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【あおぞら銀行】 BANK The Story

あおぞら銀行のBANK The Storyでは、「これからの人生を豊かにする“気づき”のあるストーリー」をご案内しています。
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人生初から本物を。料理道具専門店「釜浅のこども庖丁」　7,700円
子どもの腕と心を育む自分だけの料理道具を！釜浅商店の「こども庖丁」

子どもに初めての包丁としてどんなものを持たせたいですか？ネットを検索するとたくさんの子ども包丁が出てきます。しかしそのほとんどがセラミックやプラスチック製、キャラクターがついたデザインなど、いかにも子どもじみたものばかりです。今回ご紹介するのは、その対極にある本格仕様の子ども包丁です。商品を手掛けたのは、浅草合羽橋で明治41年創業の「釜浅商店」。プロ仕様のこだわりを持ち、長く使える包丁として、大人になっても愛用できる逸品に仕立ててあります。料理が美味しくなり、道具の良さも伝えてくれる包丁は、使う子ども達の心をも育ててくれるでしょう。

料理が好きになる包丁


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「わーい！　よく切れる」「上手にできたわね」。そんな親子の会話が聞こえてくるような包丁です。刃物の名産地、岐阜県の関で製造されたもので、プロも使用するステンレス鋼「V金1号」を使用。そして刃となる鋼材を別の鋼材で挟み込むという割込み構造で出来上がっています。左右対称に刃がついていて、左右どちらも兼用と、子どもの利き手を選びません。そして「切れ味の持続」と「研ぎやすさ」が特徴です。

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「食材の繊維が壊れにくいので、料理が美味しくなりますよ」と教えてくれたのは釜浅商店の開発担当者兼広報マネージャーの齋藤あゆみさんです。自分の子どもの調理風景を見ていて、疑問に思ったことを商品開発に活かしたという母親でもあります。「子ども達がとある場でカレーを作っていたのですが、包丁が切れにくそうで、力を入れて危ないなと思いました。玉ねぎを切る時は、繊維がつぶれてしまっていてみんな泣きながら、怖いよと言って切っていました」。

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切りにくい包丁で苦労して調理をしていると楽しくなくなり、料理嫌いになってしまいますよね。齋藤さんは、同じ思いを抱いていたスタッフと企画をまとめていきました。サンプルを作り、小学生向けの料理教室で実際に子ども達に使ってもらい、意見も聞きながら、１年半をかけて開発していったと言います。

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「こだわったのは切先とあごの部分です。普通の子ども包丁は丸くなっていて、使えないものも多いですが、そこまで丸めずに機能として使えるものにしました」。じゃがいもの芽をくり抜く時などには「あご」が活躍します。

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その子の人生を彩る良い道具


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釜浅商店では包丁を大切に扱っていただきたいという思いがあり、こちらの「子ども庖丁」も同様です。「私たちは長く使ってほしいと思い商品を手掛けています。（包丁を砥石で）研いで短くなると、カタチが変わり、用途も変わってくるかも知れませんが、それを使ってもらいたいです。道具を大切に、長く愛用するのは日本で作られる包丁のよさでもあります」。子ども用の三徳包丁として開発された「こども庖丁」も、形状が変化したらペティナイフとして活躍するように考えられています。

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©KEISUKE MIYAMOTO

包丁を買うタイミングは、一人暮らしを始めるとき、結婚のときなど、人生の節目が多いと思います。子どもが初めて持つ包丁もその節目の一つです。通販でも購入できますが、都内にある釜浅商店本店では、実際に握った時の感触を確かめ、まな板の上で動かしてみることが可能です。スタイリッシュな店内には、大人も目移りしてしまうような、本格料理道具が幅広く揃っていますので、来店して購入するのも手でしょう。

研いで長く使って、自分だけの形になっていく。それは成長の軌跡を写す鏡のように、その子の人生を彩ってくれるでしょう。店頭、通販ともに無料で名前を刻字してくれるサービスもあります。贈り物としても、喜ばれるギフトになるでしょう。

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Photos: Hiroyuki Joraku　
Words: Tomohiro Tsuchiya


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釜浅商店
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https://www.kama-asa.co.jp/
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東京都台東区松が谷2-24-1
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Tel：03-3841-9357（庖丁売場）
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営業時間：10:00〜17:30
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定休日：無休（年末・年始を除く）
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参考コスト
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釜浅のこども庖丁 7,700円
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参考コスト合計金額 7,700円
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【税込】
2023年1月26日取材


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関連リンク
あおぞら銀行 Bank The Story
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