プレスリリース
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アメリカンビレッジを走る自動運転車「美浜シャトルカート」(左)と、低速電動カート「ミハマシェアカート」
「移動」をより楽しく、より快適に
「沖縄本島のほぼ中央に位置する北谷(ちゃたん)町は、観光の拠点として非常に便利なロケーションにあります。夕陽スポットとして有名な3つのビーチと、アメリカ西海岸を思わせる町並みが人気のリゾートタウンです」
こう話すのは、北谷で次世代交通サービスの構築に取り組むチャタモビ合同会社の代表・長澤将臣さん。同社では、さまざまなモビリティが連携する交通サービスで、より楽しく、より快適な観光の提供を目指しています。その取り組みの一つとして、海沿いルートと呼ばれる同町の海岸通りでは、すでに自動運転レベル3相当の機能を有する当社製「美浜シャトルカート」の定期運行なども始まっています。
沖縄の観光シーンは、コロナ禍で大きな影響を受けました。以前の3分の1ほどまで減ったとされるレンタカーや、タクシードライバーの減少等もその一つです。また、空港利用者の約6割が使うとされるレンタカー等による渋滞も、以前から大きな課題となっていました。こうした課題の解消に向けて、2021年には那覇空港と北谷を結ぶ直行シャトル「北谷エアポートエクスプレス」が開通。このエリアに訪問・滞在する観光客は少しずつコロナ禍以前の状況に近づいています。
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約15分間隔で海沿いルートを走る解放感いっぱいの自動運転車
近距離モビリティで圏内5キロを回遊
大小のホテルが建ち並ぶ北谷には、町内の南北5キロ圏内に、うみんちゅワーフやアメリカンビレッジ等の観光スポット、さらにはアラハビーチをはじめとする美しい砂浜が点在します。
「このエリアの交通環境を整備して回遊性を高めれば、訪れる皆さんに北谷の魅力を満喫していただける。移動が楽しいモビリティの実装を進めることで、それを実現していきたい」と長澤さん。
その一翼を担っているのが、低速電動カートを使ったシェアリングシステム「ミハマシェアカート」です。ランドカーをベースにした解放感のあるオープンな車体で、「リゾート気分を味わいながら4人が同時に移動できる」と利用者からも好評。また、夕暮れ時のシーサイドでは、当社とソニー(株)が共同開発したエンターテインメント電動カート「SC-1」が運行中。次世代MR(複合現実)の映像を楽しみながらのムーンライトクルーズが、ファミリーやカップルなどから人気を集めています。
「目指しているのは、こうした各種モビリティを連携させて、予約・決済はもちろん、ルート検索や乗換・乗継なども一元化したより快適な旅をお届けすること。将来的には、現地での諸手続きを省略できるメンバーシップなども視野に入れています」(長澤さん)
まだ予断を許さぬ状況が続くとは言え、新型コロナの5類移行後、初めての夏休みを直前に控えた南国のリゾート。楽しい乗りものによる快適な移動が、沖縄観光をさらに有意義なものにしてくれるはずです。
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次世代MR映像を楽しみながら移動する「SC-1」。“デジタル水牛車”というニックネームも
■グリーンスローモビリティ
https://www.yamaha-motor.co.jp/gsm/
■チャタモビ合同会社
https://www.chatamobi.com/
■広報担当者より
新型コロナの5類移行後、初めての夏休みを迎える北谷では、次世代交通サービスが生み出す快適な観光を満喫していただこうと、観光客を迎える準備はすでに万端。北谷エリアの回遊性がぐんと高まることで、地域の飲食店等からの期待も高まっています。「オープンな車体で風を受けながら海沿いを走るのは、本当に楽しいし気持ちいい」と大好評の低速電動カート。この夏、皆さんも北谷で体験してみてください!
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL:0538-32-1145