プレスリリース
〜システム運用のあり方を従来の問題解決型から、観測データをもとにインシデントを未然に防ぐシステム改善型へ〜
ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、DX化に伴って複雑化したシステムの統合運用管理を実現するオブザーバビリティ※1サービスを提供開始します。本サービスで、システム運用を問題解決型からシステム改善型に変化させることによって、お客様のシステム全体の最適化・高度化を促進し、さらなるDX推進に貢献します。
■サービス開発の背景・目的
昨今のDX化に伴う様々なクラウドサービス導入により、お客様のインフラシステムの運用管理が複雑になってきています。ICTインフラに強みを持つ当社のオブザーバビリティサービスを導入することにより、複雑化したオンプレミス、マルチクラウド、ネットワークの観測データを一元的に収集、可視化し、問題の根本原因を素早く把握することが可能になります。さらに、システム運用のあり方を従来の問題解決型から、収集した観測データの分析をもとに事前に障害を予見し、インシデントを未然に防ぐシステム改善型へ変化させることにより、お客様のシステムパフォーマンスの最適化・高度化や運用工数の削減を実現することを目的としています。
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■サービスのポイント
クラウド、オンプレミスを問わず、様々なシステムのメトリクスやログを一元収集し、管理、可視化、分析を可能にするプラットフォームサービスを用いて、以下の付加価値を提供します。
1.オンプレを含めたマルチクラウド、ネットワークの統合モニタリング
ICTインフラに強みを持つ当社の知見・技術力による、統合的なモニタリングシステムの設計・導入を支援します。複雑化するオンプレ、クラウド、ネットワークのメトリクスやログを一元的に収集し、「いつ・どこで・なにが起きているのか」を把握可能な統合モニタリング環境を提供します。サイロ化したシステム運用ツールを共通のモニタリングツールへと統合することで、担当部署間の状況の共有が容易になります。
2.オブザーバビリティ(可観測性)向上によるインシデント対応や原因究明の迅速化
様々なシステムのメトリクスやログを一元的に集約し可観測性を高めることで、障害発生箇所の早期発見、観測データの相関分析による迅速な原因究明へとつなげます。また、モニタリングツールの管理やインシデント対応を当社にお任せいただくことで、お客様のモニタリングツールの学習コスト・運用工数を削減いたします。
3.システム改善とさらなる高度化をサポート
システムのモニタリングのみならず、収集した観測データを分析し、システム改善へと活用します。オブザーバビリティサービスは、システムにインシデントが発生してから対応する運用から、インシデント発生を抑制するためのプロアクティブなシステム改善対応を行う運用へと変化させ、システムのさらなる高度化を促進します。
※1 オブザーバビリティ(可観測性):分散されたICTシステムの詳細なデータを収集、可視化し、複雑なシステムの状況を観測可能にする機能。オブザーバビリティを高めることで問題の原因究明の迅速化、システムパフォーマンスの安定化・向上につなげることができます。
■提供メニュー
お客様の運用形態に合わせ、3つのモデルより選択が可能です。各提供モデルは、以下メニューで構成されています。
システムデータを統合したポータルを用いてセルフ運用が可能なLiteモデル
モニタリングツールの管理、インシデント対応などの運用委託が可能なStandardモデル
当社のカスタマーサクセスと組み合わせてシステム改善に観測データ活用を推進するAdvancedモデル
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ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。