プレスリリース
ベトナム国への政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件 「ハイフォン市アンズオン浄水場改善計画」について竣工式を開催
山九株式会社(本社:東京都中央区、社長:中村公大)は、株式会社神鋼環境ソリューション(本社:兵庫県神戸市、社長:佐藤幹雄、以下:神鋼環境ソリューション)と、共同企業体を構成し受注した「ベトナム国ハイフォン市アンズオン浄水場改善計画」(以下、本計画)の竣工式が5月12日(金)に開催されましたのでお知らせいたします。
式典には、ベトナム国政府事務局やハイフォン市人民委員会、JICAベトナム事務所、在ベトナム日本国大使館、北九州市などの関係者約150名が出席。本計画は、2018年8月に独立行政法人国際協力機構(JICA)による日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件として、同共同企業体とベトナム国ハイフォン市のHaiphong Water Joint Stock Company(以下、HPW)※1との間で請負契約を締結しました。
アンズオン浄水場はハイフォン市最大の浄水場(処理能力200,000 m3/日)ですが、これまで環境汚染および気候変動に起因する原水水質悪化などの課題を抱えていました。今回納入した、「U-BCF(Upward Flow Biological Contact Filtration)」は北九州市上下水道局と神鋼環境ソリューションが共同開発した高度浄水処理技術で、低コストで効果的に原水中の水溶性汚濁物質の除去や有機物の低減、塩素使用量の低減が可能になります。
本件は当社グループで初めてとなるODA案件です。今後も、事業活動を通じて環境問題を含む社会課題の解決に貢献してまいります。
※1 Haiphong Water Joint Stock Company
:ハイフォン市の水道事業者
【案件概要】
事業名:ベトナム国ハイフォン市
アンズオン浄水場改善計画
契約先:Haiphong Water Joint Stock Company
当社所掌:機器(電気盤類)調達、
機器据付工事・電気・計装工事
施設規模:U-BCF(処理能力200,000 m3/日)、
取水施設等
建設場所:ベトナム国ハイフォン市
アンズオン浄水場敷地内
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