プレスリリース
オートデスク、Revit(R) およびアドインソフトが「土木基本 IFC 検定 2022」の入力検定・出力検定に合格
〜国土交通省の BIM/CIM 原則適用後、国内で初めて IFC 納品に対応〜
オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルー・グレスパン、以下、オートデスク)は、BIM ソフトウェア「Revit(R)」およびアドインソフトが一般社団法人 buildingSMART Japan(以下、bSJ)が実施する「土木基本 IFC 検定 2022」において、入力・出力両方の検定に合格したことを発表します。
Revit(R) と共に当検定に合格した IFC 入出力等に関する拡張機能を提供するアドイン「J tool for Revit(R) IFC 2X3 2023」は、Autodesk App Store にて公開中です。
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土木 IFC 検定認証ロゴ(左: 入力検定、右: 出力検定)
IFC(Industry Foundation Classes) は、buildingSMART International(以下、bSI)によって策定された国際標準(ISO16739:2013)のデータ構造定義で、これまでに国土交通省から公開されたBIM/CIMに関する施策や方針から、今後BIM/CIM活用業務や工事において、IFC検定に合格したソフトウェアによるIFC形式データの納品を規定することが想定されます。
今回、bSJ が IFC 検定で定める 2 種類の検定区分(入力・出力)の内、Revit(R) とアドインソフト「J tool for Revit(R) IFC2X3 2023」の組み合わせで両方の検定に国内で初めて合格し、BIM/CIM 原則適用後の IFC 納品に対応しました。
オートデスクは bSI とも連携し、グローバルにおける OpenBIM の取組みを支援しており、BIM の相互運用性の標準を満たすために、これまでもアドインソフトの開発に尽力し、また業界・テクノロジーをリードする企業と提携し、より優れた、多分野横断のオープンなワークフローを提供してまいりました。
特に日本では、国土交通省の BIM/CIM 原則適用において IFC ファイルによる BIM モデルの相互運用が想定されており、 そのワークフローにおいて必要となる IFC ファイルの入力・出力等を正しく行えるかを確認するため、日本独自の仕様での土木基本 IFC 検定 2022 が実施されました。検定合格に向けて、これまで標準的な Revit(R) 機能では対応していなかった、土木基本 IFC 検定で指定されるフォーマットでの属性情報の書き出しを可能にするなど、さらなる開発を行いました。
オートデスクではこうした OpenBIM の取組みを引き続き支援していく中で、来年度以降の土木基本IFC 検定への準備も進めてまいります。
Autodesk/オートデスクについて
Autodesk はデザインやものづくりの手法を様々な分野で変革しています。環境にやさしい建物やクリーンな自動車、スマートな工場、大作映画まで、ありとあらゆるものづくりにオートデスクのソリューションが使われています。製造から建築土木、メディア & エンターテインメントまでの幅広い分野において、オートデスクは、あらゆるものづくりの変革を実現するプラットフォームカンパニーとして、新たな可能性を実現し、より良い未来を築き上げる世界中のイノベーターを支援します。
詳細については、https://www.autodesk.co.jp/
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