プレスリリース
崇城大学デザイン学科の学生が南阿蘇産ビールのラベルを制作 -- クラウドファンディング「ビールの生まれる郷プロジェクト」の返礼品
崇城大学(熊本市西区)芸術学部デザイン学科3年生のシャムスル・アバディ・ビン・ラムリさんがこのたび、南阿蘇産ビールのラベルデザインを制作した。このビールは、一般社団法人GIAHSライフ阿蘇が、クラウドファンディング「ビールの生まれる郷プロジェクト」によって醸造したもの。同プロジェクトは、南阿蘇ケアサービス株式会社(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)が運営する障がい者就労支援施設「LABみなみ阿蘇」(就労継続支援B型事業所)の農福連携事業として実施された。同大のデザイン学科では、クラウドファンディングを支援したハイコムウォーター株式会社(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)への返礼品とするビール専用のラベルデザインコンペが行われていた。
阿蘇は「九州の水がめ」ともいわれ、「水の生まれる郷」のキャッチフレーズで知られる南阿蘇ではいたるところに水が湧き出ている。「ビールの生まれる郷プロジェクト」は、同地の白川水源の水と南阿蘇の原料だけでビールをつくることを目的として実施された。
今回の学科内デザインコンペにあたり、学生はこのビールについて調べるために夏のホップの摘み取りに参加。一連の作業を通して体験した南阿蘇のホップ畑や水資源、ビールをイメージしながらラベルをデザインした。
選考の結果、デザイン学科3年生のシャムスル・アバディ・ビン・ラムリさん(マレーシア出身)の作品が選出。作品は、ホップの鞠花の図案化と阿蘇山の稜線を水色で表現するなど、ミネラルウォーターメーカーのイメージ、企業ロゴの色を配色したインパクトのあるラベルデザインに仕上がっている。
返礼品のビールは、2023年2月に納品された。
◆「ビールの生まれる郷プロジェクト」
2021年12月〜2022年3月にかけて募集された、ホップ栽培の棚を製作するためのクラウドファンディング。全体コーディネイトを一般社団法人GIAHSライフ阿蘇が担当し、南阿蘇ケアサービス株式会社(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)が運営する障がい者就労支援施設「LABみなみ阿蘇」(就労継続支援B型事業所)の農福連携事業として行われた。詳細は下記のグローカル・クラウドファンディングHP(肥後銀行)より。
・URL: https://www.glocal-cf.com/project/minamiasobeer
▼本件に関する問い合わせ先
崇城大学 芸術学部 デザイン学科
助教 馬頭亮太
住所:熊本県熊本市西区池田4-22-1
TEL:096-326-3736
メール:bato810@art.sojo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/