プレスリリース

弘前大学大学院（青森県弘前市）理工学研究科1年の久末和輝さんがこのたび、特殊詐欺被害の防止に貢献したとして弘前警察署から感謝状を授与された。6月22日にはそれについて学長報告を行い、詐欺被害防止への思いを語った。




　久末さんは5月28日、アルバイト先のコンビニエンスストアで勤務中に、店を訪れた男性に電子マネー売り場を尋ねられた。使用用途を確認したところ、パソコンウイルス除去を名目にした詐欺の可能性があったため、警察に相談するように一緒に勤務していた店員と共に男性を根気強く説得。被害を未然に防いだ。
　この功績に対し、2023年6月6日には弘前警察署から久末さんらに感謝状が授与された。

　6月22日、そのことについて福田眞作学長に報告。福田学長からは「コンビニエンスストアでアルバイトをしている弘大生も多いと聞きます。今回の件をきっかけに、弘大生がいろいろな詐欺被害を未然に防いでくれると嬉しい」と話があった。
　また久末さんは「今回、未然に被害を食い止めることができて良かったです。特殊詐欺による被害は毎年多く発生していると思うので、一人一人が詐欺に対する意識を持って、今回のように未然に防いでいけたらいいのではないかと思います」と、詐欺被害防止への思いを語った。


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/