プレスリリース
昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)国際文化研究所では、7月5日、ベトナムの伝統的なアオザイをめぐる論争や革新的なデザインの提案など近年の動向を報告するシンポジウムを開催します。ベトナムの衣服調査結果をもとに現代の動きを探るとともに、あわせて伝統的な染色についても解説します。
◆ シンポジウム
【 日 程 】 7月5日(水)16 : 00 − 17 : 30
【 会 場 】 8号館6階 オーロラホール
【 内 容 】
ベトナムの民族衣装であるアオザイの形式は時代とともに変化しています。最近では、これまでの形式と異なる革新アオザイが登場し、中国との間でアオザイ論争もおこっています。最新のアオザイの現状をご紹介します。また、伝統的な染色方法について、様々な植物で染められた布を紹介しながら解説します。
【 講 演 】
「アオザイの歴史と革新アオザイをめぐる動向」 大泉さやか(国際文化研究所所員)
「ベトナムの伝統的な染色について解説」小原奈津子(環境デザイン学部特任教授)
【 定 員 】 100名
【 お申込 】 7月3日までに下記URLからお申込ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfi00rFqQNNDMe1eZj89GKPixqlw_8OW-dEuBhlSe-2likLwA/viewform
◆ ワークショップ「植物染料を使って染めてみよう!」
【 日 程 】 7月12日(水)15 : 30 − 18 : 00(1回50分を3回 )
【 会 場 】 1号館8階 8L35染色実習室
【 内 容 】
学生による、染色体験ワークショップ。ベトナムでも伝統的な染色材料として用いられる青柿。今回は青柿を材料としてできる柿渋染を体験します。
【 講 師 】 下村久美子(環境デザイン学部教授)
【 定 員 】 各回20名
【 お申込 】 7月10日までに下記URLからお申込ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVz_eokDRvJpgiaIqpokpjqeTI-GgaOtB_MMbewhH54ylHFw/viewform
◆ 展示 ベトナムの衣生活〜衣服調査成果と現代のアオザイ〜
【 日 程 】 7月5日(水)〜8月2日(水)
【 会 場 】 図書館コミュニティルーム(事前申込不要)
【 内 容 】
2005年から実施したベトナムの伝統衣服調査について、アオザイ、アオババなどベトナムの伝統的な日常着の種類や形式の変化、伝統的な染色についての研究成果と、アオザイコンテストの様子、入賞作品を展示します。
※一般の方も観覧・参加可能です。図書館の展示をご覧になる際は、図書館3階のゲート左横インターホンでお知らせください。詳細は図書館HPでご確認ください。
https://library.swu.ac.jp/
「国際文化研究所設立30周年記念 世界遺産ホイアン・日本橋展」
10月25日ー11月29日まで本学にて開催予定。国際文化研究所は、ベトナム政府の要請で1992年から日本文化庁とホイアン旧市街の総合的調査研究を実施し、ホイアンの町並み保存に技術協力しています。2000年にはホイアンの修復活動と世界遺産登録、2013年にはハノイ近郊ドンラム村の国家文化財農村第1号指定と保存技術移転によりユネスコ文化財保存賞を受賞しています。
▼本件に関する問い合わせ先
昭和女子大学 広報部
TEL:03-3411-6597
メール:kouhou@swu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/