プレスリリース
弘前大学が10月30日まで文部科学省「情報ひろば」で企画展示を実施中 -- りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化
弘前大学(青森県弘前市)は10月30日(月)まで、文部科学省「情報ひろば」(東京都千代田区)において企画展示「りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化」を実施。りんご剪定枝を原料とする和紙を活用したねぷたの展示をはじめ、「りんご/さくら和紙研究会」の取り組みをパネルや映像で紹介している。また会場では、同大オリジナル団扇を数量限定で無料配布する。入場無料。
弘前大学は現在、文部科学省「情報ひろば」において企画展示「りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化」を行っている。
「りんご」と「さくら」は弘前市の主要な観光資源であるが、その剪定枝は薪などの燃料として利用されるほかはほとんど有効活用されておらず、多くが廃棄処分されていた。
こうした中、ひろさき産学官連携フォーラム(弘前大学と弘前市が共同運営)は「りんご/さくら和紙研究会」を設置。「りんご」と「さくら」の新しい活用方法として剪定枝を原料とした和紙の作製に取り組み、ねぷたや津軽凧といった伝統工芸をはじめ、お酒のラベルや絵はがき、商品パッケージなど紙製品への活用を目指している。
同展では、「りんご/さくら和紙」の原料をはじめ、絵はがきやお酒のラベルなどの紙製品、同大附属中学校の生徒らが作製したまんじ札などを展示。そのほか、同会の会長を務める廣瀬孝准教授と研究室に所属する学生らを紹介する動画や同大のイメージムービーなどを見ることができる。
今回の展示は、産学官連携による新しい製品やサービスの開発など、青森県の魅力再発見、価値向上等による地域活性化を目指しており、より多くの人々に「りんご」と「さくら」剪定枝の有効活用に関する取り組みや、青森県自体に興味を持ってもらう機会となることが期待される。
◆企画展示「りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化」 概要
【展示期間】 9月12日(火)〜10月30日(月)
【開館時間】 月曜日〜金曜日 10:00〜18:00(入館は17:30分まで)※土・日・祝日は休館
【展示会場】 文部科学省 新庁舎2階 エントランス(東京都千代田区霞が関3-2-2)
【入場料】 無料
【主な展示物】
[パネル]
・剪定枝を原料としたりんご/さくら和紙ができるまで
・りんご/さくら和紙を活用した製品や試作品
・りんご/さくら和紙研究会の取り組み
・ひろふ弘前まんじ札展
・八戸冬季国体で採用された表彰状の紹介
[実物展示]
・剪定枝、パルプ、手漉きや機械漉きの紙等試作品(ねぷた、ラベル、絵はがき)
・八戸冬季国体で採用された表彰状
・附属中学校生徒作製のまんじ札
[映像]
(1)弘前大学イメージムービー「学ぶ街は、暮らす街でもある。」(2021年度)
(2)【弘前大学 研究室探訪!】〜教育学部 木材加工研究室(廣瀬孝准教授)編〜研究室探訪Part1
(3)ATV青森テレビ「いい☆ふる」
(4)【弘前大学 研究室探訪!】〜教育学部 木材加工研究室(廣瀬孝准教授)編〜研究室探訪Part2
(5)弘前大学イメージムービー「学ぶ街は、暮らす街でもある。」(2022年度)
(6)令和5年8月1日(火)出陣|弘前大学ねぷた
(7)弘前大学イメージムービー「学ぶ街は、暮らす街でもある。」(2023年度)
(参考:弘前大学公式サイト内)
・「文部科学省 情報ひろば」企画展示『りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化』を開催
https://www.hirosaki-u.ac.jp/88523/
●ひろさき産学官連携フォーラム「りんご/さくら和紙研究会」
https://hirosaki-forum.jp/study/washi/
●文部科学省 情報ひろば
https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/index.htm
(関連記事)
・弘前大学の教員などによる「りんご/さくら和紙研究会」が提供した「りんご剪定枝和紙」を八戸冬季国体の表彰状に使用 -- 「オール青森」のご当地和紙で国体を盛り上げる(2022.12.22)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-49727.html
▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報・情報戦略課広報グループ広報室
住所:青森県弘前市文京町1番地
TEL:0172-39-3012
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【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/