プレスリリース
新座市「パープルリボンパネル展」に社会情報デザイン学科 川瀬ゼミが参加、学生が制作したオリジナルポスターの展示と来庁者へ呼びかけを実施|十文字学園女子大学
十文字学園女子大学(住所:埼玉県新座市、学長:志村二三夫、以下、本学)社会情報デザイン学部 社会情報デザイン学科の川瀬基寛ゼミは、11月15日(火)から22日(火)新座市役所にて開催された、DVなど女性への暴力をなくす運動の一環の「パープルリボンパネル展」に参加いたしました。
「パープルリボンパネル展」は、内閣府が定める「女性に対する暴力をなくす運動」(期間:11月12日から25日)に合わせて、新座市によって企画、開催されました。
川瀬ゼミは、2014年に埼玉県男女共同参画課とのコラボによるデートDV防止啓発パネル制作にはじまり、練馬区男女共同参画センターでのパネル展に協力するなど継続的に活動してきました。今回、新座市内の大学で、地域連携という視点から、参加のお声がけをいただきました。新座市とのコラボレーションは今回が初めてとなります。
期間中は、女性に対する暴力根絶により女性の人権を守るため、被害にあっている人が周りの人にためらいなく相談できるようになること、加害者にならないためにはどうしたらよいのか、を考えるきっかけづくりとして、同ゼミの学生が本展のために作成したポスター(A1サイズ)全10点の作品が展示されました。ポスターのデザインは学生の中で「パープルリボン」について理解を深め、様々な視点からアイデアを出し、全員で講評し合いながら制作しました。
11月18日(金)には、「パープルリボンの作成を来庁者に呼び掛けるイベント」へ参加し、展示したポスターの説明を行うことで、デートDV防止の啓発に努めました。
川瀬ゼミ代表 沓掛愛美さん(社会情報デザイン学科3年生)のコメント
殴る蹴るなどの身体的被害より、SNSでの束縛などの精神的被害の方が身近に感じられたので、SNSでの束縛をテーマにポスターを制作しました。5人に1人が被害を受けている現状があり、その多くの人が、束縛や嫉妬を愛情と履き違えている傾向があります。デートDVは誰でも身近に起こりうる問題であり、自分たちだけで解決するにはとても難しい事だと思います。もし自分が相手に傷つけられた、または傷つけてしまったら抱え込まずに信頼できる人に相談して一刻も早く解決して欲しいと思います。そしてデートDV被害が少しでも減ることを願っています。
川瀬ゼミ 東方美月さん(社会情報デザイン学科3年生)のコメント
ポスター制作にあたってSNS上でのデートDVを深く調べていくうちに、最近はネットやアプリの技術進化に伴って問題が複雑化、深刻化していることを知りました。形には見えないけれども、着実に心を蝕んでいくデートDVの実情を知ってほしいと思い、その問題意識をポスターの内容に込めて作成しました。
■ 社会情報デザイン学部 社会情報デザイン学科 のご紹介
社会情報デザイン学科では、「超スマート社会」の実現を見据え、自ら学び続けながら、文系理系の枠を超えて身の周りの課題を理解し、解決に結びつけることができる人材を育成します。そのため、〈多様性を尊重するチカラ〉を基盤に、社会学を基礎としつつ情報技術やマネージメントなど幅広い科目を学ぶことで〈知るチカラ〉を養い、「企画構想ラボ」を中心に課題に取り組むことで〈かたちづくるチカラ〉を養うカリキュラムを用意しています。文系も理系も越えて一人ひとりの強みに合わせて学びを組み立てることが可能です。
<ご参考URL>
本学科紹介ページ: https://www.jumonji-u.ac.jp/design/design/
紹介ムービー: https://www.youtube.com/watch?time_continue=28&v=HUOIjFzro4M&feature=emb_logo
■川瀬基寛ゼミについて
研究分野・専門:メディアリテラシー/コミュニケーションデザインの研究・実践
川瀬ゼミは「デザイン(作品)制作」と「どのような視点で作られているかを分析する」という2つの軸を並行させていき、2つのアプローチから「情報を取捨選択し構成し発信する基本的な能力=メディアリテラシー能力」の獲得も目指し、幅広く制作・探求・研究しています。主な活動としては、地域連携(自治体、企業)や大学内のデザイン支援や映像制作などの実践、ギャラリー(東京・原宿)での展示会の企画・開催をしています。
▼本件に関する問い合わせ先
十文字学園女子大学 広報部 広報課
原・野口
住所:埼玉県新座市菅沢2-1-28
TEL:048-477-0555
FAX:048-478-9367
メール:kohoka@jumonji-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/