プレスリリース
FabLab※ JOGIAを運営するインドネシア・ガジャマダ大学の教授らが本学を訪れ、情報理工学部が運営するファブスペース(デジタルものづくり工房)を視察した。
京都産業大学の「ファブスペース」は、2018年にオープンした学生らがデジタル工作機器を使った学修や研究などを日常的に行える施設で、3Dプリンタやレーザーカッター、UVプリンタなどの最新のデジタル工作機器を取り揃えている。
このたび、FabLab JOGIAを運営するインドネシアのガジャマダ大学から、Djagal Wiseso Marseno教授、Adi Djoko Guritno農産業工学科長、Agustinus Winarno講師が来学し、施設見学とデジタルファブリケーションについてディスカッションを行った。
ディスカッションでは、デジタルものづくり工房の運営方法やプロジェクトやワークショップを通じた学生の能動的な育成について意見交換を行った。
また、FabLab JOGIAのあるジョグジャカルタ特別区と京都府は姉妹都市であり、伝統文化、工芸等の両地域の共通項をテーマにデジタルものづくりを通じたオンラインでの遠隔コラボレーションの可能性について議論した。
今回の取り組みについて、デジタルものづくりのカリキュラムや施設運営のプレゼンテーションを行った本学情報理工学部の伊藤 慎一郎准教授は「双方の施設で3Dプリンタやレーザーカッター等のデジタル工作機械を共通で備えており、その設計図となるデジタルデータをインターネットで共有することで遠隔でのものづくりでの共創が可能となる。デジタルファブリケーションの特性を活かし、国際コラボレーションを実施していきたい」と語った。
※FabLab
「ほぼあらゆるもの(''almost anything'')」をつくることを目標とした、3Dプリンタやカッティングマシンなど多様な工作機械を備えた市民ワークショップとそのコミュニティ。世界中に存在し、市民が利用できる事が特徴。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
関連リンク
・【情報理工学部】インドネシアのガジャマダ大学FabLab関係者が情報理工学部ファブスペースを来訪!
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2022_ise/20221205_196_GadjahMada.html
・京都産業大学キャンパスWebマガジン サギタリウス「学内で自由にモノづくり!14号館1階にある『ファブスペース』とは一体何なのか?!」
https://www.kyoto-su.ac.jp/about/koho/sagi/2020/03_01_sagi.html
▼本件に関する問い合わせ先
京都産業大学 広報部
住所:〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
TEL:075-705-1411
FAX:075-705-1987
メール:kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/