• トップ
  • リリース
  • 学生が子ども包括支援センター「みらいく」のロゴをデザイン!新キャラクターも考案、実践女子大が日野市の依頼受け

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

学生が子ども包括支援センター「みらいく」のロゴをデザイン!新キャラクターも考案、実践女子大が日野市の依頼受け

(Digital PR Platform) 2023年06月12日(月)20時05分配信 Digital PR Platform



 実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)は5月29日(月)、東京都日野市の委託を受け制作した(仮称)子ども包括支援センター「みらいく」のロゴマークとイメージキャラクターのデザインを日野市役所で記者発表しました。ロゴマークとイメージキャラクターは、本学と日野市の子育て支援についての連携協定の一環として制作され、本学の生活科学部生活環境学科の学生2人がデザインしました。





■大坪市長がロゴとキャラクターの意義を強調

 記者発表は同日午前10時すぎ、日野市が主催する令和5年第2回市議会定例会前の定例記者会見の席上で行われました。大坪冬彦市長が、市が建設中の「みらいく」に関連する最新トピックスとして紹介。「『みらいく』の思いを伝え、より多くの方に来館いただくためには、視覚的にも分かりやすく、親しみやすいキャラクターが必要と考えた」と語り、ロゴマークとイメージキャラクターの意義を強調。考案した学生2人が会見場でデザインの持つ意味や狙いを説明しました。

■愛称は「ぺたぺたさん」

 イメージキャラクターの愛称は「ぺたぺたさん」です。デザインを担当した学生2人は、トロっと溶けたようなスライム状の形状の由来とともに、「ぺたぺたさん」という名称に込めた思いについて、「『みらいく』がすべての人に常に寄り添い続け、共に歩んでほしいという願いを込めた」などと強調しました。また、「ぺたぺたさん」の青、黄、赤の3配色の由来について、「それぞれ青空、日の出、夕焼けと空の移ろいの色を表現しており、常に変化する感情の移り変わりをシンボライズした」と語りました。


※記者発表で学生が強調したポイント

(1) 生活環境学科4年 学生 留学先のカナダからZoomを通して説明

 「このイメージキャラクターは、日野市内の児童館に通う子どもたちの意見も聴きながら、ブラッシュアップを繰り返して生まれました。最初のキックオフミーティングの際、日野市役所の皆さんから『みらいく』の実現を通じて日野市の子育ての現状を変えたいという強い思いを感じました。イメージキャラクターには住民が寄り添い合いながら新しい自分を発見してほしい、日野市と住民の新しい関係を築いてほしいという思いを込めました」

(2) 生活環境学科4年 学生 記者会見場で登壇して説明

 「ぺたぺたさんを原型としたデザインは、サインとしての活用、キャラクターとしての活用を想定しました。このうち、サインとしての活用は視覚的に分かりやすいデザインとし、看板や館内の案内板での使用を考えました。白黒にしても色の違いが分かるように、パターンを用いた表現としました。またキャラクターとしての活用は、よりかわいらしいデザインとし、チラシやホームページ上などに掲載して『みらいく』を広くPRすることを目指しました。単なるマークとしてではなくて、皆さんに親しみをもってもらえるような活用を願っています」

■制作期間は5カ月

 ロゴマークとイメージキャラクターの検討作業は、2022年11月9日(水)のキックオフミーティングからスタートしました。その後、学内ミーティングや日野市との意見交換会などを行い、2023年4月5日(水)、最後まで残った3案の中から決定しました。

 この間、学生らは8回の学内ミーティングを通じて約5カ月で延べ80案程度のデザインを考案。生活環境学科の高田典夫名誉教授のアドバイスのほか、市内の児童館に通う子どもたちの感想・意見も参考にしながら、デザインのブラッシュアップを重ねました。

 学生らは、制作に伴い経験した苦労について「入れたい思いやメッセージがたくさんあり、それをどうデザインに落とし込むかに苦労しました。また親しみやすさとメッセージ性、実用性をどう表現するかに悩み、何度もデザインをやり直しました」などと振り返りました。

■(仮称)子ども包括支援センター「みらいく」の概要

 (仮称)子ども包括支援センター「みらいく」は、子ども・家庭・地域の子育て機能の総合支援拠点であり、すべての子どもの成長を切れ目なく支援する施設です。親しみやすい施設を目指して子育てひろばや中高生世代支援の場も整備予定であり、2024年度初めのオープンを目指しています。

所在:東京都日野市神明1−13−2 
建物:鉄骨造地上3階建て
建築面積:862.24m2
延床面積:2296.94m2
敷地面積:約1,300m2 学校法人実践女子学園が日野市に無償貸与(※)
環境配慮:太陽光設備や屋上緑化、多摩産材を使用

 ※学校法人実践女子学園が、旧実践女子短期大学(現実践女子大学短期大学部)の神明校地跡地の一部を無償貸与。貸与期間は2020年12月1日から20年間。

■2014年に日野市と連携・協力協定

 学校法人実践女子学園と東京都日野市は2014年2月18日(火)、相互協力・連携に関する包括協定を締結しました。協定に基づき、これまで多彩な官学連携事業を展開しています。

(1)日野市職員名刺デザイン制作

 生活環境学科の学生が日野市の依頼を受け、日野市職員用の名刺をデザイン。2017年2月1日から職員の皆さんが使用しています。

(2)日野市地区センター図鑑の作成や街歩きの企画

 生活環境学科を2019年3月に卒業したOGが、在学中の卒業研究をベースに市内66か所すべての地区センターを網羅した「地区センター図鑑」を2020年度に刊行しました。また現代生活学科を2019年3月に卒業したOGも、2年次から卒業までの在学中に日野市内の多くのまち歩きプランを企画。2人は日野市に対する地域貢献が評価され、2020年7月28日に大坪冬彦市長から感謝状が贈られました。

(3)オンラインまちあるき

 現代生活学科の学生が2023年2月15日、日野市多摩平の地区センター「うちたす」で、「オンラインまちあるき」を11時から1時間ほど開催。地域の皆さんと交流し、2023年春にリニューアルオープンした「うちたす」の活用方法を考えました。



▼本件に関する問い合わせ先
学校法人実践女子学園
経営企画部広報課
住所:〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
TEL:042-585-8804
メール:koho-ml@jissen.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

このページの先頭へ戻る