プレスリリース
神戸女学院大学大学院 公認心理師試験の合格率100%を3年連続で達成 -- 人間科学研究科臨床心理学分野から受験した全員が合格
神戸女学院大学大学院(兵庫県西宮市)人間科学研究科臨床心理学分野の修了生が、2022年度に行われた第5回公認心理師試験を受験し全員が合格した。このたびの全国平均合格率は48.3%で、同大学院の合格率100%は2020年度、2021年度に続き3年連続。合格者たちは今後、教育・医療・福祉等、多様な領域で専門職として活躍していく。
公認心理師とは、国民の心の健康を保持・増進するために、保健医療、福祉、教育、その他の分野において、質の高い心理支援を提供することを目的として制定された心理専門職初の国家資格。大学の学部で一般心理学や医学などの科目を履修し、卒業後、指定された科目を開設する大学院に進むか、省令で定められたプログラムを設けた施設で2年間の実務についた者に、受験資格が与えられる。
神戸女学院では、2017年に施行された公認心理師法に従って、2018年4月より公認心理師のためのカリキュラムを同大の学部と大学院で同時にスタートさせた。長年にわたる臨床心理士養成指定大学院として、心理臨床実践と教育・訓練の実績を生かした教育を行っている。
2022年度に行われた第5回公認心理師試験においては、同大学院からの受験者全員が合格。同大学院の合格率100%は2020年度、2021年度に続き3年連続である。(全国平均合格率48.3%)
同大の心理学の学びの特徴としては、「臨床心理」「行動科学」「福祉」など幅広い領域から、学生自身が学びを選択できることが挙げられる。さらに公認心理師と臨床心理士の受験資格が得られる大学院の養成課程が直結して存在しており、安心して学び続けることができる。
2024年4月には心理学部が開設され、心にかかわる知識と技能で、人と社会をつなぐ架け橋として活躍する卒業生がますます増えていくことが期待されている。
神戸女学院では今後も、少人数での質の高い実習や演習、小規模ならではのきめ細やかで丁寧な指導によるカリキュラムを実施することで、真の臨床実践力を身につけた公認心理師を養成し、現代社会に貢献していく。
(参考)
・公認心理師(国家資格)とは? (心理・行動科学科ウェブサイト)
https://h.kobe-c.ac.jp/p/cpp
・神戸女学院大学大学院 人間科学研究科ウェブサイト
https://h.kobe-c.ac.jp/g/
・神戸女学院大学 心理・行動科学科ウェブサイト
https://h.kobe-c.ac.jp/p
・新学部「心理学部」開設予定(設置構想中)
https://newfaculty.kobe-c.ac.jp/
(関連記事)
・2024年4月 国際学部・心理学部を新設します(いずれも仮称 ・ 設置構想中)(2022.10.20)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-49214.html
【更新】本文2つ目のブロック、および(参考)(関連記事)の箇所を追記しました。(2023.02.20 14.40)
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