プレスリリース
聖心女子大学の学生が北欧の生活をテーマにしたレジャー施設「メッツァビレッジ」のパンフレットを英訳 -- 英語力を地域連携に活かす取り組み、10月21日にはイベントに協力
聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)英語文化コミュニケーション学科の授業「翻訳を通した企業協力」を受講する学生はこのたび、北欧のライフスタイルを提案するレジャー施設「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)の案内パンフレットの英訳を担当。新パンフレットの配布が開始された。10月21日(土)には1日インターンとして、現地での自然体験イベントにも協力する予定。同大の学生らは、これまで同じ「メッツァ」内にあるムーミンバレーパークと連携を行ってきたが、今年度は「英語力」を地域連携に活かす場をより広げている。
授業「翻訳を通した企業協力」では、これまで、北欧をテーマにした郊外型施設メッツァ内にあるムーミンバレーパークと連携し、企画展の英語展示協力、パークをテーマとした英語教材の開発など、さまざまな企業協力に取り組んできた。連携3年目となる今年は、連携の場を同じメッツァ内に広がる「メッツァビレッジ」にも広げている。
◆「メッツァビレッジ」案内パンフレットの英訳
メッツァビレッジを運営する株式会社メッツァは、同施設の新装パンフレット作成にあたり、英中併記版を作成することを決定。これまで連携実績のあった聖心女子大学英語文化コミュニケーション学科へ協力を依頼し、「翻訳を通した企業協力」を受講する学生等9名が英訳(英中併記のため抄訳)を行った。
学生らは施設の魅力を伝えるためのパンフレットやガイドブックにふさわしい英語表現を学びながら、8月から9月にかけて、翻訳と推敲作業を実施。担当教員らによる監訳を経てパンフレットは完成し、「メッツァビレッジ」訪問者や旅行会社等に広く配布されている。
指導教員はこの取り組みについて「大学で使うアカデミック・イングリッシュとは異なる、人を呼びこみ、案内し、情報を伝え、わくわくもさせる、パンフレット特有の文体に翻訳することは学生にとって挑戦でしたが、皆はりきって作業を重ね、たいへん有意義な機会となりました」と話している。
学生のコメント:
「産学連携授業の一環として、メッツァビレッジを訪れる英語話者の方向けの案内パンフレットの英語翻訳を制作しました。制作にあたっては、海外の観光パンフレットやサイトを参考にしながら、施設の必要な情報を端的に伝えることを特に意識して作業に取り組みました。作業を通して、単語や文の形式といった選択肢から、対象読者に合った表現を選ぶという翻訳の難しさや奥深さを学ぶことができました。」
「このパンフレットが、メッツァビレッジの情報や魅力を広く知ってもらうためだけではなく、メッツァビレッジでの思い出をより楽しいものにするお手伝いができたらとても嬉しいです。今後、本授業では小学生向けの自然散策マップの翻訳にも取り組む予定です。今回の経験を活かしより良い翻訳を作っていけるよう努めてまいります。」
◆メッツァビレッジ内の森でのイベント協力
なお、10月21日(土)には「翻訳を通した企業協力」を受講する学生らが1日インターンとして、メッツァビレッジ内の森でのワークショップ「【英語も学べる自然の大冒険】メッツァの森でお宝を探そう!」に協力する。
これは、森と湖に囲まれた自然豊かなメッツァを舞台にした自然体験イベント。イベント内の<自然×英語の豆知識>パートに、「英語のプロフェッショナル」として学生らが協力する。具体的には、子どもたちを中心としたイベント参加者に、自然と英語にまつわる豆知識・クイズを発表する予定。
イベント協力にあたっては、5月に現地でのフィールドワークを実施。それらの体験に基づき、豆知識やクイズを考案した。その他、イベント準備にも協力をしている。
【イベント詳細】【英語も学べる自然の大冒険】メッツァの森でお宝を探そう!
https://metsa-hanno.com/event/28309/
学生のコメント:
「5月のフィールドワークの体験を活かし、イベント当日に発表する自然に関する豆知識・クイズを英語を使って準備しました。参加者の多くが子供たちであると予想されるため、私たち自身も子供の目線になって、自分が子供の時に、どんな豆知識を知ったらワクワクするか、を考えながら準備を進めました。1つの豆知識から、自然に関する知識はもちろんのこと、同時に英語にも触れられるような内容となっていますので、一緒に楽しく学んでいただけたらと思います。」
●「メッツァ」
・URL: https://metsa-hanno.com/
・アクセス: 埼玉県飯能市宮沢327-6 ( https://metsa-hanno.com/access/
)
(参考)
・英語文化コミュニケーション学科「翻訳を通した企業協力」でフィールドワークを実施
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20230605/14309/
・聖心女子大学が株式会社ムーミン物語と英語学習キット「MOOMINGLISH」を共同で開発 -- 11月から販売開始、ムーミンバレーパークで学べるアクティブラーニング教材
https://www.u-presscenter.jp/article/post-49181.html
・聖心女子大学の学生らがテーマパーク「ムーミンバレーパーク」での企画展のキャプションの英訳を担当 -- 現地での1日インターンも
https://www.u-presscenter.jp/article/post-46358.html
※なお、企画展は現在、山口県立萩美術館・浦上記念館に巡回中。
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課
小島
住所: 〒150-8038 東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5076
FAX:03-3407-5929
メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/