プレスリリース
株式会社グリーンパワーインベストメント(以下、「GPI」)のグループ会社である特別目的会社(SPC)合同会社グリーンパワー住田遠野(2017年11月設立)は、GPIにとって4つ目の開発案件となる風力発電所「住田遠野ウインドファーム」を約2年半の工事期間を経て完工し、2023年5月11日に商業運転を開始いたしました。
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本発電所は、岩手県遠野市および住田町の両自治体に位置し、単機出力4,200kWのべスタス社製風力発電機を27基設置、総出力は113,400kWとなります。発電機は大船渡市の大船渡港から陸揚げされ、現場への輸送、据付、建設等の工事請負は清水建設株式会社が行いました。これは一般家庭の約84,000世帯相当分(参考:遠野市と住田町の総世帯数は約12,000世帯)の電力供給に相当し、年間約10万トンの二酸化炭素削減効果(参考:遠野市と住田町の家庭部門の令和2年度CO2排出量は約5万トンhttps://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/tools/karte.html
)が見込まれます。発電した電力は花巻市東和町にある東北電力東花巻変電所を経て東北電力株式会社へ全量供給します。本事業はプロジェクトファイナンスを組成し、融資期間19年を含む本発電所の長期にわたる運営保守は、GPI及びその関連会社が行います。
開発、工事期間中は岩手県、遠野市および住田町をはじめとする地域の皆様、関係行政の皆様から多大なるご理解とご協力を頂くことで完工に至る事ができました。GPIは、再生可能エネルギー事業の普及を通じて、地域の未来をともに考えていくことを理念に据えております。今後は本事業を通じた地域振興を遠野市、住田町、および地域の皆様とともに取り組んでいく予定です。
■プロジェクト概要
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