プレスリリース
未来を担うエンジニアの育成に向け、学術機関に25万ドルの助成金を提供。Ansysのシミュレーションツールを活用した新しく革新的なプログラムを組み入れた学部課程カリキュラムを公募
【主なハイライト】
Ansysは2023年中に2件の公募型プロポーザルを実施し、工学課程のカリキュラムの進化を支援します。
世界各国の教育関係者は、Ansysシミュレーションの導入による既存科目の改革、もしくはカリキュラムの新設に関する企画提案を提出できます。
ペンシルベニア州ピッツバーグ、2023年3月6日―Ansys(NASDAQ:ANSS) は、次世代を担うエンジニアを支援するというAnsysの継続的なミッションの一環として、学生がエンジニアリング業界で活躍するために必要なシミュレーションスキル習熟に向けた最適なカリキュラムの提案に対して、2023年に25万ドルの資金を拠出すると発表しました。全世界の所定の認定教育機関の教育関係者は、Ansysのシミュレーションツールを戦略的に活用した大学の工学部の既存カリキュラムの改革、もしくは新規カリキュラムの開発に関する企画提案をAnsysに応募できます。
カリキュラムにシミュレーションを組み入れることで、より実践的なプロジェクトで学生の学習体験を高め、学生の定着率に好影響をもたらす上に、卒業後の就職に有利に働く需要の高いスキルセットを提供できます。
第1回の公募締切りは2023年3月31日で、学部内の複数のコースにまたがり、少なくとも1年生または2年生のコースにシミュレーションを取り入れた提案が優先されます。2回目の公募は今年後半に行われる予定で、サステナビリティやエレクトロニクスに関連したテーマをカバーする工学部の課程が重視されます。選定された教育機関にはカリキュラム開発に必要な資金として、最大25万米ドルが提供されます。
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【Ansysは、2023年に応募されるカリキュラムに対して25万ドルを拠出することを発表した】
本公募では、Ansysのシミュレーションを新設するコースにどのように取り入れるのか、もしくは既存のコースを、ツールを活用してどのようにより強化洗練させるかについて、提案の概要を募ります。提案される履修課程は、Ansysのテクノロジーと、アクティブラーニングの技法やプロジェクトベースのラーニングなど、実績のある既存の学習方法や評価手法とを組み合わせて構成されていることが条件となります。
既に米デラウェア大学をはじめ多数の教育機関が、Ansysアカデミックプログラムを通じてAnsysのテクノロジーを履修課程に取り入れており、Ansysは、授業や研究で使用するソフトウェアを大幅な割引価格で大学に提供すると同時に、学生には教室外での学習用リソースを無償で提供しています。
Ansysアカデミックプログラム:https://www.ansys.com/ja-jp/academic
「本学では化学および生物分子工学科の基幹コースにAnsysのシミュレーションを取り入れ、視覚化による学習強化、解析解が存在しない場合の計算方法の実証、将来のキャリアのためのシミュレーションスキルの習得などによって、学生の習熟度を充実させる予定です。現在のエンジニアリング界にはシミュレーションが広く浸透しており、学生たちがこうしたツールを使ってエンジニアリングの課題を解決する新たな方法に触れる機会を与えることが重要です。上級生になって、こうした学習の集大成として、設計コースでシミュレーションを使ったプロトタイプを設計できるようになることを楽しみにしています。」(デラウェア大学工学部のWilliam H. Hartt IV教授)
「今日のエンジニアリングにおいて、シミュレーションやコンピュータ支援設計(CAD)ツールは不可欠な要素であり、特殊な物ではなく、必須の標準的なツールセットです。Ansysは学生に直接シミュレーション体験を積むことのできる学習機会やリソースを提供し、次代を担うエンジニアがデジタル変革に対応していけるよう尽力しています。」 (Ansys, 最高技術責任者(CTO)兼Ansysアカデミックプログラム エグゼクティブスポンサー、Prith Banerjee)
本公募の詳細および応募資格、主要日程等については、AnsysFunded Curriculumをご覧ください。
AnsysFunded Curriculum:https://www.ansys.com/academic/educators/funded-curriculum
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※本プレスリリースは、米AnsysInc.が2023年3月6日(現地時間)発表したリリースの抄訳です。原文は、https://www.ansys.com/news-center/press-releases/3-6-23-ansys-announces-inaugural-open-call-to-academia-for-funded-curriculum-proposals
をご参照ください。
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Ansysについて
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイディアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
確信をもって飛躍へ
1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、https://www.ansys.com/ja-jp
をご覧ください。
アンシス・ジャパン株式会社(ANSYSJapan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のエンジニアリングシミュレーションソフトウェア、およびシミュレーションによるソリューションを日本のお客様に提供するために、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。
本件に関するお問合わせ先
アンシス・ジャパン株式会社 マーケティング部 岩本