構(NICT)と連携して実施している脳情報通信研究における共創拠点として、研究成果の展示、脳情報の計測、産官学の研究者の自由な交流、次世代人材育成に資する情報発信、サロンやミニシンポなどの活動の拠点として活用します。

【3.パーソナルデータ活用が創る未来】
・代表者:八木 康史(産業科学研究所・教授)
 日常を見守るだけで、心や身体の健康状態を知ること、人と人の繋がりによる社会的な健康状態を知ることができる未来社会が、すぐそこまできています。そのような未来社会に必須な技術は医療や健診などのデータではなく、表情や仕草、会話など、日常生活でうまれるパーソナルデータから健康を予測できる技術が必要不可欠です。うめきたでは、本人同意の上でモニタ体験いただいた皆様のパーソナルデータを活用し、多様な未来健康見守り技術の研究開発を進めます。

■うめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」について
 JR大阪駅に直結する緑豊かな都市公園、ビジネスから観光まで幅広いニーズを担う南街区、イノベーティブなライフデザインを実現する北街区という、3つのエリアが誕生し、オフィス、ホテル、商業施設、中核機能施設が立ち並びます。
 2024年9月の先行まちびらきで、北街区のホテル・中核機能施設・商業施設および都市公園の一部がオープンし、2025年春頃に南街区のオフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設がオープンすることで賃貸棟全面開業へ。そして、2027年春頃に公園全体が開園する予定です。

●参考―関連ウェブサイト等
・Forbes JAPAN BrandVoice ―大阪大学のうめきた2期地区進出の紹介記事
 https://forbesjapan.com/articles/detail/64911

・グラングリーン大阪
 https://umekita2.jp/

・JAM BASE
 https://jam-base.com/jp/

・大阪大学
 https://www.osaka-u.ac.jp/ja

・AVATAR SYMBIOTIC SOCIETY
 https://avatar-ss.org/index.html

・脳情報通信融合研究センター
 https://cinet.jp/japanese/

・ライフデザイン・イノベーション研究拠点
 https://www.ids.osaka-u.ac.jp/ildi/index.html

●本件に関する問い合わせ先
 大阪大学 研究推進部 研究企画課
 TEL: 06-6879-4848 FAX: 06-6879-7039
 E-mail: research-support@office.osaka-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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