プレスリリース
大阪国際大学経営経済学部がロボット介護機器メーカーのマッスル株式会社との産学連携学修を展開 -- ビジネスによる社会課題の解決を体験
大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)経営経済学部経営学科では、マッスル株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:玉井博文)との産学連携学修を展開。介護ロボットの製造を行う同社から社長の玉井博文氏やヘルスケア部部長の尾形成美氏を招いて講習を受けた。また、3年生を対象としたセミナーでは会社を訪問し、実際に介護ロボットを操作したほか、介護される側の立場を経験した。
高齢化社会である日本では、将来「介護」の担い手が不足すると認識されており、大きな社会課題となっている。
介護に対してはネガティブなイメージを持ってしまいがちだが、マッスル株式会社は、技術により介護を「つらいもの」ではなく「日常生活」に転換することを実現している。
同社では「介護ロボットを使うことは、介護をする人の負担を軽くするだけでなく、介護をされる人にとっても安心・安全で心地よい。そして、介護を受けながら社会に関わっていくことが当たり前になる」として、みんながいきいきと生活できる世の中を実現するために技術を高めてきた。
大阪国際大学経営経済学部経営学科ではこうした同社の理念に賛同し、産学連携学修を展開している。
昨年11月には玉井社長が事業を通じた社会貢献について講義し、事業発展の経緯やビジネス現場のエピソードを語ったほか、ヘルスケア部部長の尾形氏によるビジネスコミュニケーション演習が行われた。
また、今年1月には3年生を対象としたセミナーを実施。学生らはマッスル株式会社の本社を訪ね、実際に介護ロボットを操作して介護する側・される側を体験することで「つらくない介護」が実現できることを学んだ。さらに、社内に展示されたさまざまなロボットの説明を聞き、優れた技術がどれほど大きく社会に貢献するのかを理解することができた。
こうした産学連携学修によってビジネスによる社会課題の解決を体験することで、学生らは将来仕事に向き合うモチベーションを大きく向上させた。
同学部では今後も、社会貢献にフォーカスしたビジネス体験の場をさらに発展させていく。
【講演会スケジュール】
<サービス・マーケティング>
◆2022年11月8日(火) 13:00〜14:30
「皆にチャンス 万博に関わって人生を豊かに!!」
講師:玉井 博文氏(マッスル株式会社代表取締役社長)
<ビジネスコミュニケーション演習>
◆2022年11月30日(水) 14:40〜16:10
「つなぐ〜伝えることの大切さ」
講師:尾形 成美氏(マッスル株式会社ヘルスケア部部長)
<セミナーIII>
◆2023年1月12日(木) 16:30〜17:30
「人を幸せにする技術 介護ロボットで三方よし」
場所:マッスル株式会社本社(大阪市中央区今橋)
講師:玉井 博文氏(マッスル株式会社代表取締役社長)
尾形 成美氏(マッスル株式会社ヘルスケア部部長)
◇参考URL
〈大阪国際大学 経営経済学部〉
https://oiuvoice.com/fbae/
〈マッスル株式会社〉
同社の社名は「人間の筋肉のように、しなやかに動くロボットを作りたい」という思いに由来。工業用刺繍ミシンをはじめ、人工呼吸器などの医療機器、半導体・HDD製造、検査装置等の様々な分野で採用され、ユニークな制御のスペシャリストとして業界で高い評価を得ている。
https://musclecorp.com/
(発信元:大阪国際学園法人本部事務局総務課)
▼本件に関する問い合わせ先
大阪国際大学
経営経済学部 経営学科
准教授 出野和子
住所:大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL:06-6902-0791
FAX:06-6902-8894
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/