プレスリリース
びわこ成蹊スポーツ大学が滋賀レイクスと共同で「びわこクリーンウォーク」を実施 -- SDGsとスポーツを融合させた清掃活動を学生が企画・運営
びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)は12月3日、アカデミックパートナーとして契約を結んでいるプロバスケットボールチーム・滋賀レイクス(滋賀県大津市)と共同で、SDGsとスポーツを融合させた清掃活動「びわこクリーンウォーク」を行った。企画・運営を担当したのは同大2年次生の奥村裕斗さんと関和音さん。当日は、第1部として滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤佑一氏による講義を行った後、第2部でウォークラリー「スポーツチャレンジ」と「クイズチャレンジ」を実施。約200名の参加者が、楽しみながら清掃活動を行った。
びわこ成蹊スポーツ大学と滋賀レイクスは、2015年からアカデミックパートナーとして契約を締結。これまでに、インターンシップ実習生の受け入れやチームスタッフによる連携授業などを展開している。
このたびの活動は、SDGsとスポーツを融合させたスポーツ大学らしい取り組みとして、「ウォークラリーを通して、楽しくみんなでSDGsを学ぼう」をテーマに行われた。
当日は、まず第1部として環境学習「SDGs・MLGsについて学ぼう」を実施。滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤氏が講師を務め、環境保全に取り組む理由について大人にも子どもにもわかりやすく講義を行い、参加者はSDGsについて改めて見つめ直した。
講義の最後には、マザーレイクゴールズ(MLGs)を「からだ」で表現する体操「MLGs体操」を全員で行い、楽しいウオーミングアップの時間となった。
第2部のウォークラリーでは、「スポーツチャレンジ」と「クイズチャレンジ」を実施。
個人戦の「スポーツチャレンジ」では、レイクッド(滋賀発の木の棒で的を倒す競技)、バスケットボール、サッカーの3種類のスポーツを行った。
グループ戦となる「クイズチャレンジ」では、グループリーダーがさまざまなジャンルのクイズを出題し、グループとして回答。最後にスコアが高かった人やグループに、レイクス所属の男子バスケットボール日本代表・テーブス海(かい)選手のサイン入りグッズをプレゼントした。
1時間を超えるクリーンウォークで歩いた距離は、琵琶湖1周分に相当する200kmにも達し、約200名の参加者は楽しみながら清掃活動を行った。
奥村さんはこのイベントの企画に取り組んだきっかけについて「一から物事を考えて創り上げていく経験は絶対に将来役に立ちますし、今からそのスキルを身につけようと手を挙げました」と話した。
関さんは大変だったことについて「課題ができてくるたびに改善策を考えて、乗り越えたと思ったら別の課題が生まれて、の繰り返しでした。そうやって仕事は進めて行くものだとわかり、とても良い勉強になりました」と手応えを感じていた。
今回のイベントを通して、ゴミを拾うことや、そもそもゴミを出さないようにするなど、参加者が環境に対しての向き合い方を変えるきかっけとなることが期待される。
なお、この取り組みは、スポーツ庁の委託事業「令和4年度大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」の採択を受けて実施された。
(参考:びわこ成蹊スポーツ大学公式サイト内)
・滋賀レイクス × びわこ成蹊スポーツ大学 「びわこクリーンウォーク」を実施しました!
https://biwako-seikei.jp/news/1175
(関連記事)
・びわこ成蹊スポーツ大学がスポーツ庁委託事業「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択(2022.10.28)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-49275.html
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