プレスリリース
国内最大規模の医療ビッグデータを保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)は、マルチモーダルAI(※1)技術を持つ株式会社エクサウィザーズ(同港区、代表取締役社長:春田真)と業務提携することで基本合意したことをお知らせいたします。AIでMDVの医療ビッグデータを分析し、希少疾患の診断精度向上や潜在患者(正しい病名で診断されていない患者)のスクリーニングに貢献していきます。
※1 マルチモーダルAIとは画像、動画、センサー、音声、テキストなど多様なデータに対応できるAIのこと
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1987/70651/450_230_2023042115272364422ccbec6bd.png
【提携による価値創出のイメージ】
両社が業務提携することで、疾患予測プログラムの開発、医師向けの学習用データ作成など、従来ではできなかった革新的な医療サービスを提供していきます。中でも、希少疾患分野に注力します。また、医療分野におけるデータ駆動型(※2)の事業を確立することを目指します。本業務提携により、2023年度内に新サービスの提供を開始する考えで、その後も順次、新しいサービスを提供していく予定です。
※2 データ駆動型とはリアルタイムでデータを収集し、そのデータを基に意思決定する仕組み
MDVはオープンアライアンス戦略のもと、昨年5月に株式会社ディー・エヌ・エーと業務提携をし、両社で蓄積してきたデータベースを連携することで国内最大規模の保険者データベースを構築しました。これにより健康保険組合データが上乗せされ、国民健康保険加入者、後期高齢者のデータも加わることで、従来からある病院データに加えて保険者データも国内最大規模に拡大しました。利活用可能なデータベースは3月末時点で病院データは4,322万人、保険者データは1,911万人となりました。
エクサウィザーズは2016年の創業時より、AIを利活用したサービスの開発、実装、戦略立案などの事業を展開しており、マルチセクター・マルチモーダル戦略としてAIプラットフォームおよびAIプロダクト事業の両輪を回しながら、独自のアルゴリズム・データを蓄積しています。累計特許出願数は191件、累計特許取得件数は85件(2022年12月末時点)で、ロボット、AIカメラ等のハードウェア領域においても先進技術を保有しています。
本件に関するお問合わせ先
メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報室 担当:君塚、赤羽、汲田
TEL:03-5283-6911(代表) MAIL:pr@mdv.co.jp
関連リンク
株式会社エクサウィザーズ
https://exawizards.com/