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プレスリリース
「多摩地区社長出身大学ベスト20」で3位という結果を受け、明星大学出身社長の実態調査を実施 --より実態に迫るパネルディスカッションを明星学苑100周年記念事業''多摩共創企画2023''として11月4日(土)に開催--
明星(めいせい)大学(東京都日野市、学長:落合 一泰)は、『2022年東京都多摩地区(東京都の23区、島しょ部以外)社長出身大学ベスト20』(2022年10月末現在、帝国データバンク調べ)で3位というデータが発表されたことを受け、明星大学出身の社長244名に対する実態調査を行い、50人から回答を得ました。調査の結果、明星大学出身社長の98%が中小企業を経営しており、自身の強みとして営業力、人間力を挙げる方が多く、社長就任後の感想は悪かったが一人もいないことがわかりました。調査結果の概要については、以下の内容をご覧ください。
また、2023年11月4日(土)には実態調査の結果を踏まえ、さらに社長の実態に迫るために明星大学出身社長3名が登壇するパネルディスカッションを行います。
なお、本企画は明星大学の設置母体である明星学苑の創立100周年記念事業として展開する「多摩共創企画2023」の一環として行っています。
■趣旨
明星大学の設置母体である明星学苑は、1923年に多摩の地に誕生してから創立100周年を迎えました。創立時にわずか30人の生徒で始まった学苑は、現在では幼稚園から大学、大学院まで約15,000人が学ぶ総合学苑に発展しました。
そのような中、帝国データバンクから『2022年東京都多摩地区(東京都の23区、島しょ部以外)社長出身大学ベスト20』(2022年10月末現在、帝国データバンク調べ)のデータが発表され、1位日本大学、2位中央大学に続き、3位が明星大学となりました。
さらに、これを在籍学生数(2022年5月1日現在)で割り「輩出率」を見ると、明星大学がベスト5の中で一番高い2.09%となります。有力大学が並ぶ中、明星大学が人数、輩出率ともに上位にランクインする結果となっています。(添付画像)
この結果を受けて、明星大学では明星学苑創立100周年企画の一つとして、この244名の社長の実態調査を行いました。
■社長実態調査結果
社長実態調査の結果の概要は以下の通りです。「社長は〇日やったらやめられない」と言われますが、それを検証した結果になっています。
<社長実態調査結果の抜粋>
1. 調査対象
東京都多摩地区(23区・島しょ部以外)の明星大学出身の社長244名に2023年8月にアンケートを郵送し、Webと返送により50名(有効回答率20.5%)の回答を得た。
2. 社長の区分
(1)対象者の特徴
今回の調査対象の社長はどのような会社を経営しているのか。経営する企業の規模は「11人〜50人」が16社(32%)と最多であり、日本のいわゆる中小企業で、本調査はその社長の実像に迫ることになる。(図1)
就任の経緯は「親族から引継ぎ」が26人、「起業」が20人、「内部昇進」2人で、オーナーの親族が52%であるが、起業も40%と多い。内部からの昇進は、社長が引継ぎでも起業でも株式を所有していることからレアである。(表1)
就任年齢は「30代」が23名と最多で、在籍年数は「30〜39年」が16人と最多である。平均では社長は39.8歳に就任し、在籍は23.8年となっており、キャリアの早めに就任し、長期在籍をしている。
(2)社長を目指した時期
一体、社長はいつその地位を目指したのだろうか。オーナーの一人息子で学生時代から継承を当然と考えている学生を見るが、実態はどうなのか。回答をおおぐくりにしてみると、「大学まで」が15人、「平社員」が12人、「管理職・役員」が14人と拮抗しており、特に特定の時期に集中せず、どの層からも社長を目指す人がいることがわかる。(表2)
(3)自分の強み
社長の守備範囲は広い。経営の方針を立て、それを率先して実行し、社員を束ね、経営管理をする。では、自身が考える自分の強みはどの辺にあるのだろうか。結果を見ると、会社の存立継続は社長の「営業力」が必要であり、それが21人と1位になっている。加えて同じカテゴリーの「人間力」が20人となり、「経営戦略」16人や「特定のスキル」10人より多い。企業で必要なのは専門スキルか人間力かという議論があるが、中小企業の社長は圧倒的に人間力であることになる。それは学業だけでは身につかないので、部活やゼミ、アルバイトなどでの集団生活の経験が重要といえる。(表3)
(4)社長になっての感想
本アンケートのコアともいえる設問で、社長になっての感想を聞いた。その結果、5段階評価で、「大変良かった」18人、「良かった」26人、「普通」6人、「悪かった」「大変悪かった」が0人という衝撃的な結果になった。社員に聞いたら、「悪かった」も一定数予想でき、このような極端な結果にはならないだろう。つまり、社長になって悪かったと思う人が一人もいないほど、社長になってよかったと思っている。これほど社長という地位はなった人には魅力的なものとなっている。社長と副社長は100対1ほど違いがあると言われるが、なった者だけがわかる醍醐味は現代社会の最高価値かもしれない。(表4)
※ 図、表の番号はレポート本文の表記を使用。その他の項目を含めたアンケート結果レポート全文をご希望の方は、下記「お問い合わせ先」に記載の「明星大学 就職センター」までお問い合わせください。
■明星学苑創立100周年「明星大学出身社長が語る、社長のリアル」パネルディスカッション
【開催日時】2023年11月4日(土)11時30分〜12時30分
※ 当日は、明星大学「星友祭」(学園祭)を開催しています。
【テーマ】明星出身社長が語る、社長のリアル 〜社長の光と影、本日開示へ〜
【開催場所】明星大学 日野校 大学会館(22号館)3階
【登壇者】3名の明星大学出身社長
※ 「親族から継承」、「自ら起業」、「昇進」の3タイプの社長が登壇します。
【司会】明星大学 客員教授 西山 昭彦
■お問い合わせ先
明星大学 就職センター Email:gad-job@ml.meisei-u.ac.jp
※ 報道関係の方は、レポートの希望、本パネルディスカッション含め、広報チーム宛にお問い合わせください。
■多摩共創企画2023
【Vol.01】講演「グローバルとローカルのなかでの『多摩』の可能性は何か」
2023年10月28日(土) 13時30分〜14時30分
【Vol.02】明星出身社長が語る、社長のリアル 〜社長の光と影、本日開示へ〜 ※ 本企画
2023年11月4日(土)10時30分〜13時40分
【Vol.03】講演「多摩における産業と生活のサステナビリティを考える 〜サーキュラー・エコノミー(循環経済)をキーワードにして〜」
2023年11月23日(木) 15時30分〜16時30分
【Vol.04】産学交流会2023
2023年12月6日(水) 15時〜19時
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人明星学苑 経営企画ユニット 広報チーム
神戸
TEL:042-591-5670
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/