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アンシス・ジャパン株式会社

Ansysの調査によって60%以上の消費者が航空業界のCO2 排出量を懸念していることが判明

(Digital PR Platform) 2023年08月10日(木)14時33分配信 Digital PR Platform

Ansysの「持続可能な航空に関する調査」では、航空業界の二酸化炭素排出量、飛行の未来、安全性に対する消費者の意識を紹介しています。

60%以上の消費者が航空機から排出される二酸化炭素(CO2)を懸念しており、より環境に配慮した空の旅のためにより多くの費用を支払うと回答したことが、Ansys(NASDAQ: ANSS)が委託した包括的な消費者調査で判明しました。パリ航空ショーで本日発表された持続可能な航空に関する調査では、航空関連の大気汚染に対する消費者の懸念と次世代の航空旅行への期待についても調査しています。
持続可能な航空に関する調査:https://www.ansys.com/ja-jp/resource-center/brochure/education-key-to-aviation-innovation

世界の航空業界のリーダーや組織が2050年までに炭素排出量ゼロを目指す中、航空機メーカーはAnsysの最先端のデジタルトランスフォーメーション技術を採用し、より効率的な航空機、エンジン、推進システムの開発に取り組んでいます。

Ansysの調査に参加した消費者のうち、70%近くが、航空機の安全性に適用される確立された手法を使って、持続可能な航空燃料(SAF)、電動、ハイブリッド電動、水素エンジンなどの代替燃料の技術が広範囲にシミュレーションされ、テストされれば、その燃料源を信頼する可能性が高くなると回答しています。調査のその他のハイライトは以下のとおりです。

持続可能性
· 消費者の大多数がCO2排出を懸念しており(63%)、より環境に優しい空の旅にお金を払う(65%)と回答。
· 今後5年間に、46%が持続可能な航空燃料(SAF)を動力源とする航空機で旅行し、36%が電動、38%がハイブリッド電動、38%が水素を動力源とする航空機で旅行すると回答。
· 消費者の約3分の1(32%)は、二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいる航空会社を利用する傾向がある。

飛行の未来
· ほとんどの回答者(82%)は、時速560マイル(約900km)で飛行する標準的な航空機に対して、時速3,500マイル(約5,600km)で飛行する次世代航空機で目的地により早く到着することに抵抗はないと回答。回答者の50%が、過去に長時間のフライトのためにどこかへ旅行したことがないと答えているように、フライト時間の短縮は消費者にとって大きなメリットとなる。
· 半数以上の消費者(57%)が、生活のどこかで電動垂直離着陸機(eVTOL)に乗ることを期待しており、ストレスの軽減(27%)、道路での怒り(26%)、二酸化炭素排出量の削減(35%)など、毎日の通勤に潜在的な利点を挙げている。
· 調査を行った消費者のほぼ半数(47%)が、生涯のうちに自律飛行する飛行機に乗る用意があると回答。

安全性
· 自律飛行を期待しているにもかかわらず、57%の消費者が最も懸念しているのは、乱気流や飛行制御といった外部または内部の潜在的な問題に対応するパイロットがいないことである。
· SAF動力機のような代替機については、顧客の半数が技術がまだ実証されていないことを心配し、40%近くが技術の失敗を恐れている。



[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2541/74592/700_427_2023080117171664c8bf8c41f9a.png


【上図】Ansysの「持続可能な航空に関する調査」では、航空業界の二酸化炭素排出量、飛行の未来、安全性に対する消費者の意識を紹介しています。

AnsysのSenior Vice President of Worldwide Sales and Customer ExcellenceであるWalt Hearnは、次のように述べています。
「消費者の要求と地球のニーズを満たすために航空業界が変化する中で、消費者調査は不可欠です。Ansysのシミュレーションソリューションは、エンジニアがよりクリーンでスマートなシステムを構築するのに役立つだけでなく、メーカーが消費者との信頼関係を確立するのにも役立ちます。新技術をシミュレーションで仮想的に試験、検証することで、航空機メーカーは持続可能な代替案の実現可能性を実証し、不確実な部分に対する信頼性を築き、次世代の空の旅の可能性を安全かつ効率的に広げることができます」

調査方法
Atomik Researchが実施したオンライン調査では、米国、英国、フランス、ドイツの回答者6,029人が対象となりました。調査フィールドワークは3月8日から15日の間に行われました。
Atomik Researchは、市場調査協会(MRS)の認定を受けたリサーチャーを擁し、MRSコードを遵守する独立系のクリエイティブな市場調査機関です。

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※本プレスリリースは、米Ansys Inc.が2023年6月19日(現地時間)発表したリリースの抄訳です。原文は、https://www.ansys.com/news-center/press-releases/6-19-23-ansys-study-finds-consumers-are-concerned-about-emissions
をご参照ください。

Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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